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出産を経て「ゲームのルールが変わった」 新しいルールで成果を出すために

こんにちは!コミューン編集部です。今回は、1月に育休から復職された、採用人事の塚本さんにお話を聞きました。

塚本ひかり
新卒で総合人材サービス会社パーソルキャリアに入社し、人事を担当。その後、グループ内で転籍をしHRTechSaaSのSales、新規サービスのBizDev・PdMを担当。2020年8月にコミューンに副業人事としてジョイン。その後正社員となり、CSM・PMMを担当し、産休・育休を経て、2023年1月に採用人事として復職。

コミューンとの出会いは、前職で営業を受けたこと

ーーこれまでの塚本さんのキャリアを教えてください。

新卒で、総合人材サービス会社のパーソルキャリアに入社しました。人事として新卒採用・採用企画などに従事した後にグループ内で転籍をし、HRTechSaaSの営業・BizDev・PdMを担当しました。

コミューンには、2020年の8月から採用人事の副業として携わるようになり、約半年後に正社員として入社しています。入社時のポジションはCSMでしたが、その後PMMに異動。それから産休・育休を経て、2023年1月から採用人事として復職しました。

ーーなぜ副業でコミューンにジョインすることになったのでしょうか。コミューンとの出会いを教えて下さい。

前職のときに、コミューン創業2年目の高田さん(代表取締役CEO)が営業に来てくださったことが最初の出会いです。

ーー最初はお客様としての出会いだったのですね。そのときの高田さんやコミューンのプロダクトに対する印象は、どのようなものだったのでしょうか。

「スタートアップの社長が直接営業に来てくれた!」と新鮮でした。
また、真夏だったので、高田さんは汗だくだったことを覚えています(笑) 当時私が所属していた会社のオフィスが豊洲だったということもあり、暑い中の移動が大変だったのかなと・・・。

プロダクトについては、今と同じcommmuneというプロダクトを当時から提供していたのですが、私自身サービスとユーザーの距離感に課題を感じていたので、目の付け所が面白いなと感じました。

ーーなぜその後に、コミューンで働くことになったのでしょうか。

少し時間が経ってから、YOUTRUST経由で連絡をもらったことがきっかけです。当時の私が所属していた会社は大きな組織だったので、スタートアップで働くということ自体に興味を持ちました。

また、前職で携わっていたサービスがHRTechだったので、人事として現場の感覚を取り戻したいという気持ちもあり、副業人事としてジョインすることを決めました。あとは高田さんと話して楽しかったので、この人と一緒に働いてみたいなと。ただ、当時はあくまでも副業でのジョインであり、それ以上は考えていませんでした。

今コミューンに入社することを決断しなければ、何年後かの自分が絶対に後悔する

ーー副業期間を経てから正社員として入社されていますが、ずばり、入社の決め手を教えて下さい。

副業で半年間働いてみて、この人たちともっと仕事がしたいと思ったからです。今コミューンに入社することを決断しなければ、何年後かの自分が絶対に後悔すると思いました。

具体的には、創業期のメンバーにこのような印象を抱いていました。

CEO高田さん
めちゃくちゃまっすぐでピュアで嘘をつかない人。この人なら必ずコミューンという会社を成長させるために先頭に立ち続けてくれる。

CPO橋本さん
CEO高田さん・CTO山本さんとのバランスを取りながら、涼しい顔でコトを前に進めてしまう人。橋本さんからもっと仕事術を色々と学びたい。

CTO山本さん
コミュニケーションがすごく丁寧で優しい。CTOのポエムでのワードのチョイスも独特で、興味深い人。もっと話してみたい。

CRO岩熊さん
当時は岩熊さんも入社したばかりだったのに、飲み会も含めてたくさんコミュニケーションを取ってくれた。カオスを一緒に楽しめる人。

全員の名前は書ききれませんが、まだまだ素敵なメンバーがたくさんいます!!

コミューンの成長を加速させることがミッション

ーー塚本さんの現在の仕事内容を教えてください。

全社の採用戦略の立案から、採用広報・候補者コミュニケーションまで、Hiring Managerと一緒に採用活動をリードし、コミューンの成長を加速させることがミッションです。

最近では、コミューンで働く女性がもっと活躍しやすい環境づくりの一環として、女性社員がたくさんいることを外部に知ってもらうための活動もしています。2/16にコミューンとして初めての女性向けのキャリアイベントを実施予定です。(私もパネリストとしてお話しするので是非ご参加ください!)

女性活躍推進については、高田もnoteにて発信をしています。

また、私自身がコミューンに転職してすぐに妊娠・出産を経験したのですが、その経験を生かして、今後同様のライフイベントを経験される誰かの力になれると嬉しいなと思っています。実際に、妊娠から復職した現在まで、コミューンのこれらの制度にはとても助けられています。

フレックス制度
それぞれのメンバーが自由な時間に働いているので、育児で早い時間に退勤することへの罪悪感がありません。(コアタイムは11:00~16:00)

在宅勤務(フルリモート可、毎週金曜日は出社推奨日)
在宅勤務をすることによって、通勤に使っていた時間を業務に充てることができるので、子育て中で保育園の送り迎えがあってもフルタイムで働けています。

シックリーブ(Sick Leave, 病気休暇)制度
当人あるいは家族やペットなどの急な体調不良の際に使える有給休暇制度です。入社日に10日間(!)付与されます。子どもが熱を出して自宅保育が必要なときはもちろん、妊娠中につわりで辛かった時もシックリーブを使って休むことができたのでとても助かりました。(ちなみにシックリーブ制度は、私が妊娠時に経営陣に提案したらすぐに採択されできた制度です。)

育児環境を整える補助
出産時に会社から10万円を支給してもらえます。会社が「育児」を行いやすい環境づくりのためにサポートしてくれるので、とても心強かったです。

子育て部(#club_childcareというslackチャンネルがあります)
みんな可愛い子どもの写真を共有してくれるので癒されます。夜泣きについて悩んでいると投稿したら、秒速で先輩パパママからTipsが共有されました。実際に参考になりましたし、何よりみんなが理解・応援してくれる場所があるという安心感がとても心強かったです。

#club_childcareに実際に投稿した内容
日々お子さんの可愛い写真に癒やされています

コミューンの働き方についてより詳しく知りたい方は、こちらも御覧ください。


ーーコミューンの仕事はどんなところが面白いですか

事業がさらにもう一段成長するフェーズなので、採用も進化が求められているところです。今までにない規模の採用を実現できるような戦略と実行が必要なので、できることの余白しかないし、チャレンジングです。

コミューンは今従業員約100人の規模から、さらに組織として強くなるために拡大しようとしています。人事のキャリアでこのフェーズの会社で働ける機会なんて滅多にないです。これから1年以内にジョインした採用人事の方は、キャリアのハイライトを作れると思います。

ーーコミューンのカルチャーについても教えて下さい。コミューンには「How Commmune Works」という行動指針があります。「How Commmune Works」の中にある20の行動指針のなかで、日々仕事をする中で特に意識していることはありますか?

「自分の持ち場の成果に責任を持つ(リードするのが役割)」です。

採用業務はとにかくステークホルダーが多いです。全部署と関わりますし、レポートラインは直接経営陣です。採用で成果を出すためには、自分以外の人にも動いてもらうことが重要です。

そのため、人が動きやすい状況をつくることはもちろん、自らの意思で動きたい・動かねばと思ってもらえるようなコミュニケーションを心がけています。成果を出すために、「正しいことを伝える(正論を振りかざす)」のではなく、「正しい方向にコトを進めるにはどうすれば良いか(自分がすべきアクションは何か)」を考えるようにしています。

復職後は「ゲームのルールが変わった」と思って、新しいルールで仕事を楽しもうと心がけている

ーー産休・育休後に復職されていますが、復職後の働き方でなにか工夫されていることはありますか。

昔は好きなだけ仕事のことを考えていられましたが、今は子育てに必要な時間があるので、仕事ができる時間には制約があります。会社の制度や、家族・子どもの状況で、仕事のしやすさは変わってしまうので一概には言えませんが、私の場合は「ゲームのルールが変わった」と思って、新しいルールでゲームを楽しめるようになろう!と考え方を変えました。

仕事環境
在宅勤務やフレックス制度、シックリーブ制度などの使える制度や環境はしっかり活用する。

仕事の進め方
やること・やらないこと・優先度を決める。そして予め上司や周りに明言しておく。

(改めて)成果にこだわって仕事をする
時間担保の働き方はできないからこそ、最短距離で成果を出すせるように仕組みから作りなおす。

家事育児
パートナーと、お互いの仕事の状況やキャリア、自由に使いたい時間なども共有し理解する。その上で、必要な家事育児を洗い出して、自由時間を増やせるように家事育児のオペレーションを磨く。そして、分担する。

マインド
自分の健康を大切にする。無理をしない。成果を出すための手段は「自分が頑張る」だけではなく、必要であればリソースを増やす働きかけもする。

と、かっこよく書いたものの、実際に出産するまではかなり不安でした(笑)仕事が好きだったので、妊娠中思うように仕事ができない体がもどかしくて落ち込んでいた時期もありますし、復帰後の不安もありました。

ただ、実際に復職をしてみると、1日の時間の使い方のメリハリができましたし、何よりも大切な人が増えたことで、仕事を頑張る気力は前より強くなったと思います。

息子も1歳になりました!

ーー個人のキャリアとして、これからやりたいこと・挑戦したいことがあれば教えて下さい

まずは「採用人事のプロです」と胸を張って言えるように、採用業務の最上流から意思決定して成果を出せるようになりたいです。その上で「広義の人事」として、組織と人に関わる課題を解決できるようになることが目標です。

20代は、営業・Bizdev・PdM・CSM・PMMなどキャリアの寄り道をたくさんしましたが、新卒の時に人材サービス会社を選んだ時の軸だった「人と組織」に関わる仕事が、一番自分がしっくりくるなと思うようになりました。

あとは、上述の通り、ライフイベントを迎えても、「コミューンで働くという選択肢も楽しいよ!むしろ働きやすいよ!」ということを伝えていくことも積極的にしていきたいです。

育休中に高田さんと1on1をしたときの様子

ーー 最後に、コミューンに向いていると思うような人物像・一緒に働きたいのはどんな人か教えて下さい

誠実な人と一緒に働きたいです。具体的には、嘘をつかない・人のせいにしない・ちゃんとありがとうとごめんなさいが言える人です。

あとは、できない理由より、できるやり方を見つけようとする人がいいですね。そのほうが楽しいからです。コミューンには難易度の高い課題も多いですが、できるやり方を一緒に探せるような方、お待ちしています!

「まずは話をしてみたい」と思っていただけた方は、ぜひカジュアル面談フォームよりご連絡ください!


シニアマネージャー 長洲からのメッセージ

塚本さんは、副業時代も含めればコミューンの最古参メンバーの一人で、私よりも先輩です。コミューンのバリュー(超本質主義・チームコミューン) や「会社はキャリア実現のビークル」という思想を体現しながら成果を出し続けてくださっており、全社員にとって何某かの切り口で参考にすべきポイントのある素晴らしい方です。

自らも公私のバランスを上手く取りながら精力的に動きつつ、人を動かす天才なので、これからも人事領域からコミューンの成長を強力に牽引していただけると確信しています!また、育児の先輩としても頼りにさせてください!