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30年分の文藝のバックナンバーと三島由紀夫の初版本!


著者の本棚。90年代の『文藝』のバックナンバー。

#わたしの本棚

自慢じゃないが、ほぼ30年分の文藝のバックナンバーを持っている。
このバックナンバーをどこで手に入れたんですか? と聞かれたら、『ブックオフ』と答える。

平成文学史を網羅するバックナンバー。

どういう経緯でブックオフに売られていたのか、分からないけど、私は運が良かったと思う。
先日、新胡桃さんの『何食わぬきみたちへ』における差別的表現で抗議の記事をアップしたが、彼女が芥川賞ノミネートから落選したので、役目を終えたと思い、記事を削除し、原点に戻り、この記事を書くことにした。

柳美里さんの『JR上野公園口』が載った号も、山下紘加さんの『ドール』も。

本棚にあふれるほど、たくさんのバックナンバーがあるのだが、ほかにも私には自慢できる本がある。


三島由紀夫の初版本、春の雪。
帯付きの三島由紀夫の初版本。
この暁の寺は一版本。何と三島由紀夫による栞もある。
三島由紀夫の10代の頃の詩を特集した本。

ブックオフではごくたまに文豪の初版本が売られていることがある。
神保町界隈で買えば、高額な初版本もブックオフなら100円ほどで買える。
実際、文藝のバックナンバーも1冊当たり、100円だった。
本棚に本があふれるのが悩みだけど、この初版本やバックナンバーだけは、手放せない……と思うほど、貴重だと思う。

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