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人の死をリア充に使うのはやめて欲しい
ファッションデザイナーのアルベール・エルバスが新型コロナウィルスで亡くなった。エルバスは2001~2015年まで務めた「ランバン」のクリエイティブディレクターとしてのキャリアが最も知られているのではないだろうか。正直なところ落ち目だった当時の「ランバン」を立て直した功労者である。その後はしばらく活動がなかったが、最近リシュモングループと共同で「AZファクトリー」というブランドをスタートさせ、今年1
もっとみるかつては浮気、今はロックダウンで殺される女たち
キャットコーリングやセクハラの話に続き、今日はDVや女性が被害者となる殺人事件の話。
イタリアでは「女性=femina」と「殺人=omicidio」からの造語(?)で「女性が被害者の殺人=feminicidio」という言葉が使われており、このところこの言葉がニュースで飛び交っている。というのも、昨年から断続的に続くロックダウンの影響で家庭内での女性の被害はさらに増えていて、2020年では、この手の
イタリアではどこからがセクハラなのかわからない
昨日はついイタリアのコネの話になってしまったが、本当はセクハラについて一言いいたかったのだ。残念ながらどこの国でもセクハラはある。枕営業はショービジネス界ばかりが取りざたされるが、他の業界でも仕事をちらつかせて肉体関係を迫る男はいるものだ。そこまで行かなくても、上司、またはクライアントだという優位な立場を利用した、言葉や小さなアクションによるセクハラについては、至る所で横行している。前者に関しては
もっとみる枕営業と同じくらいダークなイタリアのコネ営業
数日前に、日本でモデル&タレントのマリエの枕営業告発の件が話題になっているとネットニュースで読んだ。島田紳助が枕営業を持ちかけて、出川哲郎や、やるせなすからもあおられた、という話。そして枕営業を拒否したら番組から降ろされたのだそうだ。でもこの件、その後の話が出てこないのは何故?
#Metoo運動があれだけ加熱したのに 、この事件をなんでちゃんと調べないのだろう。島田紳助は今や芸能界から引退している
日本は直ちに鎖国せよ
両国とも新型コロナウィルスの感染封じ込めに成功したオーストラリアとニュージーランドが自由に行き来できるようになったそうだ。素晴らしい。そしてうらやましい。他の国はどうでもいいけど、日本にだけ自由に行かせてほしい。でも本日の新規感染者数12074人のイタリアと、刻々と変異株の影響が出てきている日本を行き来できるのは一体いつになることやら。
海外に住む日本人(ハーフも含め)が言いがちなことだが、日本
貧乏人は小さな楽しみも許されない
ヨーロッパでは将来的にワクチンパスポートができて、このパスポートがないと=ワクチンを打っていないと外国には行けないことになるだろうと言われている。イタリアでもすでに「ワクチン接種済か、PCR検査で陰性でないと●●できない」という方向にどんどん向かっている。すでに国内移動では規制が始まっていて、ミラノからローマやナポリに向かうフレッチャロッサ(という新幹線のような特急電車)に乗るためには、PCR検査
もっとみるどうしてロックダウン(または蔓延防止法)をやるのか
日本とイタリア(およびヨーロッパ近隣国)では感染規制に対する温度差が違う。緊急事態宣言も蔓延防止措置法も、イタリアのロックダウンとは全く違う。これまでもいろいろ言ってきたが何度でも言おう、ここでは、正当な理由を書いた外出証明書を携帯しなければ、外にも出られなかったのだ。感染防止のためにレストランはおろか、ショップ、映画館や劇場、ジム等が、ほとんどこの一年、休業を強いられてきたのだ(ショップはオープ
もっとみるインフルエンサーより隣のおばちゃんのほうが・・・
某テレビ局のアナウンサーが、美容院やネイルサロンで無料にしてもらった代わりにインスタに画像をアップしたのがステルスマーケティングだと言われている、という話をネットニュースを読んだ。イタリアにいる私はもちろんこのアナウンサーさんたちは見たこともないので、個人的好き嫌いナシでまず思ったのは「なんでこの人たちが責められるのか?」。もしかしたらこの人たちはアンチキャラで何をやっても文句を言われる類なのかと
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