#コラム
やることを決めるために「自分のサイズと持ち物のチェック」をした話
今から9年前、わたしは30歳で、シングルマザーになって5年ほどたったころ、「半分の時間で倍稼ぐ」と決めたことは、今ふりかえっても自分にグッジョブと言いたい。
ただ、そう決めたのは、野望でもなければ憧れでもなかった。むしろしかたなく、そうするしかなかったのだ。
友人たちと旅行に行ったとき、娘のあーちんも一緒に連れて行ったので、毎回食事代をふたり分払う。もちろん旅費も宿泊費もふたり分払う。それはあ
Facebookで最高の思い出ができた話
最近はあまりFacebookに投稿していなかったのだけど、久しぶりに「あーちんが中学を卒業したよ」という投稿をしたら、みんながコメントやメッセージでおめでとうと言ってくれた。
Facebook全盛期だった6〜7年前はよくあーちんの写真を載せたりしていたので、SNS上で成長を見守ってもらっていたんだなと改めて感慨深かった。
今や承認欲求がどうとかおじさんの居場所だとか揶揄されることもあるFace
「わかりあえない」の壁をこえる方法
人間関係におけるあらゆるトラブルや悩みは「わかりあえないこと」からきているのではないかと思う。
「わかりあえない」というのは、つまり自分と相手の「なにかがちがう」ということだ。性格や、考え方や、経験や、優先順位などのなにか、あるいは複数がちがう。
そのちがいに気がつくのは「わかってもらえない」「伝わらない」という悲しみや悔しさがきっかけだったりするのだけど、そんなとき、わたしは「把握したい」と
不満は財産、不安は鍵。
これもまた会社員時代の話なのだけど、わたしは前回のnoteに書いたように、お節介で解決魔なのと、在籍期間が長く年下のスタッフばかりだったので、社内で保健室のおば…おねえさん(20代だったし!)のような役割になることが多かった。
「なにかあったらこの人に言えばいい」と頼ってくれることは、うれしくもあり、気がつくとどんどん仕事が増えるという問題もあり、「解決してあげたいけどこれキリがないな!」という
『セブンルール』出演と、もらった花束のこと。
先日、『セブンルール』という番組に出演させていただいた。
おかげさまで、たくさんのクッキーの注文をいただいたり(現在オンラインショップを一時休止しています。ごめんなさい)、あたたかい感想をいただいたり、久しぶりの友人から連絡をもらったりして、とてもうれしい経験になった。
そんな中、クッキー屋をはじめる前に働いていた会社の社長からLINEが届いた。
その会社では、21歳から出産の時期をのぞいた
やりたいことがない「叶え組」にしかできないこと
昨日書いた note『世界は「夢組」と「叶え組」でできている』を読んだ友人から、「わたしは夢組かな?叶え組かな?」という質問や報告がたくさんあった。読んで考えたことを共有してくれてとてもうれしい。そうしてやりとりをしている中で出てきたことを、ちょっと補足で書いておこうと思う。
昨日も書いたように、わたしは「やりたいことがない人」つまり「叶え組」で、湧き出る「やりたいこと」は若い頃からずっとなかっ
世界は「夢組」と「叶え組」でできている
ここのところ、脳内プチテーマとして「やりたいことがある人」と「やりたいことがない人」について考えていた。
ちなみにわたし自身は「やりたいことがない人」で、今のメイン仕事のクッキー屋さんも、決して「やりたかったこと」や「夢」ではない。シングルマザーが子供と生活するのに「お金と時間がない」というのがイヤで、「ひとの半分の時間でひとの2倍稼ぐ」という目的のために、自分のできることから消去法で削り出した
0→1フェーズで気をつけるべき「改善」の罠
スタートアップ的な、0→1をつくるフェーズのプロジェクトに関わる機会が増えてきて最近感じるのは、プロジェクトが前に進まない要因は「反対」よりもむしろ「改善」にあるということです。
スタートアップにいる人たちは基本的に何かを生み出したい、どんどん進めていきたいと思っている人がほとんどです。
だから、何かをやろう!となったときに「反対」はほとんど起きません。
その代わりに、「もっとこうしたらどう
小沢健二の「もしも」と、浅田真央選手とあの子の決断のこと
浅田真央選手が引退を発表した昨日、時同じくして、うちのあーちん(14歳)が中学の部活を辞めた。
昨日、帰宅後にあーちんが「こういうことをしたい(絵を描く時間をつくること)から部活を辞める と自分が思ってることを話したら、部員のみんなが『あーちんが決めたことだから応援するし、これからも演奏会とか観にきてほしいし、部のみんなでディズニーとか行くときは誘うね』って言ってくれた」と、泣きながら報告してき