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ナカセコ エミコ FILAGE (書店 有給休暇・季節の本屋さん)
2018年11月10日 00:55
書評を書いているため、最低でも毎月平均20冊は本を読んでいる。そこにプライベートの読書を入れたら、だいたい一日一冊平均となる。多読の人から見たら、まあそんなもんだよね、という数字かもしれないが、最近、私のブックインスタを見てくれている人たちから「どうしてあんなにたくさん本を読めるんですか?」と、よく聞かれる。たいしたハウツーではないが、読書が苦手で一冊も最後まで読めないと、悩んでいる人
2018年3月22日 17:17
夢というものは、ためらわずに口に出すべきであると確信している。私の経験値では、口に出し想い続けていると、夢というものは当初イメージしていた完全形でないにしろ、けっこうかなうものだ。それは、引き寄せというよりも、想い続けることで自分で自分を暗示にかけ、そういう努力や行動を知らぬうちにし始め、聞いた人が環境や情報を持ってきてくれて、結果も誘われるというイメージだ。私は街角の小さな本屋さんを
2018年3月19日 18:11
95歳まで生きたら、私はどうなっているのだろうと考える。最近、実家の母方の祖母が95歳で亡くなった。お嬢様がそのまま年をとったようなお上品と、急にくだを巻きだすやくざがそれぞれ半々。我が家の女性たちのDNAの根源というべき、不思議なブレンド感を持った、おもしろい性格だった。祖母は、造り酒屋の次女として生まれて、材木商を営む祖父の元に嫁いだ。若いころは、奥様業だけではなくて、取引先との交
2018年2月18日 16:08
私は、小説を読み進められない。それなのに、図書館司書の資格を持ち、一日一冊は本を読み、日々、書評を書いている。なんなら、選書サービスをこれから始めようとしている。量でいえば、それなりに多読家だ。にも関わらず、小説はほとんど読まない。読めないのだ。子どもの頃から学生時代、20代の前半はむしろ熱心に小説を読んだ。夏目漱石や芥川龍之介、向田邦子、吉本ばなな、江國香織にはかなり夢中になった。
2018年2月2日 01:53
最近、よく読書をしていると電車を乗り過ごす。以前は、降りる駅の手前になると、反射的に気がついた。それは、うっかり読みながらウトウトしていても、しっかり本に集中しているにしてもだ。15年以上してきた通勤電車に乗る生活をしなくなって、もうじき2年になる。それまでは、往復3時間から1時間まで、幅感はあるにしても、毎日ずっと電車に乗る生活だった。電車というものは、満員かどうかもさること
2018年1月31日 01:55
最近、cafeglobeで、『感動力の教科書』についての書評を書いた。「無表情なプレゼンがダメな理由。人の心を動かすテク」書評自体は、ビジネスにポイントを置いた形で書いたが、他にもいろいろと気になる箇所があった。101%でツナガル日々、1%アップデートを重ねていくこと。それが信頼を生みだす最高の技術となり、後の大きな変化につながる。とんでもない所へ行くただ一つの道は、小さなことを積