でこぼこ書店

埼玉県さいたま市。 本屋×教育で「本」と「人」と繋がる場所を目指してます。新刊・古本販…

でこぼこ書店

埼玉県さいたま市。 本屋×教育で「本」と「人」と繋がる場所を目指してます。新刊・古本販売、古本買取り、貸しスペース、学習サポート、国語教室

最近の記事

【実施レポート】10/12 朝活イベント「本とわたし」

しばらく間が空いてしまいました。。正直な話、自分で何かを書くということになかなか気が向かなかったのですが、有料noteを出すにあたって本気で色々かいた結果、気持ちが高まってきました。やっぱりやる気がない時はとりあえず動くが私にとっては一番合っているようです。 ということで、10月12日に朝活イベントを開催しました。今回のテーマは「読み切れなかった本」。今までは読んだ本を題材にテーマ設定していたのですが、初めて読んでいない本で語り合う機会をつくりました。読んだ本と同様に、読ん

    • 「知識も経験もゼロから、サラリーマンを辞めて4か月で書店を開業するまでにしたこと」

      ✔はじめに私は2023年6月末に会社を退職してから2023年11月1日に独立書店を開業しました。このnoteでは、退職後4か月(実際には6月から動き始めています)で私が経営する独立型書店「でこぼこ書店」の開業に至ったノウハウを書いています。 前半部分では、でこぼこ書店というお店はどんなコンセプトのお店であるかということのご紹介と、このnoteで伝えたいことを書きました。後半部分には時系列でお店を開業するまでの動きを詳細に書きました。 できるだけ時系列で読めるように書いたの

      ¥2,000
      • 【実施レポート】6/8「本とわたし」

        開催してから一週間が経ってしまいました。 だいぶ遅くなったのですが、6月8日に開催した読書イベント「本とわたし」の実施レポートを書きます。 記憶がだいぶ遠くなってしまっていますが、メモを頼りに思い出していきます。 今月のテーマは「気持ちが落ちた時に読む本」でした。 参加者は私を含めて4名で、開催した回としては一番人数が少なかったので、一人ひとりの持ち時間が長くじっくりと話すことができました。 今回紹介された本と、私の感想を書きます。 ①なぜ働いていると本が読めなくなるのか

        • 【実施レポート】5/18「鬱の本の会」

          5月18日(土)に「鬱の本の会」を実施しました。 まず始めに、この会に鬱の本を出版された点滅社代表の屋良さんにお越しいただきました。文フリの前日にも関わらず、埼玉県まで本当にありがとうございました。 今回、実施レポートという形で記載しますが、参加者の方がお話した具体的な内容には触れません。私がこの会を開いて、そして参加して感じたことを中心にまとめます。 まず印象的だったこと。 文字にするとすごく当たり前の事のように見えてしまうのですが、「みんな生きるのが辛い(しんどい)と

        【実施レポート】10/12 朝活イベント「本とわたし」

          【実施レポート】3/9 夜活イベント「本とわたし」

          毎月開催予定の本イベントですが、先月は申込人数が少なく残念ながら未開催でした。 そのため、今回が2か月ぶりの実施だったのですが、やっぱり楽しかったです。 今回のテーマは「旅した気分になれる本」でした。 簡単ですが、当日紹介された本についてレポートします。 一部、私の記憶や認識違いの部分もあるかもしれませんが、ご容赦ください。 ①コーラルの海 / 作:サイモン・パトック 絵:スティーブン・ランバート 訳:かけがわやすこ(小峰書店) ビニールプールで遊ぶ少女コーラルが、そこ

          【実施レポート】3/9 夜活イベント「本とわたし」

          【実施レポート】1/21 夜活イベント「メメント・モリとわたし」

          1月21日(日)閉店後に夜活イベント「メメント・モリとわたし」を開催しました。 一言でいうと「とても良い会だった」という事に尽きますが、簡単に実施レポートを作成しました。 テーマ的には重たいテーマの中、それぞれの方が考える「メメント・モリ」について思い浮かぶ本と、ご自身の考えを発表していただきました。 かなり深い話まで出ましたが、今回のレポートでは参加者の方の体験や考えの部分は書かず、ご紹介いただいた本を中心にまとめさせていただきます。 ちょっと言い訳ですが、会に入り込みす

          【実施レポート】1/21 夜活イベント「メメント・モリとわたし」

          【実施レポート】12/10 朝活イベント「本とわたし」

          書店を開業してから、やりたいと思っていたイベントを実施できました。 簡単ですが、実施レポートを書いてみます。 この朝活イベントは「本を介してその人の考え方とか、本からの影響などを話していただきたいな」という発想で企画しました。 設定したテーマは「私の人生に影響を与えた本」。 テーマが壮大過ぎました。。。 参加された方からも「ちょっと申込のハードルが高かった」という声を聞きました。全然そんなつもりはなく、気軽に皆さんで語り合いたい、という趣旨でしたが、企画の出し方を考える

          【実施レポート】12/10 朝活イベント「本とわたし」

          【本の思い出】やなせたかし「ボクと、正義と、アンパンマン」

          思い出というには直近すぎる、というか昨日のお話です。 本屋でなんとなく本を眺めていたところ、この本の帯に書いている 人生はよろこばせごっこ という言葉に一瞬で惹かれて即購入してしまい、あっという間に読んでしまいました。 読んでみてのやなせさんの印象は「シャイでサービス精神旺盛」でした。 本人はあまり人前に出ることは得意ではないが、持ち前のサービス精神が勝ってリサイタルを開いたり、オーケストラの指揮をやったり色々なことにチャレンジしています。 そして、読んでいて一番

          【本の思い出】やなせたかし「ボクと、正義と、アンパンマン」

          【本の思い出】上橋菜穂子「精霊の守り人」

          ファンタジー小説をほとんど読んだことのない私がこの本を読むきっかけになったのは、 でした。 私の妻も本が好きでよく読んでいるのですが、お互い好きな本のジャンルがまったく違うため、自宅の本棚にあるが読んだことがない本、というのが結構あります。 精霊の守り人を第一作目とした所謂「守り人シリーズ」も読んだことのないうちの一冊でした。 ただ、このシリーズは事あるごとに妻は何度も何度も読み返していて、表紙は擦り切れ、ページはヨレヨレになってお世辞にもきれいな状態ではありません。

          【本の思い出】上橋菜穂子「精霊の守り人」

          【本の思い出】アゴタ・クリストフ「悪童日記」

          本を読むのも好きなのですが、ゲームをするのも大好きです。 小さい頃は「ゲームをやりすぎると馬鹿になる」なんて言われていて、ゲームをさせてもらえない友達や一日〇〇分と決められている友達が多かったように思います。 今もそうかもしれません。 そんな中、私はというと父親もゲーム好きだったということもあり、物心ついたころから家にはファミコンのソフトが溢れていましたし、どれだけやっても親から何か言われるということはありませんでした。その生活環境を存分に生かし、小さな頃からずっとゲーム

          【本の思い出】アゴタ・クリストフ「悪童日記」

          【本の思い出】村上春樹「ノルウェイの森」

          村上春樹との出会いは「ノルウェイの森」からでした。 大学の英語の授業で、ノルウェイの森の英語版が教科書として指定されました。 教員からは授業で、 「もしこの本を読んだことがない人は、日本語版は読まないように。英語版だけで読むように」 と言われました。 読んだことがなく、かつ真面目な大学生でもなかった私は、当然授業直後に大学の購買に行き、日本語版を購入して読みました。 もうかなり昔の話なので、読んだ直後の感想や印象などは覚えていないのですが、そこから私は村上春樹の本を読

          【本の思い出】村上春樹「ノルウェイの森」

          読書会に参加してきました

          昨日は埼玉県北本市にある、小声書房さん主催の読書会に参加してきました。 今回参加した読書会は、ポケットアンソロジーという短編小説を一つ選び、各々読み終わった後に感想を発表しあう、という会です。 私は宮澤賢治の「いちょうの実」という本を選びました。幼少期に宮澤賢治の出身地である岩手県に住んでたこともあり、小さな頃から身近な存在だと思ってたにも関わらず、この作品は恥ずかしながら知りませんでした。 そんなきっかけで読んでみたのですが、これがまた今の自分の気持ちを映しているかの

          読書会に参加してきました

          さいたま市に書店を開業します

          初めまして。 この度、埼玉県さいたま市に書店を開く予定です。 お店の名前は「でこぼこ書店」と言います。 私自身は大学卒業後、金融と教育の業界で働いておりまして、書店はおろか本や出版に関わる仕事もしたことがない人間です。 昔から本が好きで、いずれは本に関わる仕事がしたいとずっと、そしてぼんやりと考えていました。そのような中、ネガティブも含めた色々なきっかけが重なり、思い切ってやりたいことをやってみようと踏み出した、という次第です。 でこぼこ書店と名前が少し変わっています

          さいたま市に書店を開業します