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僕が発達障害(ADHDグレー)と鬱病を受け入れるためにやったことを1つずつ紹介しようと思う

ストラテラの服用レビューをしました。併せてどうぞ。


僕が発達障害(ADHDグレー)と鬱病を受け入れるためにやったことを1つずつ紹介しようと思う

面倒なことと苦手なことは排除する、それがADHDの生きるコツです。

しゅーです。

昨年、僕はADHDグレーと軽度の鬱病と医師に診断を受けました。

発達障害障害の一種ですが、それを受け入れるまでにやったことや考えたこと、生活のノウハウをご紹介していきます。

これまで僕が1年、考えながら過ごし、本から学んだ知識を全てこのnoteに書きました。

そして学びのあった本を全て書いていきます

ぜひ読んでみてください。

ADHDとは

発達障害の1つです。以下3つが大きな特徴です。

衝動性

不注意

多動性

衝動性は、衝動的で突然あることをはじめてしまうため集中力が長く続かないことをさします。

不注意は、注意散漫で健常者であれば気付けるようなことも見落としてしまうことをさします。

多動性はチックや貧乏ゆすりなど常に動いていたり、一箇所に留まれず常に動き回っていることをさします。

また、時間を守ることが苦手だったり、管理能力が非常に欠如していたりします。

興味のある物事には非常に集中が続き、長時間取り組むことができます。これは過集中と呼ばれます。

また、先延ばし癖があり、締切を守れなかったり、掃除など定期的な処理が苦手です。

比喩表現に弱く、直接的な言い回しでないと伝わらないことがあります。

そのため、人に対する言葉遣いも直接的な表現が多く、意図せずに人を傷つけてしまうことがあります。


例えるならドラえもんののび太君のような人ですね。

「基本的にはダメダメだけどある1点は人より圧倒的に優れている」人

はADHDや発達障害である可能性が高いです。

また、これらは脳の特性のため、この特性自体は生涯治りません。

なんでも脳の電気信号を受け取る部分が健常者よりも弱く働きが弱いそうです。

本人がかなり気をつけないと改善されませんし、行動ベースで生活に変化を加えないと治せないです。

しかし、ADHDの人は関心がないことを継続できないため、習慣改善がかなり難しいです。

ADHDは生きづらい

ADHDは生きづらさを感じやすいといわれています。

締切を守れない

時間を守れない

管理ができない

人を意図せず傷つけてしまう

関心がないことに取り組めない

集中が続かない

1箇所に居続けられない

聴覚、視覚、嗅覚など感覚器過敏


上記の特徴が全部入りだったらめちゃくちゃ社会で生きづらいですよね!?

実際、生きづらさを感じて2次障害として鬱病を併発する方も非常に多いそうです。

鬱病を目的に精神科医に通院し、発達障害が見つかることも多いそうです。

また、依存が強く、依存性の強いものに非常にハマることも特徴です。

ADHDは知能的に問題があるわけではないんですよね。

生活に支障がある程度に社会的な能力が著しく低い人が多いそうです。


他者に認められにくい特性が多いため、不運にも人からイジメを受けた経験が多い傾向にあります。

それ故に、「自己肯定感の低い人」が多いです。

僕とADHDの関係性

僕自身も上記のような特徴があります。

むしろこれらの特徴を見て

あれ…これ俺のことだな…

と、思い当たることが多すぎたため、真偽を聞くために精神科医に通院しました。

高校時代、掃除ができなささ過ぎてコップが10個カビていた

締切を守ったことがほとんどない

遅刻魔

過集中と注意散漫を繰り返す

関心のあることしかできない

飽きやすい

情緒不安定

多動と抜毛症

使う言葉が直接的な言い回し

注意散漫と過集中でバスを乗り過ごす

まさにADHDの特徴と合致していました。

小学〜中学にかけてイジメを受けており、高校時代は否定的な言い回しの彼女に否定を続けられ、ストレスから自分で毛を抜く抜毛症になりました。

ご想像の通り、自己肯定感が非常に低かったです。

(今思えば高校時代の彼女も自己肯定感の低い人でした。)

興味がある領域に関しては寝食を忘れるほど集中するため過集中しすぎて体調を崩すことが多くありました。

体調不良を無視して働いていた

社会人になり、「みんな当たり前にできるのにできない」ことが明確化しました。

大学の時点で「もしかしたらADHDかもしれない」と思っていたのですが、社会人になりほぼ確信になりました。

幸い、働いている会社はあまり朝の時間に厳しくないので遅刻は問題なかったのですが、要領の悪さや周りとの比較で日に日に元気がなくなっていました。

なんだかうまくいかないことが多く、体調が悪化する中、2年間弱、騙し騙し働いていました

2年目の終わりに差し掛かったある日、自宅のトイレで理由なく涙が止まらない日がありました。

その日は落ち着いてから出社。

その日は帰宅後、床にうつ伏せで寝たまま2-3時間体が動かせなかったです。

そんな日が続き、朝は体が起きず仕事中は吐き気が止まらなくなり不眠になりました。

上長やチームメイトから見ても明らかに体調不良が続きました。

すでにその時は鬱病を患っていた(後でわかった)のですが、あからさまに体調が悪かったため、鬱病の診察を理由に精神科に通院しました。

ここで内科ではなく精神科を選んだのはTwitterで「鬱病は身体的な症状を伴い体が動かなくなることもある」というツイートを見たからでした。

もしTwitterが無ければもうちょっと酷くなっていたと思います。

幸いにも、通院にかかるお金は工面できるほど収入があったことと、自由の効く職場であったこと、精神科医が近かったことから通院には苦労しませんでした。

通院する前は、結構緊張しましたね。

でもそれどころではないくらい体も心もしんどかったので勇気を出して通院を決意しました。

勇気を出した診断結果はADHDグレー

初の通院後、精神科医から以下の診断を受けました。

軽度の鬱病

ADHDグレー(ややその傾向あり

かなり勇気を持って通院をした結果、自分が思っていた通りの診断結果でした。

意外にも診断結果を受けたときに思ったのは、

「助かった」

という何とも呑気な感想でした。

自分の症状や特徴に名前が付くことって、とても安堵を覚えるんですよね。

何故かというと、

なんだか分からないものがしっかり分かる

からなんですよ。

よく分からないフワフワした不安が晴れていくんですよね。

加えて、

名前が分かれば対処法を調べて学べる

から安心するんです。

解決方法があると信じれることってとても嬉しいんです。

本当に体が動かなくなるような状態で「治せる」って思えることはとてもありがたいことなんですよね。

ADHDって脳の特性なので、

「俺が全部悪いわけじゃない(主観)」

って、社会的にはどうであれ、ある種の逃げ道や考え方を与えてくれるのもありがたかったですね。

全部自責だと精神が参ってしまいます。

というか本当に参ってしまいました。

ADHDは障害ではなく特性

ADHDは障害ではないと思っています。

あくまでも脳の特性です。

障害と呼ばれているのは

ADHDの特性が社会生活を送ることに不向きなものが多いから

だと思うんですよね。

つまり、「社会生活が順調であれば良い」わけです。

ここのコツをご紹介していきます。

あなたの特性に名前がついただけ

ADHDと言われたとき、僕の脳の特性に名前がついただけなので特段驚きもなかったです。

仲の良い友達に公表しても

お前はお前だから別に付き合い方は変わらないよ

と言ってくれました。

そりゃそうですよね、25年以上ADHDなんですから。

急に性格は変わりませんし、名前がついたところで友達辞めるわけがないです。

あんまり心配しなくてもいいです。

あなたの特性に名前がついただけなんですから。

ADHDの理解に役立つ本をご紹介

僕はADHDと診断されてから何冊か本を読みました。

おすすめはこの一冊です。


この本が1番飽きずに読めました

他のADHDの本って真面目すぎて眠たくなるんですよね…笑

著者はご自身がADHDです。

この本はADHDの特徴をまとめたものではなく、著者が生み出した社会での生き方をまとめたHowTo本です。

読めばすぐそのノウハウを使えます。

真面目に役に立ちました。

社会のマナーやしきたりを「部族のルール 」と呼んでいるのが印象的です。

「社会のマナーは部族のルールだと思え」

と言っています。

でもこの言い方共感しちゃいますよね、なんだかルール破ったら殺されちゃいそうだし。

思わず守っちゃう。

そんなふうにユニークな言い回しで教えてくれるの
で飽きないです。

僕が読んだ中ではベストバイですね。

僕が好きな一節があるのであとがきから引用します。

 発達障害はその名のとおり、発達の障害です。何かの発達がうまくいっていない。それが何なのかは、1人の発達障害者に過ぎない僕にはよくわからないけれど、でも、これがまるで玄関に放置しておいたサボテンが少しずつ大きくなるみたいに、少しずつ発達している気がするのです。
(中略)
「みんなに出遅れた」という感覚は、特にADHDの方に多いと思います。僕も、いつだってスタートに失敗してきました。でも、だからといって前に進んでいないかと言うとそうでもない。時間は究極的には僕らの味方なのではないかと思っています。

僕らは発達障害だけど、ゆっくりゆっくり発達しています。

僕は自分自身のことを「人より3年遅れてる」と思って生きています。

そんな僕でも昔に比べたら適応できることは増えています。

そんなふうに時間をかけてゆっくり改善していけばいいんですよね。

時間は究極の仲間です。

ADHDの克服方法

ADHDの克服方法をご紹介していきます。

まだまた実験中ですが、コツをご紹介していきます。

僕の場合は

「苦手なことや無関心なことを生活や仕事から排除すること」

で対策しました。

できないなら無くせばいい という発想です。

ADHDの克服方法 職場編

まず、やったことは事業部を異動したことです。

つまり環境を変えました。

(元々いた事業部のミッションにあまり関心がないかったことが理由です。)

そして、異動先の事業でも正直に症状や特性を伝え、朝の時間や仕事内容に関してかなり詳細に上長やチームリーダーに相談しました。

その結果、以下のような働き方になりました。

- 朝は成果が出る範囲で出勤(そもそも裁量労働)

- 不得意な分野はより得意なチームメンバに任せること

- 特に得意な部分のみで仕事をすること

もちろん、ただでこうなったわけではなく、多少の信頼を失いました

社長も期待していてくれた分、そこの信頼も少し失われた結果となりました。

意見を通して環境を変えた結果、疎遠になり、離れていく人もいました

ですが、体感ですが、前よりもかなり働きやすく精神的に楽に働けるようになりました。

得意なことで勝負する

最近は得意なことばかりを担当しているのでわかりやすく成果も出るようになりました。

まだ異動して3ヶ月ですが、僕なりのポジションを作れてきています。

もちろん、こうなったのも幸運な部分が多いと思います。

事業部と上長が非常に協力的だったこと

まだ20代であったこと

チームメンバが協力的だったこと


僕が技術者だった(得意な領域があった)こと

これがなければ出来ていなかったと思います。

もちろん「甘えるな」に近いお言葉も貰いました。

ですが、失うものもありましたが、得たものもありました。

人に与える影響の4割は環境だそうです。

自ら環境を変えるって勇気がいります。

やりたいことをやりたいと言う勇気も時には必要なのかもしれないですね。

苦手なことは排除する

苦手なことはできるだけ排除したほうがいいです。

苦手なことでは成果が出ないから。

僕にとって苦手なことが得意な人は必ず周りにいます。

苦手なことは得意な人に任せてしまって、自分が得意なことをやったほうがいいです。

人の苦手なことが自分の得意なことだったりします。

チームで働くならなおさらです。

そっちのほうがレバレッジが効きますし、チームとして強いです。

上長からもこう言われました。

2ヶ月経って思うけど、今の形になるよう判断をして良かったよ。成果も出てるし前よりもイキイキ働いてるから。これからも頑張って。

本当に感謝です。

色んな人が「嫌なことは辞めたほうがいい」って本に書いているんですよね。




あと、自分自身noteを始めてから確信しましたが、「得意で好きなことこそ1番仕事にすべき」です。

詳しくはこちらをお読みください。


勘違いを生まないために念の為お断りをしておきますね。

「苦手なこと」と「まだ出来ないこと」は区別しています。

僕は不特定多数の人付き合いが苦手です。薄い関係の人に関心がないからです。これは15年ほどかけて分かった事実です。

だから仕事では得意な他者に任せています。

IT技術的なことは人に比べてソコソコ得意です。
これは10年ほどかけて学んできたからです。

できないことがあっても「今できないけど多分調べてやればできる」ので仕事にしています。

「今できない」をやらない理由や苦手なことにするのはちょっと早計です。

やってみてから考えても遅くないかも。

ADHD の克服方法 生活編

生活的な面でもADHDは考えることが多いですよね。

僕が考えたノウハウを1個ずつ紹介します。

部屋の掃除編

部屋の掃除は未だに課題です。

ですが、1つだけ確信して言えるのは以下です。

モノを減らせば掃除が楽 or ほぼ不要になる

つまり、ミニマリスト的な生き方 がおすすめです。

モノが多いとモノの氾濫が起きて、そもそも掃除をする気になれません

ADHDは先延ばし癖があるからです!

モノが少なければ「掃除しなきゃ」というヤラサレ感や義務感が減るので始めやすくなります。

掃除そのものの時間も短くなります。

ADHDは注意散漫なのでモノが多いと片付け途中にちがうことをやっちゃいます。

だから、モノが少ないほど集中が保ちやすく「掃除が終わる確率」も高くなるんですよね。

いい事しかないので真面目にオススメします。

モノを減らす時におすすめの1冊

とはいえ、モノを減らすのが大変ですよね。

分かります、僕も2日かけて持ち物の9割を捨てたことがあります。

その時、キッカケとなった本はこちらです。

最近話題の超有名な1冊ですね。僕は3年前くらいに実践していました。


マンガ版もあるようですね。



この本の要旨は「心がときめく物だけを残すこと」です。

いらないモノを捨てるのではなくときめくものだけを残すんですよね。

実は持っているものの中で使うものって1-2割くらいしかないんです。

だけど、捨てるのが勿体ない、面倒くさいから持っている。

そんなものいっぱいあると思います。

結果、掃除がすごく大変になるし、管理もできない。

なんだか本末転倒ですよね。

この本を読んで9割のモノを捨てたのですが、ほとんど困ることはなかったです。

逆にお気に入りのものしかないのでなんだかスッキリするし部屋も片付いて気持ちがいい。

それからは殆ど部屋が大氾濫を起こすことは無くなりました。

あっても1時間で全部片付いて掃除まで終わります。

そんなふうにモノを減らすだけで掃除は得意になれますよ。

ロボット掃除機もおすすめです!

僕らカップルは2人とも持ってます。

ボタン押すだけで床掃除が終わるので神便利です。



1万円ちょっとで掃除機がけとオサラバできます。

トイレ、風呂掃除編

トイレと風呂掃除って面倒くさいですよね…!

僕も嫌いでした。でも今は好きです。

何故ならラジオが聞けるから!

僕は面倒くさいことをやるときのルールがあります。

面倒くさいことをやるときは、大好きな芸人ラジオを聞く


僕はラジオがめちゃくちゃ好きです。

でも、ラジオ聞くのって時間かかるんですよね。

聞きたくてもなかなか時間が取れない。

トイレ掃除や風呂掃除って合わせると1時間くらいかかります。

これラジオ聞くのに丁度よい時間なんですよね。

これは

面倒なことを好きなことと一緒にやることで好きな時間に変える

っていう僕なりのライフハックです。

別にラジオじゃなくてもいいです。好きなメディアで結構です。

これは絶対真似したほうがいいです、捗り方が違うから!

ラジオとかの週イチでコンテンツが新しくなる物が良いと思います。

毎週楽しく掃除できるようになります。

副次的ですが、キレイなトイレとか風呂って気持ちいいのでオススメですよ。

防水のブルートゥースイヤホンとかあると最高です。

濡れてもokだし線が要りません。


僕はシェアハウス住みなので業者が掃除します。

究極そういう選択肢もありです。

苦手なことはやらない。

料理編

僕は料理をしません。

食材管理ができないからです。

料理自体は好きなのですが、食材を腐らせるため辞めました。

たまにはやりますが必ず使い切る量しか買わないようにしています。

あとは、彼女のぬー家の冷蔵庫に置いとくとか。

彼女は料理が上手いので、完全に任せています。

冷蔵庫管理とかムリムリ、次にいつ家に帰ってくるのか分からないもん。

だから外食か弁当しか食べません。

お金はかかりますが、ストレスがかからないので問題ないです。

苦手なことはお金で解決する

食器洗い編

食器洗いは以下を意識しています。

「食べ終わった時には洗い物は皿1枚だけに」

つまり、作りながら洗えるものは洗うということです。

一気にやるんじゃなくてちょこちょこやる。

これが大事です。

あとラジオを聞きながらやります。楽しくね。

食べ終わったらすぐ片付けましょう。

僕は先延ばし癖で炊いた米を3ヶ月放置し、夏場だったせいもあり黒カビで炊飯器内が真っ黒になったことがあります。

もうその炊飯器は捨てましたが、そんなことをしないで下さいね。

ちなみに今はインスタントのサトウのゴハンしか食べないので、炊飯器は持ってません。

シェアハウスのモノも半年で1度も使ってないですね。

外で白米食べるし、彼女のぬーが美味しいの炊くので特に困ってないです。


洗濯編

まずは、いつも着る服以外を捨てるか売りましょう。

数を減らすのが大事です。

今ならzozotownが服を買い取ってくれるサービスがあります。

ダンボールに服を込めて送るだけでお金がもらえるそうです。


メルカリなどフリマアプリがありますが、面倒くさいのでオススメしません。

一気に倒してしまいましょう。

さて、洗い方ですが、僕はいつも以下を守っています。

洗濯機と同じ容量の洗濯かごを用意する

洗濯かごが満タンになったら洗濯する

お気に入りの柔軟剤を使う

できるだけ乾燥機を頼る

畳むという概念を捨てる


洗濯機と同じ容量のカゴは「一回分」の目安になるのでオススメです。

溜めると大変なので必ず一回溜まったら一回回しましょう。

お気に入りの柔軟剤は「いい匂いがして気持ちいい」から使いましょう。

洗濯したくなる仕組み作りも楽しみの1つになります。

できるだけ乾燥機を頼るのは「干す」という作業が無くなるからです。

僕は面倒ですがコインランドリーに持って行くこともあります。

何故なら干す作業が面倒だから。

ほぼすべてユニクロで服を買っているので傷んでも替えればいいですし、都度服を変えてオシャレができるので僕はそっちを選んでいます。

あと、畳むのも辞めましょう。

どうせ着るので広げます。

畳むメリットを感じずただただ面倒だと思っているのであれば、干したままにしておきましょう。

面倒でメリットを感じないことは続けられません。

洗濯代行サービスなんてものもあるので使ってもいいかもしれないですね。

あと、最近タオルを辞めました。

前まではフェイスタオルを使っていたのですが、それすらも面倒くさく、キッチンタオルを使い捨てるようにしました。

以外とそれで何とかなります。

これでタオルを乾かす行為からはオサラバです。

ごみ捨て編

ごみ捨ては完全に向いてないですね。

億劫以外の感情が湧きません。

汚い×面倒くさいことってADHDの先延ばし癖が出やすいんですよね。

大学時代は生ゴミためすぎて虫が湧いたこともありました。

流石にもうやらなくなりましたけど…。

決まった曜日、決まった時間に捨てに行く、向いてないにも程があります。

そのため、僕は24時間ゴミ出し可能な家に住んでいました。

いつでも捨てていいのでゴミがある程度溜まったらごみ捨て場に行くだけです。

これならADHDの人でも安心です。

部屋からごみ捨てに行くのが面倒くさい人は「ゴミ箱が満杯になったら必ず捨てに行く」習慣を作ってください。

寝る前にごみ捨て場に出すことも有効です。

あとは、他の人に任せてしまうのが1番です。

僕は今シェアハウスなので他の人が勝手にゴミ出ししてくれます。

当番の日は僕が出しに行かないと行けないのですが、高頻度で忘れるので他の人にお金払って代行してもらおうかなーと思ってます。

お金で解決できることはお金で解決しちゃいたい…。

あとでやろうは絶対やらない

お金編

ADHDの人ってお金の管理がとても苦手だと思います。

丼勘定なんですよね、基本。

丼勘定を逆手に取った方法をオススメします。

まず口座を3つ作ります。

来月の請求額をざっくり計算する

千の位で繰り上げする。15000->20000円

その金額+20000円を引き落とし口座に入れておく


先に貯金用口座に貯金のお金を振り込む

これで残った残金を生活費に当てるだけです。

これでなんとかなります。丼勘定だし。

家計簿とかは向いてないので辞めましょう。

あるお金で生きていければ大丈夫です。

簡単に借金したり、カードバンバン使うのは辞めましょう。

本当に破滅するので。

本当に首が回らなかったら親に頼みましょう。

金融に借りるのは得策ではないです。

ADHDの人はお金の勉強をしたほうがいいです。

衝動性で破滅的な使い方をするからです。

僕も勉強してからお金を使うことでお金を増やす方法を知りました。

メリットがないとなかなか行動できないものです。

オススメはこちら。

この1冊でお金の使い方が分かります。

そしてお金持ちへの道も見えてくると思います。


また、お金の管理の仕方やどうやったらお金が貯まるのか書いてある本はこちらです。

10冊以上お金の本を読みましたが分かりやすくまとまっていたのはこの本でした。


鬱病との向き合い方

鬱は物事の捉え方(認知)を変えていくしかありません

僕の場合は、以下のことを試し少しずつ楽になってきています。

頑張らないこと

自分に価値があると思うこと

苦手なことをしないこと

やりたいようにすること

環境を変えること


栄養サプリを摂る

何よりもまずは病院に行きましょう

そして、病院に行くことは本当に大切です!

僕はメンタルクリニックの主治医と会社の産業医をセカンドオピニオンをつけて話を聞いてもらい投薬を行っています。

風邪引いたら内科に行くように、心が疲れたら精神科やメンタルクリニックに行きましょう。

メンタルクリニックって心理的障壁がとても高いと思います。

分かります。僕もちょっと躊躇ったから。

だけど、職場で公表してみると僕の周りの人は「行ったことある」と教えてくれるんですよね。

社会人になるとそれなりの人が精神的に疲れ病院に行くようです。

みんな行ってるので怖くないですよ。

医療機関に行ったことがない人は、まずは行きましょう。

自分が何になっていてどう対処すればよいのか

分かります。風邪と同じです。

しかし、風邪と違うのは

鬱は死ぬことがある

ことです。心のガンだと思ったほうが良いです。

早期に治療するほど治りやすいです。

もし、

体調不良を無視して働いていた

に書いた症状(泣く、体が起きない、不眠)があるならすぐにでも病院に行ってください。

投薬でかなり楽になります。

病院、舐めちゃだめです。民間療法とかの前に病院行きましょう。

お医者さんに行った上で、今から書くことをやっていってほしいなと思います。

僕が鬱になった理由

僕が鬱になった理由はハッキリしています。

それは仕事です。

あまり関心のない事業で自分よりもレベルの高い人に囲まれて仕事をしていた。

これが主な理由です。

あまり関心のない事業

僕は広告事業にいたのですが当時はあまり「人の役に立っている」とは思えてなかったんですよね。

使ってくれる人たちが遠過ぎて、あんまり世の中の役に立っている感覚がしていませんでした。

自分よりもレベルの高い人と働く

本来ならこれはとても恵まれていることです。

しかし僕の場合はプレッシャーになったんですよね。

超注力事業なので周りは僕よりも遥かに優秀な人しか居らず、優秀な人と自分を比較し、新卒入社から2年間ずっと焦りの中に居ました。

毎日の生活習慣

また、毎日の生活習慣も今から見ればかなり乱れていましたね。

毎日の飲酒と外食で健康、栄養状態も優れてはいなかったです。

ここについても後から書いていきます。

頑張らないこと

うつ病になる人は

真面目で完璧主義者

と言われています。

つまりは

少しでも落ち度がある自分を許せない人

です。

もっと頑張れなかったかな?

怒られないかな?

嫌われないかな?


クビにならないかな?

なんて心の中でずっと不安がっている人です。

そんな人は

「休む間もなく頑張ることで不安を埋めよう」

とします。

休むと不安が来るからです。

ここに関しては一度で良いので頑張らないことをやってみてください。

あなたが思うほど世の中は厳しくないですよ。

出社して体調悪くてコッソリ寝てても給料は入ります。

給料はあなたの存在給だからです。

(給与が成果に対する報酬だと思っている人はもうちょっとお金の勉強したほうがいいです。給与はあなたの存在価値に対する投資です。)

少しサボっても体調が悪い日に休んでも、仕事でバタついてる時に1日休んでも大丈夫です。

あなたが居ないと仕事が回らない

なんて勘違いですし、実際そんなことはないです。

あなたが居なくても組織は継続しますし、あなたが居なかった穴を埋めるように人が異動したり他の人に仕事が寄せられるだけです。

僕自身も僕が専任でやっていた仕事から別部署に2週間だけ引き継ぎをしてスパッと異動しました。

全く仕事に問題はなさそうですし、むしろ売上もより伸びています。

大統領や首相、天皇が変わっても世の中は大丈夫なようにできています。

あなたが居なくても、あなたが休んでも仕事が回る。

それが組織です。

だから

忙しくて休めない

なんて言わないでください。

会社はあなたが居なくても継続しますが、

あなたの体はあなたが守らないと継続しません。

よく言う言い回しですが、心を亡くすと書いて「忙しい」です。

本当に休みは大切です。

まずは「頑張らない」ことをやってみてください。

頑張らずに人に任せちゃう。

頑張らずに楽しいことだけやる。

頑張らずに自然にやってしまうことをやる。

するとどんどん楽しくなっていきます。

頑張らないほうが人が手伝ってくれて、頑張らないほうが人が僕の分も成果を生んでくれます。


オススメは心屋仁之助さんの本です。

読んでると段々と気が楽になっていきます。


自分に価値があると思うこと

自己肯定感が低い人は「他者に認められなかった」人が多いです。

友人や職場でのいじめ

親族からの嫌がらせ

親がとても厳しく褒めてくれなかった

親との関係性が良くない

こんな人が多いかもしれませんね。

かくいう僕も小学校、中学校とイジメを受けていました。

いじめの主犯は同級生の女の子でした。

未だに同世代の女性に対して恐怖感が少し残っています。

僕は元々よく話す性格だったらしいのですが、ある時期から全然話さなくなったらしいです。

1番いじめが酷かったときは

廊下で口笛を吹いているだけで気持ち悪い

と罵られるほど。

僕の感情を人に悟られてはいけない

と思い、学校では異性の前でほぼ無表情で過ごすようにしていました。

僕は身長が高く早熟な体型だったのと、運動部だったこと、当時美容と服装にハマっていたこともあり、中学3年からはイジメられていたことが信じられないくらいモテるようになりました

すると不思議なくらいイジメが無くなったんですよね。

1番の驚きはイジメていた子達が僕に女の子をあてがおうとしていたことでした。


それはそれで、そこから女性が信じられなくなり、女性不信がかなり長く続くのですが、それはまた別の話。

そこから15年経ち、当時イジメていた女の子達とも普通に話せるようになりました。


さて、これと自分に価値があると思うことに何が関係しているのか。

実はイジメから抜け出したとき、

僕は女にモテる価値がある。僕はイケメンになる。僕は女性と話す価値のある人だ。

と決めたんですよね。

それに従って服や髪型を変えていきました。

結果みんな僕が思ったように僕を認めてくれたんですね。

大事なことは

その時点で人にどう思われているかは全く関係なく自分の価値を思い込むこと

です。

今はまさに

自分には誰になんと言われようと生きている価値がある

と思い込んでいます。

あなたは存在しているだけで価値があります。

誰がなんと言おうとそうなんです。

あなたの人生においてあなた以上に価値があるものなんてないです。

〇〇を頑張ったから偉い、なんてのは条件付きの価値決めです。

最初は馴染まないかもしれませんが

自分はすごい人だ。生きてるだけで価値がある。

なんて口で言ってみてください。

毎日言ってると本当にすごい人に思えてきます。

自己満足ですよね、でもいいんです。自己満足で。

だって人生なんて自己満足と死ぬまでの暇つぶしですよ。

あなたの世界はあなたが受け取る言葉でできている

わざわざ他人のところに来て悪口や人を蔑むようなことをする人もいます

大人になっても数人出会ったので、きっとそういう人は幾つになっても何が起きてもそういう人です。

社内で子持ちの大人に

死ね

なんて言われたこともあります(僕はなぜかそういうのを引きつけるらしい)。

そういうふうに人にわざわざ悪口や罵声を浴びせる人は

自分の人生に集中出来てない人

です。

自分の為すべきことを一生懸命やり、懸命に生きてる人は自分の経験から相手の辛さを想像することができます。

そして、人のことを考える暇なんてないから悪口なんて思いつかないんです。

人にわざわざ悪口言う人は、自分の人生に集中出来てない残念な人です。

そんな人のためにあなたが傷つけられる必要はありません。

その人の言葉を受け取る必要もありません。

あなたはあなたを大事にしてくれる人からの言葉だけを受け取って生きていい人です。

自分にとって大切なこと、ポジティブな言葉(エネルギー)だけを受け取って、それ以外は本人に返しましょう。

わざわざ相対して悪口は言わなくていいですが、

あなたはそう思うのね。私が思う私とは違うから受け取りません。

とハッキリ言葉を受け取らないようにしましょう。

あなたの世界はあなたが受け取る言葉でできています。

あなたが受け取る言葉もあなたが選んでいいのです。

2:6:2の法則というものがあります。

あなたを好いてくれる人が2割

あなたに無関心な人が6割

あなたが嫌いな人が2割

つまり、どう頑張ったって2割の人に嫌われるのです。

だったら2割の好いてくれる人のことを考えたほうが良い。

あなたの思考、人生を使うならあなたが好きな人のことを考えてその人達のために生きたほうが良いです。

あなたを傷つけた人は今頃パフェを食べています。

考えるだけ損です。


残念な人達のことは考えずに生きていきましょう。

そのほうが楽しいですよ。

嫌われる勇気。名著です。

僕の人生の考え方をほとんど上書きしてくれました。

人に嫌われていい。

むしろ相手のことは変えられない。変えられるのは自分だけ。

それを受け止めて生きていく。

本当にオススメの一冊です。



苦手なことをしないこと

苦手なこと、ありますか?

僕はいっぱいあります。

これまでこの記事に書いた通り色んなことができません。

ですが、出来ないこと苦手なことはやらないことにしてからかなり楽になりました。

僕が苦手なことが得意な人っていっぱいいるんですよ。

だから最近はなにも考えずに人に任せるようにしました。

すると僕もハッピーだし相手もハッピーなんですよね。

僕の経験から、得意なことやってるときって楽しく時間がすぎることが多いんです。

つまり、僕が任せた人は「楽しいと思いながら僕の苦手なことをやってくれる」んですよね。

めちゃくちゃwin-winですよね。

「自分の苦手なことを人に頼むなんて申し訳なくて出来ない」なんて思うかもしれませんね。

僕は

一生のお願い戦法

をオススメします。

つまり、「一生のお願い!」と言って1回だけ人に任せてみるんです。

人は優しいので「いいよ〜やるよ〜」なんて言ってやってくれます。

それに、別になんの見返りもしなくていいです。

今度頼まれたときに快く受け入れれば良いだけです。

僕の周りには

一生のお願い!

を週に何度も使う同僚がいます。

今週の一生のお願い

なんて言葉もチーム内で生まれました笑

その人はめちゃくちゃ人懐っこいのでみんなに好かれてますね。

うまく自分の仕事を人にまいて成果を出してます。

こんなふうに苦手なことは任せちゃって良いんですよね。

得意で好きなことだけやってればいいんです。

ADHDの人は「得意で好きなことに対する集中力が段違いに強い」人が多いです。

過集中があるから。

そこで戦えばよいのです。大丈夫ですよ。



やりたいようにすること


鬱になる人って「許可を求める型」の人が多いと思います。

人の許可があってはじめて自分の行動ができる。

親が厳しかったり部活が厳しいとそうなるかもしれません。

ぶっちゃけ、あなたの人生は誰も制限なんてしていません。

明日学校や会社をやめてインドでカレー屋を始めたとしても、誰も止めれません。

言葉では止めるかもしれませんが、あなたが辞めない限り辞めさせることはできません。

「やってもいいかな?」なんて聴かなくていいです。

冷蔵庫のプリン食べた後に

「ごめん、プリン食べたかったから食べた」

って言っていいんですよ。

例が突飛で申し訳ないですが、ここで伝えたいのは「あなたがやりたいようにすればいい」ことです。


どうやってやるかというと「許可を求めず謝罪型」になることです。

あ、ごめん。プリン食べたわ。

これが許可を求めず謝罪型の典型例です。

勝手に食べて欲しいものは得て、誰かが気分を損したら謝る。

むしろ誰も怒らない可能性のほうが高いです。

つまりあなたが得をしてそれで終わることが多いです。


あなたは良い人過ぎるのでそれくらい自分勝手で良いです。

あなたの人生はあなたがやりたいようにしてよいのです。

他人よりもまずはあなたが大切です。

自分を大切にできない人は他人も本当の意味で大切にできません。

まずはあなたがやりたいことをやってみましょう


環境を変えること

環境を変えることはとても大切です。

人に影響を与える4割が環境の影響

とも言われています。

つまり、あなた自身が変化させられるのは6割程度ということです。

あなた自身が変わり考え方を6割変えたとしても、環境があなたに合っていなければやはり辛みは残ります。

逆に環境を変えるだけで4割も状況が変わるのです。

人が変わるには以下3つを変えると良いと言われています。

時間の使い方を変える

付き合う人を変える

環境を変える

環境が人に与える影響は本当に大きいです。

僕自身、鬱になり以下を変えました。

職種を変えた。定時後はブログか読書に当てた。

付き合う人を変えた

全く異なる事業部に変えた

これによってやはり時間の使い方や考え方、人付き合いが変わりました。

そして、事業部を変えたと共に自分のやりたいことや嫌なことをはっきりと表明するようになりました。

結果、ストレスは減りかなり精神的に安定するようになってきました。

環境が与える影響は本当に大きいです。

もし環境が改善できないのであればあなたがその場から離れるか、極力嫌な時間を作らないことをオススメします。

嫌なものは遠く、好きなものを近くに。

オススメは

この空間だけは誰も自分を傷つけない

と思える場所を作ることです。

心の避難所を作るイメージです。

例えば、帰り道の居酒屋、近所のカフェ、学校の図書館、自分の部屋。

そんなふうに1人で誰にも邪魔されずに自分が自分らしく振る舞える場所を作ります。

それは何にも変えられないものです。

1日の中で必ず自分を傷つけない安心できる時間を作りましょう。

少しずつ環境を変えるのです。

少しずつ。


栄養サプリを摂る

栄養はとても大切です。

僕らの心は脳内で構築された思考から来ます。

脳内の思考は脳を走る電気信号から生まれます。

それらは口から摂取した栄養分から生まれるものです。

つまり、

精神状態は栄養素によって差有される

のです。

栄養素、主にタンパク質やビタミンの不足や糖質の過剰摂取によってうつ病が引き起こされることは科学的に分かっています。

僕は飲酒と外食が多く栄養素が偏りがちです。

そこで、以下のサプリメントを摂取するようにしています。

ビタミン剤

亜鉛

タンパク質

栄養素の不足がうつ病を引き起こします。

食事の改善やサプリメントを摂取するだけでかなり症状が改善することがあるそうです。

詳しくはこの本にのっています。

食事の重要性やうつ病への対処方法の考え方が変わります。

ぜひ読んでみてください。



僕が発達障害(ADHDグレー)と鬱病を受け入れるためにやったことを1つずつ紹介しようと思う

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僕がこれまで1年で得た「ADHDと鬱病」を受け入れるためにやってきたことや考え方を全てご紹介しました

本当に色んなことを考え、学び、本や人から吸収した1年でした。

とてつもなくしんどかった。

だけど、これによってまた1つ、人として強くなったと思います。


時には不安もある。でも、その不安も共に一緒に生きていけばいい。

その不安も自分の一部分だから。

「うつヌケ」の一説です。

不安もあるし悲しいこともある。だけどもそれも人生の一部だし、だからこそ楽しい瞬間や嬉しい瞬間があります。


僕には生きていく上で大切にしている座右の銘があります。

諸行無常

世の中は常に変わり、不変なものなど何もないという仏教の言葉です。


あなたの今の辛みや環境、あなたの考え方、周りの人、時代。

そういったものは全て変化していくものです。

今に絶望せず、少しずつだけど前に、少しずつ発達していく。


そんな希望を持ちながら生きていきたいと思います。

きっとそれはあなたにも、僕にもできるはずです。

この記事があなたの役に立てば幸いです。

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