【集客】人気サービスの初期ユーザーの獲得方法【インスタ・エアビー・Slack等】
こんにちは、学生起業家のあつぎです!
世の中にはTwitterやインスタといった、
人気のアプリがたくさんありますよね。
世界中で数100万人以上のユーザーから絶大なる人気を誇っているサービスにも、必ず初期ユーザーがいました。
多くのサービスがユーザー獲得に苦しむ中で、人気サービスはどのようにして無名の頃にユーザーを集めていったのか、その戦略を見ていきましょう!
やや紹介する数が多いので、知ってるサービスを
ちょっと見てみるのがおすすめです。
①Airbnb
創業: 2008年8月
初期ユーザー獲得方法: ブロガーへのコンタクト
デザインカンファレンス(外国のイベント)の来場者に知ってもらうために、
✅デザイン関連のブログにかたっぱしからメール
✅記事にしてもらった
直後に最初の宿泊者を獲得。まだ具体的なサービスができていない状態だったけど、その時のアイディアをその後AirbedandBreakfastというサービスに進化させ、カンファレンス参加者たちをターゲットとして広がっていきました。
最近、人気のある宿泊サービスですね。
知らない人はググってみるのもいいですよ。
②Amazon
サービス開始: 1995年4月
初期ユーザー獲得方法: 口コミ
オンラインで書籍を売るモデルでスタートしたAmazon.comですが、その頃にはすでに世の中にはいくつかの類似サービスが存在してました。
開発に関わった人々全員が、サイトのURLを家族や友人に送ることで、その存在を知らせ、それが、初期の売り上げにつながったのです。
Amazonで一番最初に買い物をしたのは、John Wainwrightという名前の男性。実は当時のスタッフの元同僚であるJohnにAmazonを紹介したことで、1995年の4月3日に科学系の本を購入。最初の顧客ということで、現在でもシアトルのAmazon本社には彼の名前のついたビルが存在しています。
以外にAmazonは口コミなんですね。
知人に送るってのは確かに戦略としてはアリですね。
③Apple
創業: 1976年4月
初期ユーザー獲得方法: 地元の展示会で発表
ファウンダーのジョブズとヴォズニアックがDIYで作成したサーキットボードをHomebrew Computer Clubと呼ばれる地元の展示会で発表したことで、パソコン販売店を営んでいたPaul Tellerと出会いました。そこで、単価$500×50ユニットの受注を受けたそうです。
当時パーツを仕入れるお金が無かった二人は、大手製造業者に納品30日後の支払い条件での部品提供契約を取り付け、それにより、30日以内に50台のサーキットボードを作り上げ、納品時に売り上げを受け取ることで資金を繋いだそうです。
アイデアを売ってお金にしたんですね。
アップルでも、はじめはここから始まったのです。
④Facebook
サービス開始: 2003月(初期のFaceMash)
初期ユーザー獲得方法: 個人的な招待+口コミ
有名な話ですが、初期のFacebookはザッカーバーグの通っていたスタンフォード大学の学生向けのサービスとして開始しました。
初期の頃はThe Phoenixと呼ばれるサークル内を中心に、ファウンダー達のクラスメイトや友人がユーザーとなり広がっていったそうです。
2004年の2月のリリースから1ヶ月以内で、ハーバード学生の約半分が利用を開始し、その後スタンフォードやコロンビア、イェールといった大学にも広がっていったんですね。
⑤GitHub
創業: 2008年
初期ユーザー獲得方法: 口コミ+公開プロフィール
GitHubが2008年にリリースされる頃には、すでに6,000人ほどのベータユーザーを獲得してました。
デベロッパー向けのオープンプラットフォームであるGitHubは、その性質上、デベロッパー同士で、コードの共有リンクをシェアし合うようになり、リンクを受け取ったユーザーがベータユーザーとして登録し始め、募集開始から約二ヶ月あまりで、6,000人のベータユーザーを獲得したそうです。
⑥Instagram
サービス開始: 2010年10月
初期ユーザー獲得方法: 口コミ
インスタはその原型となるBurbn (バーボン) というHTML5をベースにしたチェックイン型ソーシャルアプリとしてリリースされました。
その当時はチェックインアプリとしてFour squareが人気を集めており、人気を集めるのに苦戦をしていたそうです。
一方で、ファウンダーのKevinとMikeは、ユーザーがチェックイン機能よりも写真のアップロードを頻繁に行っている事に着目し、フォトシェアリング専用のアプリとして、Instagramに作り替えて再リリースを行いました。
Burbnの初期ユーザーを集めるために、Kevinはシリコンバレー地域のスタートアップ関連イベントに出席しては、会う人にアプリのインストールをしてもらったそうですね。
中には投資家もおり、口コミでアプリが広がっていきました。Instagramに作り替える頃には、すでに25,000のユーザーを獲得しており、彼ら全員にInstagramのリリース告知を行うことができたみたいです。
⑦Microsoft
創業: 1975年4月
初期ユーザー獲得方法: ハッタリ+電話営業
世の中にパソコンというものが普及すると考えていたファウンダーのビルゲイツとポールアレンは、パソコン製造メーカーのMITS社に営業電話をかけ、ソフトウェアの重要性を売り込んだそうです。
しかし、その当時彼らはMITSのパソコンを所有しておらず、ソフトも全くできていなかったのです。
その後大学のPCを利用し、8週間でBASICを作り上げ、納品に成功した経緯があります。
⑧Skype
サービス開始: 2003年8月
初期ユーザー獲得方法: 口コミ+PR
元々P2PのファイルシェアサービスであるKazaaを開発、売却したファウンダーのNiklasとJanusがVOIPの可能性を感じて始まりました。
2003年の8月29日にベータバージョンをリリースし、友人やブロガーにそのリンクを送付。初期ユーザーを獲得後、NY TimesがSkypeの可能性について1ページ分の記事を掲載したことで、爆発的に知名度が上がったんですね。
⑨Twitter
サービス開始: 2006年7月
初期ユーザー獲得方法: 社内ユーザー+口コミ
今では誰もが知っている存在になったtwitterは、ポッドキャスティング系のサービスを提供していたOdeoというスタートアップの社内スタッフ向けプラットフォームとして始まりました。
Odeoの創立時に入社したJack Dorsey (現Twitter CEO) が社内ハッカソンで生み出したアイディアを、CEOであるEvan WilliamsとCo-FounderのBiz Stoneが気に入り正式にプロジェクトを進め、リリース。最初は従業員同士のつぶやきを中心に利用され始めたそうです。
その後、ファウンダー達がシリコンバレーのスタートアップ系のイベントにてTwitterを紹介することで、外部のユーザーが増えていったんですね。
⑩Slack
サービス開始: 2013年8月
初期ユーザー獲得方法: 口コミ+PR
写真共有サービスのFlickrのファウンダーでもあるStewart Butterfieldが、オンラインゲームのスタートアップの社内のチーム向けに自社開発したコミュニケーションツールをプロダクトとしてリリースしたのが、現在のSlackです。
最初の3ヶ月は、友人の10つの会社で使ってもらえるように頼み込んだそうです。試しに社内の一部のスタッフが利用し始め、その後全社に広がり始めました。
そこでフィードバックを元にサービスを改善。サービスが正式にリリースされる頃には、メディアからの取材をうけるようになっていたそうです。
2013年8月に招待制プレビュー版をリリースし、初日だけで8,000の招待リクエストを獲得。2週間でその数は15,000まで膨れ上がりました。その後、プレビュー版に登録したユーザーを順次サービスに招待し、行動を観察してサービスを改善したそうです。それを何度も繰り返すことで、多くのユーザーに愛されるプロダクトに成長した経緯があります。
⑪WordPress
サービス開始: 2003年5月
初期ユーザー獲得方法: おばあちゃん+既存ユーザー
2003年当時、使いやすいブログプラットフォームが存在していなかったこともあり、ファウンダーのMattとMikeは、ブログプラットフォームを作るためのソフトウェア、b2/cafelogを開発していました。
そんな時、Mattのおばあちゃんが、ブログのセットアップにてこずっていたこともあり、b2/cafelogの開発を止め、自分たちで使いやすブログプラットフォームの制作を開始しました。そして、既存のユーザーに利用してもらい、ブログを書いてもらうことで、WordPressの知名度を一気に広げたそうです。
私も、Wordpressのおかげで
毎日楽しくブログ書いています😋
▶他にも気になる集客法
大体、初期ユーザーの獲得方法として
✅電話営業+対人での対応:(フィードバックGET)
✅ローカルSEO:(地名で検索すると表示される仕組み)
✅動画マーケティング+ウェイティングリスト(LP)
✅メール告知+バイラルマーケティング:(知人に片っ端に連絡+SNSに拡散)
✅ハッタリ+口コミ
と地道な努力から始めてるのが多いんですね。
もう時代が変わっているので、参考にはしにくいかもですが、
試してみるのもいいかもしれませんね。
▶まとめ
どの有名サービスも、知人から始まったり、展示会で発表したりして初期ユーザーを獲得しているんですね。
これから起業するかたは、お客さん無しでは無理なので、こうした先人の戦略をまねてみるのもありですよ。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
次回の更新をお待ちください。