『スローレジ』等の選択肢があるデザイン《続編》
《選択肢があるのに…》との着眼点は、表題の前回の記事と類似したものです。
ほとんど全ての人が日常的に経験している場面を題材にしている”あるある話”系のうちの1つ、ですね😜
セルフレジを操作するのは今や珍しくなく、〔併設〕であれば客の方が選ぶことができます。
さらに近年、一部の店舗(業者)においては『スローレジ』と呼ばれる、【時間を気にせず、ゆっくりと、会計ができるレジ】として設置され始め、『年配の人、松葉杖の人、そして妊婦、車椅子の人…お客さんのペースに合わせて対応いたします』という説明を出している事業者もあり、好評価のようです。
という前稿とはまた異なる懸案が😫
少し時流を逆行しますが、前回採り上げなかった別のスタイル 『セミセルフレジ』というものもありますね。
「あまり馴染みが無い」というセレブな貴方のために説明を添えますと、【商品バーコードのスキャニングは店員が執行し、後工程の支払い部分のみを会計機相手に客がやや能動的に済ませる】という、”ハイブリッド”方式のことです。
「フルセルフでモタモタしている客」にさせるよりも、「熟練していて素早い店員」の方が数段早くこなせますから、この《分業》は有効な策だと思っています。各種ある中で、良いデザインです👍
※少量でもないのにセルフレジレーンに来てマイペースで”居座る”客が多くなってくると、自分が少量でも有人レジに並んだ方が早くなることもある…という本末転倒な場面も散見される故💦
全てのレーンが『セミセルフレジ』となっている店もありますが、前回同様、《買い物客がレーンを選べる》スタイルの食品スーパーにて。
ある日、『セミセルフレジ』ではなく有人レジの方に並んだところ、前の客が、なんと・・・
小銭が大量に入ったビニール袋を手提げから取り出して、そこから購入金額分を取り出そうと広げ始めたのです💰財布から探し出そうとモタモタしてしまう事例とは違って、意図・意思が強く”無配慮”なKY感🆙な様相(◎_◎;)
あ゛~、こういう人のためにセミセルフレジというものがあるのだなぁ…😵💫という気づきを得ました💡
〔手続き〕を済ませる方法の選択。
その権利を与えられているのですよ?
店側や業界(社会)が進化して整えた折角のデザイン。そして他の客へ及ぶ不便性。
できるだけ大事に、意識的になって過ごしたいものです。
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