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愛情表現

そのウサギはね
ぼくに何も言わず
ただ背中を合わせて寄り添って
受け止めてくれるの。




今日は
絵本好き仲間さんたちと
ランチへ出かけた。

お互いのこと
絵本のこと
読み聞かせのこと…

いっぱいお話して
いっぱい知って
心がほかほかする時間だった。



冒頭の言葉は
仲間さんの一人が教えてくれた
絵本のとある場面。



見守る愛。
信じて待つ愛。

愛していればいるほど
一番難しい愛情表現だと感じた。



私は過去の自分の
絵本の読み聞かせを
振り返っていた。

そして気が付いた。

ああ、私の愛情表現は
まだまだ未熟だったんだと。



自分が感動したから
きっとこの子たちにとっても
いい出会いになるだろう。

自分が面白いと感じたから
きっとこの子たちにとっても
幸せを感じることができるだろう。



この子たちのためと言いつつ
独りよがりになっていたんだ。



相手にとって
本当に必要なものって何だろう。

相手にとって
最善とは何だろう。



ウサギのように
相手の状況の見極め
相手の立場になること。

ウサギのような
見守る愛と
信じて待つ愛。

私はまだまだ
できていなかったんだな…。



今日は
絵本好き仲間さんから
愛情表現について
学ばせてもらった。



ウサギのような愛情表現は
一朝一夕ではいかないのだろう。

これからも私は
愛情表現を
いっぱい失敗するのだろう。



いきなり
ウサギのように
なれなくてもいい。



日々の些細な愛情表現の中で
少しでも
見守る愛と信じて待つ愛を
行動できたなら
私、すごい!!って
褒めてあげようと思う。