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#エッセイ
私は「エモい」文章が書けない。
「エモい文章、きてるよね〜」
という話題を、SNSでよく見かける。
書くことが好きだし、書く仕事をしているので、ライティングに関するノウハウや流行はできるだけチェックするようにしているけれど、
「エモい」
とは……、いったい………なんじゃろか………?
★★★
もちろん、「エモい」という言葉自体は聞いたことがある。でも、それが一体何を差して語られているのか、まだよくわからない。ちなみに、
未来の雇用形態のカタチ。
この一年くらい、ぼんやりと考えている。正確にはちょっとずつ実験もはじめている。
会社員でもない。
アルバイトやパートでもない。
外部委託でもない。
何時間働いたからいくら支払うとか、この仕事をやってくれたからいくら支払うとか、固定で支払いをするから拘束するとか、そういういままでの、ルールやら常識やらを取っ払ってみる。
無条件に、一定の報酬を支払う。
成果を出そうが出すまいが支払う。
どのく
ひとつの物事は、着させた服で白にも黒にもなる
同じ内容であっても、伝え方次第で全然本意ではない伝わり方になってしまうことって、あるよね。
言いたいことは同じなのに、表現のしかたひとつで、ポジティブにもネガティブにもとらえられてしまう。「この人、ネガティブにとらえられてしまうような伝え方ばかりをしているなあ」と感じるとき、わたしは「もったいないなあ」と思っている。
「あの人はああいう風に言うけれど、本当はとてもいい人なんだよ」というセリフが
あなたも私もグラデーション
出典は忘れてしまったけれど、心理学者の河合隼雄さん(故人)が自著の中で、こんなことを書いていた。
「子どもたちに母親についての作文を書かせると、大体が『やさしいお母さん』という決まり切った母親像しか書かない。だけど父親について書かせると、『仕事をがんばってる』『かっこいい』といったものから、『おならがくさい』『家でダラッとしている』といったものまで、非常にバリエーションに富んだ父親像を書く」