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tatu-kuu(車いすおばあちゃん)
2023年12月12日 11:40
はじめましてはじめまして、高校卒業後の半世紀の記録を書いていきたいと思います脳の老化防止も兼ねていますので一部にフィクション、妄想、記憶違い、思い込みありますが、ご勘弁ください(;´∀`) 私は、昭和20~30年代に猛威を振るったポリオウイルスに生後10か月で感染しその後遺症で首から下はほとんどマヒがある車椅子ユーザーです。 それでも3年前くらいまでは、車を運転し、フ
2023年12月14日 22:41
新しい挑戦!家族が出かけた後の静まり返った家でひとり、考えて、考えて、考えて、(今から思うとスマホもネットもPCもない中どうして考えついたのか不思議なのですが) 「そうだ!」「大金を払って勉強するより、働いてお金を貰って、それでいろいろ勉強したほうが得じゃん!」とひらめいてしまった。「そうだ!そうだ!」「もう受験勉強しなくていいし!」 よーし!また挑戦だ! えーっと、働く
2023年12月15日 16:11
運転免許証取得、就活へ自動車学校に通い始めました。 普通に他の人達と一緒に学科の授業を受けて、教習車はだいぶくたびれた「ニッサン サニー」手だけで運転できる装置に改造してあります。初めて運転席に座って、車椅子は積み込まず、教官が邪魔にならないところへ移動してくださいましたキーを回し、エンジンがかかった時はワクワクして!右手を旋回装置に固定して、オートマチックのギアをドライブに
2023年12月16日 11:42
採用!普通のOL生活が始まったそれからしばらく日にが過ぎて「今日、先方の所長さんがちょっと会いに来るそうだから、部屋で待機していて」と、担当指導員から言われていつ呼ばれるかとドキドキ緊張しながらベッドの上で待っていると「あ、どうも、こんにちは、はじめまして、」スラっと背が高く、色白で、大きなぱっちりお目目の30代くらいの素敵な男性が部屋に入っていらっしゃいました。「こんに
2023年12月20日 15:36
父の暴走 普通の結婚式結婚式をどうするか、ゼクシィなんてありません、結婚式を挙げた知り合いや友人もあまりいなかったと思います。当時、仕事の関係でお世話になっていた福祉事務所(補助金をもみ消した市ではなく実家の管轄の福祉事務所です)の方に相談してみました。すると、とっても親切に「市の福祉会館がいいよ。僕もそこで式を挙げたんだけど、エレベーターもあるし、車いす用のトイレもあるし、車いす
2023年12月25日 16:20
車椅子担いで「渡っちゃえ~」?旅に出ました北陸、金沢、能登半島2泊3日 朝の京都駅のホームです。若いイケメンの駅員さんに車いすを押してもらって舞い上がってます。Sパイセンとわたし。これが、間違いの始まりでした 東京駅で新幹線に乗る前に旅費をATMで引き出す予定でしたが何故か「京都駅でおろせばいいよ、時間あるし」「あ、そうだね」 ところが、京都駅でイケメン駅員君に出会っ
2023年12月28日 19:35
さらば、わが青春の職場さて、よく働き、よく遊び、よく旅をしました。旅の思い出は、きれいな景色とか、美味しいグルメとかも、ありますが私の旅の一番の思い出は一緒に旅をしてくれた友人や旅先で声をかけて頂いた方助けて頂いた方そういう方たちとの触れ合いですそれらがたまらなく好きでたくさんの元気をくれます! 普段の暮らしの中でのちょっとしたお出かけも私には、一人では出来ない事ばか
2024年1月25日 13:24
「心躍る感動の瞬間ですが」「○○ちゃぁん、こっち向いてぇ」「はい、ポーズッ」「ちゅきにかわって、おっしょっきよっ」インスタントカメラや、SONYハンディカムで何かにつけて撮影会がはじまります。我が家の姫は元気にすくすく育ってくれています 初めての寝返り初めてのハイハイ初めてのお座り初めてのたっち初めてのあんよ 心躍る感動の瞬間ですが、悲しいことにあまり記憶にありませ
2024年2月10日 17:13
「いざ、幼稚園」さて、長女は大変です。3歳になるころからいろいろやらされ始めます育児雑誌を読んで「なるほど、なるほど」教育テレビをみて「うん、うん」ママ友と話して「そうなんだぁ」先ずは「耳は3歳までに作られる」と聞いて「ピアノを習わせたい」実は、夫は学生時代バンドを組んでいてフルートを吹きながらボーカルを担当していました私は超音痴なのですが、娘たちは夫の遺伝子を受け
2024年2月12日 19:47
「幼稚園でのお付き合いって」制服、リュック、体操着、上履きなどを買い揃え手作りの通園バック、スモックの上着にアップリケや教材、お道具箱の名前書き、いろいろな書類の記入、 入園式までの準備ってこんなに大変とは思いませんでしたお裁縫は大の苦手ですしかし、「やらねばならぬ」と意を決してミシンを購入しました。養護学校で少しだけ習った記憶があるだけですちんぷんかんぷんの糸通しから、縫
2024年2月14日 16:30
「ようちえんいきたくない」「お邪魔します」まさかこんなことになるとは思わず、散らかったわが家へ、今日はじめましてのママ友とそのお友達ママ友、それぞれ幼稚園の同じクラスの女の子とその弟くん、ご一行様6名ふたりともとってもきれいな、奥様ひとりは、お腹の大きい妊婦さんママです。二人はご近所で、下の子も同い年という以前からの仲良しでした何故、私に声をかけた?興味本位?いやいや、親切
2024年3月5日 11:21
「毎日こんなに幸せなことにあふれていた」看護師さんがベッドのカーテンを閉め肩をさすり、手を握り、寄り添ってくれても子供のように泣きじゃくるしかありませんでした。 どれくらいの時間が過ぎたのでしょうベッドに横になり、ボーっと天井を眺めていました。 「まだ初期だから、手術してとってしまえばいいんだよね」 でも、右手が使えなくなったら一人でトイレにも行けない車椅子も漕げない車
2024年3月25日 17:42
「お金がどんどん出ていきます」 「うんめい」の出会いの真っ白いトイプードルくんは生まれてから5ヶ月経っていたその頃なかなか家族が見つかっていないようでした 夫が黙っていると、次女がついに泣き出しました「私がぜったいめんどうみるから」「パパ、おねがいだからこの子うちの子にして」「おねがい」大きな瞳から涙が溢れています こうなったらもうパパもお手上げですいろいろ手続きをして