私の役に立った結婚に関する14のアドバイス
旦那とは出会ってから7年くらい、結婚して3年半くらい経つ。
私は恋愛経験がものすごく少なく、初めて付き合ったのが旦那で、旦那にとっても私が初めての彼女だった。まあ、そんなわけで私は付き合った後も「で、付き合ったけど何をすればいいんだ?ゆくゆくは結婚したい気持ちもあるけど、どうやって相手を見定めるんだ?」というような初歩的な疑問がたくさんあった。
そんな感じだったので、私は自分の親や兄弟、出会う既婚者たちに片っ端から「どうしてこの人と結婚しようと思ったの?どうしたら夫婦円満な家庭を築けるの?」と聞きまくっていた。幸い私の周りには幸せそうな夫婦がすごくたくさんいた。
たくさんもらったアドバイスの中から、役に立ったものや覚えておきたいなと思ったものを今回まとめておこうと思う。誰かの役に立つかもしれないし、書き出さないでいてそのうち忘れてしまうのも勿体ないと思うので。
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・沈黙でも全く気にならない人と結婚すべき
これは父含めたくさんの人が言っていたことだ。父は母と初めてデートした時に、2人でいて沈黙の時間があったけれど全然気にならず、逆に心地いいと思ったのが決め手だったそうだ。
・選ぶなら稼ぎの良い人でなく、働き者の人。そして自分の収入の範囲内で生活できる人
これは母からのアドバイスだったかな?婚活市場だとどうしても年収が一つの目安になってしまうことが多いけれど、自分の収入の範囲内で堅実な生活ができるほうがずっと大事だと言われた。結婚して本当にそれを実感している。我が家も収入が少ない時期が結構あったが、それでも充分貯金ができた。
・相手の現在ではなく、将来の可能性を見るように
将来の可能性っていうのは「実家が会社経営してるから将来は社長だわ!」とかそういうものではなくて、一つ前のアドバイスにあるように「この人はちゃんと努力できる人だから、今はまだ芽が出ていないけどきっと大丈夫」みたいな感じ。初めからパーフェクトな人なんていない。これからの長い人生を一緒に歩みながら少しずつ成長していくものだと誰かに言われた。
・ただ楽しむデートでなく、相手を知るためのデートをする
これは先輩カップルたちによく言われた。毎回映画見て食事とかじゃなく、博物館に行ったり、散歩したり、ボランティアに行ったり、献血に行ったり、山登りに行ったり、共通の友達と遊んだり、普段行かない場所では相手はどうなるのかよく見ていたらいいよと。よくあるけどIKEAデートとかお互いの生活とかインテリアの好みがしれて楽しいよね。
私は山登りに行った時、いつも私の歩幅にあわせて歩いてくれる旦那にきゅんとしたんだった。今でも歩幅をあわせてくれる旦那です。
・本気で結婚したいと思う人に出会ったなら、結婚を遅らせる必要はない
これは父に何回も言われた。まだ仕事に慣れていないから。まだ奨学金の返済が終わってないから。まだ付き合って短いから、まだ収入が少ないから。とか結婚を遅らせる理由はいくらでもあるけれど「苦しい時も嬉しい時も一生も共にしたい」と本気で思える人が現れたのであれば、すぐに結婚しろと。結婚してから一緒に苦労して乗り越えれば良いと何度も言われた。
・新婚旅行には無理しても行く
これも父。父とは結婚前にすっごく色々話してたのでアドバイスも多かった。結婚当初うちはすごくお金がなくて新婚旅行どうしようか迷っていたが、父に絶対行けと言われた。「時が経ったら絶対に夫婦仲が悪くなる時期が来る。その時に本当に幸せで相手を愛していた時の共通の思い出があれば、初心に返れる。だから絶対行っとけ」
そう言われて、激安貧乏旅行だったけど夫婦で石垣島に行った。今のところまだその思い出が必要になる事態にはなっていないが、純粋に子供が生まれたらこんな旅行なんてできなくなったので行っておいてよかったーと思っている。
・結婚前にお互いのことを深く話し合う
結婚が決まった後に、共通の知人が結婚前に話しておいたほうが良いことをアドバイスしてくれた。
・夫婦の理想とする働き方
・性生活と子作り
・結婚後の家計管理
・実家はどんな家族でどんな文化があるか
・イライラしてる時、悲しい時などにどのようにして貰いたいか
もっとあったような気もするが、4年くらい経つので忘れてきてしまっている。こういうことはちょっと話題にしにくいので、このアドバイスのお陰でお互い腹を割って話せたし、結婚後も「思ってたんと違う!」みたいなことはあまりなくてとても役に立った。
・家族の決まりを作る
旦那の兄夫婦の家にお邪魔した時、壁に家族の決まりが貼ってあったのを見て良いなあと思い、我が家も真似をした。
結婚してすぐの時に夫婦で話し合い、10の決まりを作ってトイレに貼った。
・毎月デートに行く
・毎月お客さんを呼ぶ
・話し合う時間を取る
・日曜日の夕食は旦那が作る
・感謝を伝える
・子供がいるところで喧嘩しない
・仲直りしてから寝る
全部は書かないけど、こんな感じだ。もちろん完璧に守れているわけじゃない。子供が生まれてからはデートなんてほとんど行けていないし、毎月お客さんも呼べていない。でも、トイレに行くたびに、このルールを読んで「あ、忘れてた頑張ろう」って思う。
結婚して3年半くらいが経った今、このルールの中で最も助けられているのは「日曜の夕食は旦那が作る」と「仲直りしてから寝る」だと思う。これを結婚してすぐに決めておいて本当に良かった。
・月に一回、家族会議をする
これは旦那の実家のやりかただ。我が家でもそれにならって、月に一回夫婦でいろいろなことを話し合う時間を取っている。
先月あったことを話して来月の予定を調整し、最近気になっていることや悩んでいることがないか話し合う。今までにこの家族会議のお陰で、子育てのことや家計のこと転職のことなどについて夫婦で冷静な話し合いができた。
・結婚してすぐの頃に我慢しちゃダメ
これは母からのアドバイス。しみじみ言ってたから多分思うところがあるんだろうな…笑
結婚してすぐの頃なら夫婦でお互いすり合わせができるけど、一旦定着してしまうとそこから変わるのは難しいと言ってた。だから相手にやめてほしいことややってほしいことは我慢せずにちゃんと伝えたほうが良いよと教えてくれた。
・子供にとって一番良い影響があるのは、夫婦仲が良いこと
これは友達のお母さんに言われたことだったかな。旦那の父親も言ってたと思う。旦那の父親はもう70手前なんだけど「今でも妻に一目惚れ中です」って言えちゃうくらい奥さん大好きで、すごく妻を大事にしている。旦那兄弟はみんなすごく妻に優しいんだけど、多分それは両親を見てるからじゃないかと思う。
逆に私の両親はお互い謝らない人だったので子供の前でも喧嘩しまくってたし、お互いの悪口を聞かされたりもして本当にキツかった。隠れて何回も泣いた思い出があるので自分の子供にはそういう思いをさせたくないなぁと思う。
<ここからは格言的なやつ>
・愛する人を選び、選んだ人を愛する
これは有名な言葉らしいけど、すごく真理な気がする。「愛する」というのは動詞だから、自分の努力次第なのだと聞いた。きっと長く暮らしていく中で相手を愛するのが難しいと感じるときもあるだろうけど、その時にこれを思い出したい。
・愛するとはお互いに見つめ合うことではなく、いっしょに同じ方向を見つめることである
うろ覚えだったから調べたら、星の王子さまの作者の言葉だったんだ!これは特に夫婦のあり方として理想的だなと思う。家庭を守るために2人で同じ方向を見て進んでいける夫婦はきっと強い。
・結婚は最高だよ!
これは格言でもなんでもない既婚の姉の言葉です 笑
姉は昔からアグレッシブで道なきところに道を作る女だったと思う。これから留学するというお金も何もないオーストラリア人と国際結婚し、一緒に海外について行ってそこで姉が働いて楽しい極貧生活を送った。なかなか夫の就職が決まらなかったときもずっとそばで支えていたし、結婚してからもずっと子供ができなくて辛い思いをしたこともあった。なにごとも夫婦2人で支え合って乗り越えてきた。そんな姉からの言葉は私にとってすごく大きい。
去年、長い不妊治療の末に姉に可愛い娘が生まれた。我が家の妹と同い年なので、いつか一緒に遊んでくれたらいいなと思う。
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以上
もっとたくさんのアドバイスをもらっていたような気もするが、とりあえずこんな感じだ。どれも私にとってすごく役に立った。といってもまだ私たちは結婚して3年半で、まだギリギリ新婚ともいえるくらいの時間しか経っていないので、この後どうなるのかは分からない。死ぬまでずっと良い結婚生活を送れたら良いなぁとは思っているが、ほとんどの夫婦は夫婦の危機を経験するようだし、きっと我が家もそういう時期がそのうち来るだろう。
その時にこのnoteを読み返したら、少しは役に立つのかな?立つと良いな。
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