ヤモリリー

図書館で借りた本の記録がメインです。主に通勤電車で読書してます。1968年生まれ。アイコンの顔にほうれい線を入れようか考え中。

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図書館で借りた本の記録がメインです。主に通勤電車で読書してます。1968年生まれ。アイコンの顔にほうれい線を入れようか考え中。

最近の記事

図書館本44冊目『その猫の名前は長い』イ・ジュヘ

帯の言葉の ”見過ごしてきたけど知っていた、中年女性の「ある感情」を掬い取る短編集”  ”中年女性の「ある感情」を掬い取る”と言うのが響いてきて借りました。 9作品それぞれに、様々な状況下(女性ゆえの抑圧下など)にある中年女性達が登場します。 父親の四十九日法要後に、川べりで缶ビール片手に語り合う三姉妹 紛争地域に派遣される医療チームで活動する女性医師 職場の後輩女性のDV被害に心を痛める、シナリオ作家男性の妻 コロナ禍、十年来の友情にヒビが入る3人のママ友たち

    • 図書館本43冊目 『転がる珠玉のように』 ブレイディみかこ

      ブレイディみかこさんの本は、図書館で見つけると迷わず借ります。 この本は、「婦人公論」2021年4月13日号~2024年3月号、他、に連載されたエッセーを収録したものです。 (一篇が4ページ程度のエッセー58篇と「あとがきにかえて」) 通勤電車で、一度に数篇サクサクと読めるので、電車に乗るのが楽しみでした。(仕事に行くのが楽しみになった訳ではありませんが…) 思いっきりコロナとかぶっている時期のエッセーは、英国でのロックダウン生活など、ニュースでは知っていたことがリアル

      • 「12ヶ月連続投稿を達成しました!」の通知が来ました。 一年経つのだなぁ~

        先日、72回目の投稿をしたところ、「12ヶ月連続投稿を達成しました!」の通知が来ました。 この一年間の私のnote生活は、と言うと・・・ 投稿ペースは週に1,2回。 毎週連続投稿は今のところ37週。(一度、10週ぐらいで途切れたときに何かがっかりして、それから最低週1投稿したくなりました。うまいな、noteさん…) 通勤電車読書の記録がメインで、だいたい一週間に一冊投稿。(ボリュームのある本なら読むだけで二週間以上かかりますが) マイルールは「飲んだら投稿するな、投

        • 図書館本42冊目『世界ぐるぐる怪異紀行―――どうして ” わからないもの ” はこわいの?』奥野 克巳[監修]

          著者の方々は、奥野克巳、川口幸大、イリナ・グリゴレ、近藤宏、平野智佳子、福井栄二郎、藤原潤子、古川不可知、村津蘭、以上、9名の文化人類学者さん達です。 気になりますね。「怪異」です。 学者さん達それぞれが、フィールドワークなどで滞在していた土地で、見聞き体験した「怪異」談です。 私が読んできた本で言えば、『山怪』シリーズや『里山奇談』シリーズが思い浮かびます。 心霊現象とは違う感じの、ローカルな不思議話的なものかと。 アフリカ大陸ベナンの妖術師 ネパールのイェティ

        • 図書館本44冊目『その猫の名前は長い』イ・ジュヘ

        • 図書館本43冊目 『転がる珠玉のように』 ブレイディみかこ

        • 「12ヶ月連続投稿を達成しました!」の通知が来ました。 一年経つのだなぁ~

        • 図書館本42冊目『世界ぐるぐる怪異紀行―――どうして ” わからないもの ” はこわいの?』奥野 克巳[監修]

          図書館本41冊目『むらさきのスカートの女』今村 夏子

          図書館本39冊目で読んだ、今村夏子さんの『とんこつQ&A』(全4篇の作品集)が面白かったので、他の作品も読んでみようと思い、借りて来ました。 2019年の第161回 芥川賞受賞作ということです。 毎回新聞で、受賞作品、受賞作家さん関連の記事は読むのですが、すぐに忘れてしまいます。 この作品も、記憶からこぼれてました。 裏カバーの、本書紹介文   ” 近所に住む「むらさきのスカートの女」と呼ばれる女性が気になって仕方のない〈わたし〉は、彼女と「ともだち」になるために、自分と

          図書館本41冊目『むらさきのスカートの女』今村 夏子

          図書館本40冊目 『ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた』斎藤 幸平

          私は著者の方を知らなかったので、最初にタイトルを見たときには、以前読んだ、『アマゾンの倉庫で絶望し、ウーバーの車で発狂した――潜入・最低賃金労働の現場』(ジェームズ・ブラッドワース / 著)のような、ジャーナリストによる現場潜入ルポか、もしくは、そういう労働に従事していた人が、狩猟免許を取り、都会を離れて自給自足的な生活を始めたドキュメントもの、などを想像していました。 思っていたのとは違いました。 巻末の著者紹介によりますと、著者の斎藤幸平さんは、東京大学大学院准教授で、

          図書館本40冊目 『ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた』斎藤 幸平

          図書館本39冊目 『とんこつ Q&A』今村 夏子

          新聞の本紹介で気になって「読みたい本リスト」にメモしながらも、なぜ気になったのかを忘れるくらい、長く「心の積ん読」に放置していました。 四篇の物語が収録された短篇集で、すいすい読めてどれも面白かったです。 ドラマを見ているように情景が浮かんできて、すぐ物語に馴染んでいくのですが、「えっ?そっちに行っちゃうのーっ?!」という方向に話が進んじゃいます。(だいたい何でもそうなのでしょうが) 漂う不穏な雰囲気に、「こりゃ、この人物に不穏なことが起こるぞ…」と不穏な気持ちで前方に

          図書館本39冊目 『とんこつ Q&A』今村 夏子

          図書館本38冊目『闇の中をどこまで高く』 セコイア・ナガマツ

          新聞の読書ページで紹介されていて、「暗い物語なんだろうなぁ」と思いながら、気になって借りてみました。なんせ「闇の中」ですもんね。 温暖化の影響で凍土から発見された、三万年前の少女の死体から広がった未知のウイルスに人類が襲われる近未来の話ですが、科学者達がウイルスと闘う物語ではありません。 大事な人を失い残された人、失いつつある人、それらの人々に関わる人、そんな人たちの物語がオムニバス形式で語られていきます。 新聞の本紹介や本書の帯でも興味を持ったのが、「余命わずかな子ど

          図書館本38冊目『闇の中をどこまで高く』 セコイア・ナガマツ

          図書館本 借りるのをやめて買った本②『北極圏一万二〇〇〇キロ』 植村直己

          冒険家の植村直己さんが、グリーンランドのヤコブスハウンを1974年12月20日に出発し、およそ一年半後の1976年5月8日、アラスカのコツビューに到着するまでの、北極圏単独犬橇旅の記録です。 私が小学校高学年か中学生の頃に、子ども向け雑誌の、読者による本紹介のコーナーでタイトルを見たのが最初。それをずーっと覚えていましたが、未読のままでした。 図書館にあるのは検索して知っていましたが、開架ではなくて、すでに書庫に入っている本でした。そのうち出してもらおうと思いながらも、読

          図書館本 借りるのをやめて買った本②『北極圏一万二〇〇〇キロ』 植村直己

          9/22-9/28 ノンアルでいってみよう 節酒・減酒は継続可能? ソバキュリアンまで1億光年・・・?!

          7月から始めたノンアル飲料に置き換えての節酒・減酒も、もう10月。 例年なら、夏は休肝日無しで毎日のように発泡酒(+夫の缶チューハイ)を飲んで過ごしていました。 許容度を超えた純アルコール量を日々摂取していたと思います。 しかしこの近年の夏の暑さ、体がダルいのは暑さのせいなのか、アルコールのせいなのか、睡眠の質が良くないのも相まって、気分も落ちる… 暑さは止められないけれど、飲むのは自分でコントロールできるかも、と節酒・減酒の生活にチャレンジしました。 9/22(日)今

          9/22-9/28 ノンアルでいってみよう 節酒・減酒は継続可能? ソバキュリアンまで1億光年・・・?!

          図書館本37冊目『電通マンぼろぼろ日記』福永 耕太郎

          久しぶりに  ”  汗と涙のドキュメント日記シリーズ  ”  を借りて来ました。 以前の「お仕事日記シリーズ」は、自分でも経験したことのある仕事や、これから経験するかもしれない仕事、お世話になった、もしくはなるかもしれない仕事など、自分事のように読める内容が多かったと思います。 この『電通マンぼろぼろ日記』は、読んでいて「ぽかーん」としてしまうところだらけでした。 「こういう世界で生きている人達で、広告が作られているんだ…」 「これが世の中というものなんだ…」(飛躍し過ぎ

          図書館本37冊目『電通マンぼろぼろ日記』福永 耕太郎

          9/15-9/21 ノンアルでいってみようって言ってるのに、切らしたらあかんやん

          節酒・減酒で睡眠の質を上げたかったんですけど、ノンアルは量がいっちゃうので、寝てちょっとしてからも、トイレに行きたくなって起きてしまいます… 9/15(日)本麒麟500ml+また料理酒150mlくらい? 家を出た瞬間から暑いわ、足裏がすでに痛いわで、帰りグッタリ… 帰ってから、日曜恒例の本麒麟ロング缶1本。 今日はそれで収まらなくて、先週に続いて白鶴の料理酒に手が伸びた… 明日は休みだし、疲労のストレスが和らぐ気もして… やばいなー 9/16(月)NA(ノンアルコール)

          9/15-9/21 ノンアルでいってみようって言ってるのに、切らしたらあかんやん

          9/8-9/14 ノンアルでいってみよう まだ暑いからいけるけど...

          日中は暑いので「帰ったらノンアルだーっ!」とか思ってますが、最近、夜涼しめのときはノンアルも進みません…(いえ、1リットルほど空いちゃいますけどね) 9/8(日)本麒麟500mlいただきました! 恒例の日曜本麒麟500ml。ノンアルとは違うっ!美味しーっ! 偉いのは、追加で缶チューハイに手を出さなくなったこと。 ノンアルの追加で満足。 9/9(月)NA(ノンアルコール) 今日は午後1時頃から4時頃まで気温が35℃くらいあったみたい。 そんな中、トイレ、洗面台、お風呂を掃除

          9/8-9/14 ノンアルでいってみよう まだ暑いからいけるけど...

          図書館本36冊目『マリーゴールド町 心の洗濯屋さん』ユン・ジョンウン

          私が図書館で借りる本で、韓国小説の割合が高くなってきています。 小説を読みたい、と思って図書館に行くと、色々な小説の棚があります。 特にどの作家さんの作品を読みたいとか決まっていない時、日本人作家の小説の棚は歩く範囲が広くて、なんかないかなぁ、と「あ行」から歩き始めても、ただウロウロするばかりで決まりません… もう探す気がなくなってきて、「韓国小説のとこに行くか…」となるのです。 韓国小説、中国小説の棚は、一目で全体が見渡せるほどの範囲に収まっているので、新しいタイトルがある

          図書館本36冊目『マリーゴールド町 心の洗濯屋さん』ユン・ジョンウン

          図書館本35冊目 『破砕』ク・ビョンモ(『破果』の外伝)

          この本は、私がnoteで図書館本4冊目として記録していた『破果』の外伝となっています。 図書館で手に取って、「本、ちっさーっ!!」と思いました。 112ページの本ですが、物語自体は80ページ、あとは作者インタビューと解説です。 サイズも18cm×12cm×1.5cmとかなり小ぶりで、ハードカバー仕様となっています。 通勤電車読書、2日目に読み終わりました。 『破果』が面白い本だったので、新聞広告でこの本を見つけた時には「おおっ!」とワクワクしました。(本のボリュームも同じ

          図書館本35冊目 『破砕』ク・ビョンモ(『破果』の外伝)

          9/1-9/7 ノンアルでいってみよう ノンアル飽きてきてるけど必要...

          日中はめちゃくちゃ暑いけど、朝晩が涼しくなってきて、日本酒が気になってきてます。 ビールテイストのノンアルも、無いと困るけれど、なんか飽きが来てるかも。 本気で涼しくなってきたら、かなり心配… 寒くなったら、キンキンに冷えたノンアルなんて飲めませんから私… 9/1(日)日曜日恒例の、本麒麟500mlを1本いただきました! 今日は休みで、図書館に行ってきた。 先々週のコロナ感染から続いてる咳がひどくて、すぐに引き上げた。 台風に備えて下ろしてた物干し竿を、もうええやろ、と上げ

          9/1-9/7 ノンアルでいってみよう ノンアル飽きてきてるけど必要...