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くらしのこころもち

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心に留めておきたいこと
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黙して包みこむ光

黙して包みこむ光

あなたはわたしのこと

🍂

暗やみをみつけたとき
それをしめすことなく

あなたのなかでそっと
光をそそいでつつもう

ことばにしなくていい
そとへ出さなくていい

あなたのつちかう愛は
みえずにはたらくもの

***

ものがたりの役割

ものがたりの役割

ひとりひとりが物語を生きていて

それぞれがそのひとの特別なもの

わたしの物語をそとへひらくとき

だれかのこころに光が差しこんで

もしわたしが知ることはなくても

どこかに癒されるひとがいること

それぞれの物語はつながっていて

ひとつひとつの物語が大切なもの

***

あなたの物語のどの部分が
ひとを癒すことになるのか
あなたは決して知りえない

(わたしの訳)

それを知るひつようは
ほんとうにあるのかと

知らなくてもいいこと
を知ってしまうまえに

知らずにいるじゆうを
たいせつにするために

じぶんのなかを見つめ
こころに耳をすませる

𖤣𖥧𖥣𖡡𖥧𖤣

ここちよい夜になーれ🌙

喪失をこえる永遠

喪失をこえる永遠

愛は行きさきをうしなったとき

ふかい哀しみにすがたをかえる

たいせつな人はいなくなっても

愛があることをおしえてくれる

どこにもいなくなったのでなく

あらゆるところにあなたはいる

なにもかもなくなったのでなく

あらゆるものがわたしをつなぐ

始まりも終わりもそこにはない

わたしもあなたも在りつづける

***

どこにもないけど、どこにもある。
なにもないけど、すべてがある。

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しずかに根をはる

しずかに根をはる

あなたはわたしたち

🍃

いまもなおおしえを
求めているだろうか
たしかなるなにかを
問うているだろうか

そのおもいそとより
埋めることあたわず
うちなるかみにある
来たるべきあなたは

おくふかくしずかに
満ちているがゆえに
ひとによるしらせは
要なきものとなろう

あなたのことはただ
揺るぎなさをもって
おのずからひらける
聖なるものとなろう

***

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ゆだねるやすらぎ

ゆだねるやすらぎ

私はすべてを知りえないけど

すべてを知るひつようもない

神さまがすべてを知っていて

すべてを運んでいるのだから

私がたとえ何も知らなくても

何もおそれるひつようはない

神さまに私のあらゆるものを

委ねることができるのだから

***

私たちは従うよう呼びかけられる
従うことで自由になるという真実

降伏は平穏をもたらすということ
歩みを定められる神さまへの信頼

明けわたした旅の重

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望むすがたのまま

望むすがたのまま

どんなひとに会っても

わたしを現せるように

どんなときを迎えても

じぶん自身をみつめて

つねにそう在りたいと

のぞむ自身のすがたで

わたしをとおして光を

伝えてゆけますように

***

空から届いた手紙

空から届いた手紙

お空のたいせつな人からあなたへ

✉️

わたしとあなたのあいだに起きた
あらゆるできごとや心のうごきは

だれかに認めてもらわなくていい
あなたが知っていればそれでいい

ことばにするまえの記憶のままを
とくべつな小箱につつみこんだら

あなたの心のおく深くにしまって
しずかに温めつづけていてほしい

それはながい年月をかさねたあと
ほかにかわりのない豊かさとなる

わたしとあなたのみ知りうるこ

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時に適って美しい

時に適って美しい

あらゆるときは
あなたのために
たがうことなく
おとずれること

ふさわしいなら
そのときはきて
もしこないなら
まもられたこと

もしあうのなら
それをよろこび
あわないときは
それもよいこと

あなたのかみの
なされることは
ときにかなって
うつくしいこと

***


とても美しくて
泣きそうになる
いまも変わらず
好きなみことば

🌳

私のまなざしの先

私のまなざしの先

ことばをつくられたもの
世界をあらわされたもの
私をうまれさせたものに

ひとえにそのもののため
できることは称えること
ひそやかに捧げてゆこう

与えられたことばにより
あらわれた世界について
私をとおして詩うことを

めぐりあうすべての命に
そのものの光をみいだし
いつくしみを灯すことを

***

わたしは何ものなのかと
探るひとのおおい時代に

わたしたちは神のために
創られたことを問いた

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いのちのほしの旅

いのちのほしの旅

いまもむかしも
かわることなく
ひとみなここで
またはぐくまれ

ときにかなしみ
ときによろこび
それらすべての
つむがるるほし

めをひらきみよ
いのちのいろを
しずまりてきけ
いのちのおとを

そのおくふかく
とわにおぼゆる
あおのきおくと
ともにたびだて

***

かけらはきらめく

かけらはきらめく

粉々になったわたしの欠片たちを

一つのこらず神さまにゆだねると

神さまはその一つ一つをもちいて

わたしを新しく創りかえてくれる

道のりはときに理解をこえていて

そのわからなさに不安になっても

神さまはわたしのくるしみを担い

やがて欠片のすべてを煌めかせる

***

🕊

今日もいい一日になりますように

欠片の一つ一つを

欠片の一つ一つを

もとに戻せないほどに
壊れてしまったものは
神さまには存在しない

もとの姿よりいっそう
美しいものになるよう
その御手を加えられる

わたしのふさわしさを
決められるのは神さま
のほかには存在しない

わたしから散らばった
欠片のひとつひとつを
その御手に委ねるのみ

***

粉々になった魂に
いのちを吹きこみ
あたらしいものを
より美しいものを
つくられる神さま

あなたのいのちは
神さまが

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きずは癒やされる

きずは癒やされる

悔やまれた過去の時は

未来の時から贖われた

過去の人のつけた傷は

未来の人に癒やされた

贖われない過去はなく

癒やされない傷はない

時をこえ涙は光となり

その痛みは祝福となる