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臨床検査技師

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臨床検査技師に関するマガジンです。といっても専門知識よりマネジメントテクニックやマインドなど、新しい時代を生き抜くための noteを書きます!
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#チームマネジメント

Laboratory Real〜「生理機能検査vs検体検査」そんなことやってる場合じゃない〜

Laboratory Real〜「生理機能検査vs検体検査」そんなことやってる場合じゃない〜

みなさん、お疲れさまです。

「生理機能検査vs検体検査」がバトル勃発するするのは珍しいことではありません。もはや風物詩というか、お馴染みのイベント感すらあります。

そこで、弊院とは言いませんが、ある某臨床検査室で起きているバトルを描いてみました。総数2万7000文字。そこそこの大作に仕上がっていると思います。

起きていることは珍しいこともあるかもしれませんが、おそらくどこでも起きえることだと

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検査室にエースはいらない

検査室にエースはいらない

前回のnoteでは「検査室はサッカーだよ」ってお話はしました。

サッカーを例に、チームの本質的な成功について考えてみましょう。

全員ストライカーは成り立たないもしフィールド上の11人の選手が「我こそがストライカーだ!」なんてことになったら、どうなるでしょうか?守備の選手がいなくて失点しまくりですよね。

これは臨床検査室でいうならば「自分がやりたい検査だけをやる!」みたいなワガママ放題,まるで

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サッカーから学んだチームつくりの真髄

サッカーから学んだチームつくりの真髄

業界団体も臨床検査室は「サッカー型組織だよね」って言ってますが、珍しくここは同意です。マジでサッカー型組織です。

ということで今日も始めます。
だぴてぃの「臨床検査室ビルディング」。

絶対に悩むはず職場のチームをどうまとめたらいいか、悩むことありますよね?
というか悩んでください。

僕が技師長になって気づいたのは『監督の視点』を持つことの大事さでした。それがないとまとまるものもまとまらない!

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自己紹介がてら分析してみた

自己紹介がてら分析してみた

#自己紹介  とするには簡単かもしれませんが、自分で自分のことがよくわからないことがあるので、ChatGPTさんに僕のnoteアカウントを分析してもらいました。

自分で自己紹介するより、よっぽど信頼できますねw

以下、分析結果です。「だぴてぃ」さんは、臨床検査技師(細胞検査士)でありながら、noteを中心に活動するコンテンツクリエイターです。彼は病理部門の技師長というキャリアを持ちながら、ライテ

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「新人育成」は新人だけのものではない

「新人育成」は新人だけのものではない

新入職員もそろそろ現場の仕事に就いて2週間ほどでしょうか。

きっと先輩からしてみれば、ある程度何かしら見えてくる頃だと思います。その新人さんがいわゆる「即戦力」になるタイプなのか「じっくりタイプ」なのか。それとも「ああコイツダメだなタイプ」なのか。

ここを面接で見抜くのは100%無理です。だって面接なんて嘘つき大会なんですから。だから「なんであんな奴入れたんだ…」と嘆かなくても大丈夫。見抜くの

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これでチームを変える!誰もがバカにしている〇〇とは?

これでチームを変える!誰もがバカにしている〇〇とは?

チーム論のお話は尽きることがありませんが、本日も永遠の課題であろう「チームの変え方」についてひとつTipsをシェアしたいと思います。

チームを変えるってそう簡単なことじゃないですし、たぶん規模感関係なく9割くらいのリーダーが失敗に終わっているとすら思います。

これはそのリーダーたちが無能だからというわけではなく、それくらいチーム変革というのは難しいものだってことです。

コミュニケーションを改

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チームは言葉じゃなく行動でつくる

今日はライトに書こうと思います。

チームビルディングだなんだと
いろんなシステム論がもてはやされ

さながらサッカーの戦い方みたいな
そんな感じもする昨今のチーム論ですが

どんなシステムにも
メリットがあり
そしてデメリットもあります。

相手(環境やタイミング)によって
チームメンバーによって
取るべき戦略というのは変わってきます。

完璧なシステムや方法論なんて
この世に存在しません。

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【決定版】ミーティングの鉄則

チームにはミーティングは付きもの。

全員で共通認識を持っておくことは
チーム全体のミスを減らすだけではなく
生産性を向上させてくれる働きがあります。

でも気をつけないと
逆効果になってしまうことも・・・

今回はテロ組織を内側から壊す
「サボタージュマニュアル」
を参考にしたMtgの原則をご紹介します。

Mtgの原則5か条Mtgをやるなら
絶対にこの5つは守らないといけません。

上の5ヵ条

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【成長ストップ】戦術に縋るな

戦術(マニュアル)が欲しがるのは最近の傾向。

確かに業務も煩雑になってきて、
一人のミスが決定的なことになってしまう…

そんなことが増えてきている。

ただそれは本当に戦術がないことが原因か?
ということは今一度立ち止まって考えた方がいい。

戦術については先日のnoteで
軽く書いたので読んでみてください。

■戦術をとにかく欲する日本人日本人はとくに「戦術を欲しがる」。
仕事で言えば「マニ

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【リスクマネジメント】攻めるか、守るか。

チームとしての形が大切。
ミスに対してどうアプローチするか。
チームができてきたら、ここを考えていかないと前進していかない。

■ミスをどう考えるかチームで仕事していると、伝達ミスや発注ミスなど「ミス」がつきものです。

ミスを100%無くすことは不可能。大事なのは「影響を最小限に留める」ことであり、いわゆるヒヤリハットの段階で食い止めることが肝心です。

その積み重ねがあって「ここはこうしよう」

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チームほど馬鹿らしくて素晴らしいものはない

チームほど馬鹿らしくて素晴らしいものはない

どうも、だぴてぃ先生です。

チームで働くってどう思いますか?

煩わしいものだと思いますか?

それとも、楽しいものだと思いますか?

僕は「馬鹿らしくて、素晴らしい」と思っています。

一体どっちなんだ?と思われるかもしれませんが、どちらも真実だなっていうのが、医療業界で十数年働いてきた感想です。

今日はこうしたらいい、ああしたらいいといったような有益な記事ではないかもしれません。あくまで僕

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現役医療職マネージャーがマネジメントを考えるようになったキッカケ

現役医療職マネージャーがマネジメントを考えるようになったキッカケ

こんばんわ、だぴてぃ先生です。

現役の臨床検査技師で管理職やってます。検査技師としては十数年、管理職としては1年くらいです。またブロガーでもあるので、Twitterやnote、ブログで発信を続けています。

さて、今日の更新は「ぼくがマネジメントについて考えるようになったキッカケ」を書いていきます。

臨床検査技師でマネジメント?検査データじゃなくて?それより検査のスキルあげろよ!って声も聞こえ

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雪原を歩くのがリーダー【Part2】

雪原を歩くのがリーダー【Part2】

こんばんわ、だぴてぃです。

今日は昨日に引き続きリーダー論として「雪原を歩くのがリーダーPart2」を書いていきます。

⇩ Part1はコチラ ⇩

リーダーにとっての雪原とはなにか?というのは昨日のnoteをご覧いただきたいですが、リーダーは足跡のない雪原を歩くかの如く、答えのない道を開拓していかないといけません。
これは言葉にするとカッコイイようですが、実際はかなりの重労働。
想像以上に過

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