見出し画像

弱さと友達になってくれますか…

無神経な絶望的を与える人生と君の光


いつもどおり、街に無神経なタイミングで雨が降り始めた。 

濡れるのは嫌いじゃないけど、今日はなぜかその雨が僕の心をひどく重くした。

僕は何度も夢を追いかけたけれど、そのたびに空回りして、足元がすくわれているような感覚に陥る。

夢の彼方へ手を伸ばしても、それはいつも掴めないまま、薄い霧のように消えていく。そんな僕の目の前には、君がいる。

君は、まるで違う世界に生きているかのようだった。

どんなに困難な状況でも、決して負けない姿勢で立ち向かっていく。

高く帆を張って、どんな嵐の中でも、まっすぐ進む。僕はいつも、そんな君の背中を見つめていた。

どれだけ辛いことがあっても、君は決してそれを表に出さない。心の痛みを隠しながら、ただ笑って前を見ていた。その強さが、僕には眩しすぎた。

ある日、僕は無意識に防衛機制で行動していた。

君と一緒に、僕たちの未来を切り開くための苦肉の策だった。

君はそれを見たとき、僕の弱さを見抜いていたこかもしれない。

君は僕の防衛機制を、あえて無機質な言葉で蹴飛ばした。

「強い人間は、強いだけなのか」と、君は冷静に言った。

その瞬間、僕の心の中で何かが音を立てて崩れた。


君はそれに気づいていないのか、それとも気づかないふりをしているのか、僕には分からなかった。

君は僕に気を使うことなく、もっと先へ進もうとしていた。

僕は、いつも後ろからその姿を見ているだけだった。

君のように強くなりたいと何度も思ったけれど、僕はどうしてもそうなれなかった。

僕はただ、自分が無力であることを実感し、君との距離がどんどん遠ざかっていくのを感じていた。



君の背中を追いかける僕

君が放つ光は、どこまでも純粋で、まっすぐで、僕が触れることのできないものだった。

君は、まるで嵐が去ったあとの陽だまりのように、暖かくて、どこか寂しげでもあった。君が抱えている痛みを、僕は誰よりも知っていた。

でも君は、その痛みを決して他人に見せることはなかった。君のその強さが、僕をいつも苦しめた。

君のそばにいると、僕は自分がとても小さな存在に思えてしまう。

君は、僕とは違ってどんな状況にも立ち向かうことができる。

僕は、ただその背中を追いかけることしかできなかった。

時々、君のことを思い出すと、胸が締め付けられるような感覚に襲われる。

それでも僕は、君のそばにいることで、自分が少しでも変われるのではないかと、そう信じ続けていた。

君が強くあろうとする理由は何だろう?
いつもそのことを考えていた。

君が笑顔でいるとき、本当に幸せなのか、それとも何かを隠しているのか、僕にはそれを知る術がなかった。

ただ、君が誰よりも強くて、そして誰よりも傷つきやすいことを、僕は知っていた。


僕が知っている君の痛み

君は、自分に「大丈夫」と言い聞かせながら進んでいく。

目指した雲はいつも高く、夢見た島は遥か遠くにあることを、君は最初から分かっていたのかもしれない。それでも君は、踏み出すことをやめなかった。

僕は、そんな君の姿を見て、自分がどれだけ弱いかを思い知らされる。君の瞬きの中に隠された痛み、それを僕は知っていた。

いつも君は、地下鉄の窓に映る自分を見つめながら、何かを考えていた。

疲れ切った君の姿が、僕には痛々しく見えることがあった。

僕は、そんな君のためにできることがあるなら、何でもしたかった。

君の背中を追いかけるだけの僕ではなく、君と並んで歩ける存在になりたかった。

君はどんな時でも、僕に優しく接してくれた。

その優しさが、時には僕を苦しめることもあった。

君がどれほどの重荷を背負っているのかを知っていたから、僕は何もできない自分が情けなかった。

君にとって、僕はただの友人に過ぎなかったのかもしれない。だけど、僕にとって君は、ただの友人以上の存在だった。



光を放つ君、そして僕の想い

風のない空に飛び出し、乾いた海を泳ぎながら、君は何度も傷ついた。 

それでも君は、再び光を放って前に進んでいく。その姿が、僕には美しくもあり、どこか遠い存在のようにも感じられた。

君が瞬きで隠した痛み、そしてその想いを、僕は誰よりもよく知っていた。

君のいない世界が、どんな色をしているのか考えることがある。

違う誰かと過ごすことも考えたけれど、それはいつも君を思い出させるだけだった。

君のような存在に出会えることは、もう二度とないのかもしれない。

君が僕の前からいなくなることを想像すると、胸が締め付けられるような感覚に襲われる。

諦めること、妥協すること、そして誰かに寄り添う生き方を知ること。

僕はその全てを君に教えられた。

君は、弱さと向き合う生き方を選んで、ただ自分の信じる道を進んでいた。

僕も君のように生きることができたなら、もっと違う未来があったのだろうか…



僕が選んだ道

君が去っていった後、僕はしばらくその場に立ち尽くしていた。

言葉にならない感情が胸の中で渦巻いていたが、それをどう表現すればいいのか分からなかった。

ただひとつ確かなことは、君が僕の手の届かない場所へと進んでいくことだけだった。

僕は君のように、弱さと真っ直ぐに向き合いながら進むことができない。

立ち止まっては振り返り、自分の選んだ道が正しかったのか、いつも疑問を抱えていた。 

君のように、何かを犠牲にしてでも自分の信じる道を突き進む弱さと向き合う強さを、僕は持っていなかった。

だからこそ、君がどんどん遠ざかっていくのがわかっていても、僕はその背中を追いかけ続けることしかできなかった。

ある日、僕はふと思い立ち、君の好きだった場所に足を運んだ。

海が一望できるその場所で、僕は君と何度も話したことを思い出していた。

君はいつも、海を眺めながら遠くを見つめていた。

君の瞳には、僕が知らない何かが映っていたのだろう。

僕はその時、君がどこに向かっているのかを聞くことさえできなかった。

海は穏やかで、風もない。

君と過ごしたその場所に、僕はひとりで座っていた。

君が去ってからの数日、いや数週間、僕はずっとこの場所で君のことを考えていた。

でも、その答えはいつまで経っても見つからなかった。

君が僕に何を伝えたかったのか、君が本当に求めていたものは何だったのか、それは僕には理解できないままだった。

君のいない世界は、思ったよりも寂しかった。誰かと過ごす時間も、何かを成し遂げる喜びも、すべてが君の存在を引き立てるものにしか思えなかった。

君がいなければ、その全てが色褪せて見えるのだ。

 


君のいない世界

僕は君がいなくなってから、しばらくの間、自分を見失っていた。

君が隣にいないことがこんなにも苦しいとは思わなかった。

君がいた時は、それが当たり前のように感じていたけれど、今はその当たり前がなくなってしまった。

喪失感が、僕の胸に重くのしかかっていた。

君のことを思い出すたびに、胸の奥が締め付けられるような感覚に襲われる。

君がいなくなった世界で、僕はどうやって生きていけばいいのだろうか?  

君と共に過ごした時間は、何もかもが鮮やかで、そしてどこか切なかった。

その思い出が僕を支えている一方で、その思い出に縛られている自分もいる。

他の誰かと過ごす時間も、君の代わりになることはない。

誰かの笑顔を見ても、君の笑顔が頭から離れない。

僕は、君を忘れようと努力したけれど、それは無理なことだった。君の存在は、僕の中で大きくて、そして決して消えることはなかった。

僕は、君のことを思い出さない日はない。それでも、君のように強く生きることはできない。君がいない世界で僕は、ただ時間に流されるだけの存在になってしまった。



弱さと向き合うことを諦めない君と、諦めそうな僕

君が前に進む姿を見て、僕は自分がいかに無力であるかを痛感した。

君は、どんな困難にも立ち向かい、決して諦めることはなかった。

それに対して僕は、何かを始める前に、いつも諦めてしまう。

僕は、君のように弱さと向き合う強さが欲しいとねがったけれど、そう簡単には変われなかった。

君が目指していた再生は、僕にはあまりに遠いものに見えた。

君はその夢に向かって、全力で進んでいったけれど、僕はその後ろを追いかけることしかできなかった。 

君と並んで歩くことができればよかったのに、僕はいつも君の背中を見つめていた。

君が前に進む姿は美しく、そして同時に寂しくもあった。

僕はその姿に憧れていたけれど、君のようにはなれなかった。

それが僕にとって一番の苦しみだった。

君が前を向いて進んでいくその姿に、僕は何度も心を奪われた。

君の背中を見つめることしかできない自分に、次第に限界を感じるようになった。

君は前に進むことを諦めなかったけれど、僕はいつしか自分の再生を何度も放り出しそうになった。

君が進む道と、僕が選んだ道が、どんどん違う方向へと向かっていったのだ。

 

君が選んだ未来と、僕の選択

君が僕の前からいなくなった日、僕はその理由を理解していた。

君は、自分の再生に向かって進むために、僕という存在が邪魔になったのだろう。

君の再生は、僕の存在を必要としないものだった。それが事実であることを、僕は痛感していた。

君が選んだ未来は、僕が理解できるものではなかった。

僕は君のように弱さに強くなれなかったし、君のように目標に向かってまっすぐ進むこともできなかった。

君が前に進んでいくのを見て、僕はただ手を振ることしかできなかった。

君が「ありがとう」も「さよなら」も言わずに去っていくのを、僕は黙って見送った。

その背中に何かを伝えたかったけれど、言葉が見つからなかった。

君が去った後、僕はただ静かにその場に立ち尽くしていた。

君が選んだ未来を尊重するしかなかった。

君は君の道を進み、僕は僕の道を歩むことになった。

僕たちは、別々の世界で生きるしかなかったのだ。君が選んだ未来に、僕がいないことを理解していた。


絶望の淵

君がいなくなった後、僕の世界は一気に色を失った。

君という存在が、どれほど僕にとって大きかったのかを痛感する日々が続いた。

朝起きて、君に会うことがない日常に、胸の中にぽっかりと穴が開いたような感覚が広がっていた。

何をしても、どこに行っても、君のことが頭を離れなかった。

目標を追いかけていた頃の君の姿が、僕の心を苦しめた。

君はあの時、光を放ちながら前に進んでいた。僕がその光に惹かれたのは、君の輝かしい未来を見ていたからかもしれない。

君は僕にとってはあまりにも眩しく、触れることのできない存在だった。

弱くても強い心が、僕の弱さを浮き彫りにしていた。

君のいない世界は、灰色に染まっていた。

僕は何も感じなくなり、ただ時間が過ぎていくのを眺めていた。

僕が君を忘れることはできない。

君は僕にとって、全てだったからだ。君を失ったことで、僕の心はぼろぼろになり、何もかもが無意味に思えた。

僕は、何度も君を追いかけようと考えた。

しかし、君が選んだ道を邪魔するわけにはいかなかった。

君の決断を尊重することが、僕にできる唯一のことだった。

君が選んだ未来は、僕のいる世界とは違う場所にある。

そう理解しているからこそ、僕はただ静かに君を見送るしかなかった。

それでも、絶望は僕を支配し続けた。

君が去った後の世界は、まるで霧が立ち込めたような暗闇に包まれていた。

僕の目の前には何も見えず、ただ足元が崩れ落ちていく感覚だけがあった。

僕は、君のいない世界で、どこに向かって進んでいけばいいのか分からなかった。

君がいなければ、僕の存在意義さえ見失ってしまったのだ。


新たな出発への一歩

そんな日々が続いたある日、僕はふと君の言葉を思い出した。

「本当はみんな弱いから傷付けたり、支え合う矛盾行動をする生物が人間なんだよ」という君の言葉が、頭の中で何度も繰り返された。

君はいつも僕に「後ろも向いてから、前を向いて進んでほしい」と願っていた。 

君は、僕が諦めることを望んでいなかったのだ。

君が望んだ未来は、僕が足を止めることではなかった。

君は、僕が自分自身の道を見つけ、そこに向かって進んでいくことを望んでいたのだと、僕はその時初めて気づいた。

君が去った理由も、僕を突き放すことで、僕が自分の力で歩んでいくことを促すためだったのかもしれない。

そう気づいた瞬間、僕の中に一筋の光が差し込んだ。

君が選んだ道を尊重することで、僕は自分の道を見つけることができるのかもしれない。

君が教えてくれたことは、ただ一つ。「明らかに極めないこと、諦めないこと」だった。

君が諦めずに前に進んでいく姿を、僕はずっと見てきた。

だからこそ、僕も前に進まなければならないと感じた。

もちろん、君のいない世界は今でも寂しい。

君がそばにいないことで感じる孤独は、決して埋めることはできない。

でも、君のように強く生きていくことが、僕にとっての唯一の希望となった。

僕は、君に背中を押されているような気がしていた。



光を求めて進む僕

君のいない世界で、僕は新たな一歩を踏み出す決意をした。

君のように、自分の信じる道を進むことが、僕にできる最善の選択だった。

君が光を放ちながら進んでいたように、僕も自分自身の光を見つけることができるかもしれない。そう信じて、僕は再び歩き始めた。

君のことを忘れることはないだろう。

君が僕に与えてくれたものは、僕の中にずっと残り続ける。 

それでも、僕は君を追いかけることをやめ、自分の道を歩むことを選んだ。 

君が選んだ未来と、僕が選んだ未来は違う場所にあるかもしれない。

それでも、僕たちはお互いに前を向いて進むことができると信じている。

僕はこれからも、君のように強く生きていくつもりだ。

君が瞬きで隠した痛みを、僕は知っているからこそ、僕もその痛みを乗り越えていく力を持つことができる。

君が教えてくれたことは、僕の中で生き続けている。

風のない夜の空に飛び出し、乾いた海を泳いで傷ついても、時々海を見に行く。

海は、君と同じように慈愛に満ちて美しく見えた。

君がいない世界でも、僕は君の弱くても強い心を胸に抱きながら、前に進んでいく。 


希望の未来へ

君が去っていった日から、どれだけの時間が経ったのだろうか。

僕は君と過ごした日々を、思い出のように少しずつかみしめて生きている。

それは決して消えることのない、僕にとって大切な思い出だ。

しかし、僕はもう君に縛られて生きるのではなく、自分自身の人生を歩む決意をしている。

君が僕に教えてくれたこと、それは「絶望を知ってから、希望を持つこと」だ。

どれだけ辛いことがあっても、決して諦めないで前に進む。

その姿勢が、僕にとっての救いだった。君がいない今でも、その教えは僕の心に刻まれている。

君のことを思い出すと、まだ胸が締め付けられることもある。

それでも、僕はもう振り返ることなく、後ろ向きになりながらも前を向いて進んでいく。

君が教えてくれたように、僕は自分の信じる道を進んでいく。それが、僕が君にできる唯一の恩返しだ。

君が遠くで笑っていることを、僕は信じている。

僕もまた笑ってきちんと弱さと友達になって前を向くことができる日が来ることを、信じている。

君が選んだ未来と、僕が選んだ未来。

その両方が、それぞれの場所で輝いていることを信じて。


エピローグ:二つの道

君と僕が別々の道を歩むことになった理由は、今ではよくわかる。 

僕たちは、同じ再生を追いかけることができなかったけれど、それぞれの目標に向かって進んでいくことができる。

それが、君と僕が出会い、別れた意味なのだと理解している。

君がいない世界で、僕はこれからも迷いながら生きていくだろう。

君が残してくれた言葉に希望を抱きながら、僕は自分の未来を切り開いていく。

そして、君もまた、君の再生に向かって進んでいることだろう。

僕たちが選んだ道は、決して交わることはないかもしれない。  
それでも、僕は君のことを忘れない。

君が教えてくれた強さと優しさ、それは僕の中で生き続けている。そして、君が僕に望んだように、僕は希望を持ち続ける。

「本当はみんな弱いから傷付けたり、支え合う矛盾行動をする生物が人間なんだよ」という君の言葉が、今も僕の心に響いている。 

君のように強く生きていくことが、僕にできる最善の選択だと信じている。  

そして、僕もまた君のように光を放つ存在になることを、心から願っている。

君がいなくても、僕がいなくても世界は勝手に進んでいく。

君が望んだ未来を、僕は君の代わりに背負うつもりはない。それは君が選んだ道であり、君自身がその手で掴み取るべきものだ。 
 
僕にできるのは、ただ君が光の先へと進むことを願いながら、自分自身もまた、その光に届くように努力することだけだ。

時が経つにつれて、君との思い出は少しずつ過去へと薄れていく。

かつては鮮明だった君の声や笑顔も、少しずつ霞んでいくように感じる。


それが寂しいと思うこともあったけれど、同時に僕はそれが自然なことだとも理解していた。


君との日々が大切であればあるほど、前に進むためにはその思い出を心の奥にしまい、次の一歩を踏み出さなければならない。


新しい一方を踏み出す時に、強くならなくていい。

人間は強いと勘違いをすると、他人を攻撃して傷付ける傾向がある。


弱いままでいいけれど、弱さを常に見つめる作業が認知行動療法と認知リハビリテーションである。

弱いことを知っている人達が支え合う世界こそ、資本主義の弱肉強食世界に抗議する姿勢なのかもしれない。

強者が弱者を痛めつける光景は醜く、弱さを知った人達が支え合う世界は美しいことを私達は無意識的にしっているはずだから。

「本当はみんな弱いから傷付けたり、支え合う矛盾行動をする生物が人間なんだよ」という、救いの言葉。

強くなって勝たなくていいけら、弱さを知ることを君は教えてくれた。


出会いと別れ

僕が新たな道を歩き始めてから、数年が経った。

君のことを思い出すことは少なくなってきたが、それでも時折、君との会話やあの日の出来事がふと蘇ることがある。

そんな時、僕はいつも少しだけ立ち止まり、君がどうしているかを考える。


そして、君が笑って前に進んでいることを願いながら、再び歩き出す。

僕の人生には、新しい出会いもあった。 


君と同じように、弱さを知った人こそ強いことを理解している、真っ直ぐな人たちと出会うことができた。


彼らとの交流を通じて、僕は自分の価値観や考え方を広げ、より多くのことを学んできた。


君が教えてくれた強さと優しさは、僕の中で生き続け、それを通して僕もまた、他人に対して優しさを持って接することができるようになった。

それでも、君との別れは、僕にとって一つの大きな転機だった。

君がいなくなったことで、僕は自分自身と向き合い、これまで以上に自分を見つめ直す機会を得た。

君が与えてくれた影響は、今でも僕の心の中に根付いていて、そのおかげで僕は前に進むことができている。



君の光、僕の未来

君が去ってから、僕は自分の再生に向かって進み続けている。


それは、かつて君が教えてくれた「本当はみんな弱いから傷付けたり、支え合う矛盾行動をする生物が人間なんだよ」という言葉を心に残している証だ。

どれほど辛いことがあっても、僕はもう君に依存することなく、自分の弱さも振り返ることができる。

本当の強さは単純な社会的強者ではなく、弱さを知って、弱い人を支えることができる人である。


君が与えてくれた言葉は希望となり、僕の心の中で輝き続けている。


君は今、どこにいるのだろう?  


あの時に君が選んだ言葉で、僕はどこへ続く道に向かうのか手探りの状態だ。


君の未来は、きっと僕が想像する以上に暗くて、一瞬だけ閃光のように優しく明かりを灯してくれるものだろう。

君が光を放ち続けていることを、僕は信じている。

君が選んだ再生の道を、君が叶えていると信じている。


そして僕も、君のような人格者からの教えに恥じないように、自分の再生を追い続けるつもりだ。


君が教えてくれたように、後ろも振り返ってから左右も確認して、弱くても前に進み続ける。


君が選んだ未来と僕が選んだ未来、その両方が交わることはもうないかもしれない。  

それでも、僕たちが出会った事実は変わらない。

お互いに影響を与え合いながら、違う場所でそれぞれの光を放ち続けているのだろう。

慈愛の光を与えてくれて、本当にありがとう。

いつか、君のように慈愛を与えて人を支えられる人間になれるだろうか…


 

再生の道のり

君との別れを経て、僕は少しずつ再生した。


君がいなくて、僕は迷いながら弱さと友達になっている。


自分の選んだ道を信じて、前後左右を確認して進む力を持っている。


君が教えてくれたことは、僕の心の中で生き続け、これからの僕の人生においても大切な指針となるだろう。

君との日々は、僕にとって宝物だ。


その思い出は決して色褪せることなく、僕の心の中で輝き続けるだろう。


しかし、僕はもうその思い出に囚われることはない。

君のように優しく生きることが、僕にとっての新たな出発点となる。

僕はもう一度、自分の人生を見つめ直し、新たな再生を追いかける決意をした。


君が教えてくれた「弱さを知ることの強さ」と希望を胸に抱きながら、僕は自分の道を歩んでいく。


それが、君が望んだことだと信じているからだ。

これからも、僕は君を忘れずに生きていく。でも、それは過去に縛られることなく、未来に向かって進むための力となる。


君が教えてくれた希望と優しさは、僕の中でずっと生き続ける。

君が選んだ道、僕が選んだ道。


それぞれが違う場所にあっても、僕たちはきっと、それぞれの場所で輝いているだろう。


そして、いつかまたどこかで、僕たちが再び出会うことがあるなら、その時はきっと、お互いに優しい笑顔で会えるはずだ。


君に出会えて、きっと僕は幸せだった。


そして、君が選んだ未来を、心から応援している。

ありがとうと君にさよならを、僕はきちんといえたのかな…。


僕はこれからも、君が教えてくれた強さを胸に抱きながら、前後左右をこれからも確認して弱さと共に生きていく。 

君がいなくても僕はきっと、弱さと共存して弱い心と友達になれるはずだから。 

夜の海で、砂場に寝そべって見ている月の光は優しく微笑んでくれているように見えたよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?