
☝️罪な上司になってない? 上司がやるべきこと3選
どのくらい部下からの企画や意見を
採用していますか?
ダメ出しをして一からやり直し。
さらにこの前言わなかった
ダメ出しをして、また一からやり直し。
気がつけば、3週間は経過。
本人はベストと思って頑張っているのは
とってもよくわかります!
だから、ダメとは言えないのですが。。。
本当にこれでいいんでしょうか?
私が尊敬するマーケターの方から
こんな言葉をいただいたことがあります。
やらせないは罪!
え?罪?
大袈裟な!
でも、本当に、やってないのは罪なのです。
社会人歴10年以上ともなると
年下社員、部下もたくさん見てきました。
生意気な子もいたな。。。
と、そんな話は置いておいて。。。。
チームの仕事を管理する上で
日々反省と学びの中から心がけていることを
自分への戒めも込めて
少し綴らせていただきます。
あくまで、私の考えなので、
気になった方はお付き合いいただけると
嬉しいです。
上司の役割とは?
上司の役割とはなんでしょうか?
「これ、やっておいて!」
と仕事を振ることが役目と思っていたら
ちょっと改めた方がいいと思います。
昔、こういう上司についたことがあり
私は常に反面教師にしています。
恐らくみなさん、
各々の経験の中で自分なりの答えを
探していると思います。
私は、
働きやすい環境づくり
こそが役割だと思っています。
働きやすいって何?
これは、理想論ですが、
一人一人の特性に合わせて
環境を作ってあげることです。
ある程度裁量を持たせて欲しい子には、
仕事の枠だけ用意してあげて
枠の中で自由に考えさせてあげる。
こういう子は、細かくやり方を強制すると
パフォーマンスが落ちます。
細かく指示が欲しい子には、
仕事の流れをちゃんと細かく教えてあげて、
ある程度の仕事フォーマットを
経験から覚えさせてあげる。
こういう子は、型を教えてあげれば
どんな仕事も型に当てはめて
応用できるようになり
大抵のことは1人でこなせる即戦力になります。
人は一人一人
顔も体型も違うように
好きなこと得意なことが全く違います。
そのため、上司が
私のやり方 にこだわっていると、
部下の子の才能を潰しかねません。
人は、環境さえ整えれば勝手に進めていきます。
やる気に目覚めた人の力って侮れないですよね!
仕事の正解を持つのは誰?
まるで上司が正解であるかのように
振る舞ったり、
また、上司が正解をくれると思って
聞いてくる人もいます。
昔の私もそうでした。
確かに上司は経験があるので、
少なからず経験がない人よりは
正解に近い位置にいるかもしれません。
でも、それは、正解ではない。
では、どこに正解があるのか?
それは、お客様です。
当たり前のことですよね。
何日もかけて企画を練っても
いざお客様に提示した時に
受け入れられるのか?
はたまた、反応がないのか?
それだけが唯一の正解です。
社内に本当の正解を知っている人は
誰1人としていません。
全てはお客様が教えてくれます。
上司がやるべきこととは?
上司は、自分のチームが成果を出し
会社にしっかり貢献できていること
が、1番の目的だと思います。
組織ですから仕方ないですよね?
それを達成するために
自身の経験から大切だと感じたことを
書かせていただきます。
60%の出来でもやってみる
なるべく100%に仕上げてから
世の中に打ち出したいと思いがちです。
本音は、私もそっち派です。
その考えは大変素晴らしいのですが、
色々会議をしたり
考え直している間に時間は過ぎていきます。
そうこうしているうちに、
お客様も変化し、ライバルも変化し、
結局、何もせぬまま指を咥えて
市場を眺めているのと同じになります。
世に打ち出さなきゃ
存在しないと同じ。
完成度は低くてもスピードを持って
テストを繰り返し、
お客様からいただく答えを元に
改善ありきで進めるべきです。
自分自身の過去の経験や知識は
役には立ちますが、
それが正解ではないので、
あくまで参考値程度に
自分の中で位置付けた方がいい
と私は自分に言い聞かせています。
部下を尊重する
私は、よく
「あなたは、どうする方がいいと思うの?」
と質問します。
最初は部下の子も戸惑いますが、
慣れてくると
自分の意見を持つようになってくれます。
何故、ここに力を入れるかというと、
起きた事象だけを持ってきて、
あとの考察や分析、対策案は
上司が教えてくれる
と思っている人がいるからです。
でもそれは、部下に責任はありません。
上司がそのように振る舞うからこそ、
部下がやってしまっていることです。
せっかく出した意見を、
上司の色で塗り替えたり。
何いっても採用してくれなかったり。
はたまた、全ての答えらしいものを
一方的に教えていたり。
書きながら、あぁ、
昔の私、、、、最悪だーーーと、
心が苦しくなってきました。
自分1人では思い浮かばない考えも
部下なら思い浮かぶかもしれません。
それに、部下の意見が間違っているなんて
誰にわかるのでしょうか?
神様でない限り結果なんて分かりませんよね?
ちゃんと、部下の意見や考えを
尊重することが
結果的にチームの力を上げてくれます。
部下を信じる
先に述べたような
チームのみんなが働きやすい環境づくりをする
ということは、
部下を信じていなくては出来ないことです。
だって、ちゃんとやってるか不安だから
管理するし、
企画だって何度も練り直し、
時間がかかる。
もし、ご自身を振り返って
自分が安心したいという思いからくる
「管理」だったら、
管理する目的を変えた方がいいかもしれません。
私、最近よく思うのです。
人を信じるって、才能だよなって。
まとめ
最近、仕事をする上で、
企画を考えることばかりに時間を取られ、
全然打ち出せず、
結果、成果が伸び悩んでいる事態に
なっているのを感じ、
私なりに、初心に返って
反省をしていたところです。
仕事の答えは社内にはない。
お客様にしかないんだ!
なんだか、踊る大捜査線の
あの有名なセリフっぽいなと、
書いてみて思いました。
ちょいと恥ずかしい。。。
(年齢を感じますね)
だからこそ、
スピード感を持ってお客様に打ち出し
答えを教えていただく。
その仕組みを回すには、
部下を信頼し、
いいPDCAが回る環境づくりが必要なんだ!
そう思い直し、
本日も出勤しました。
ついつい忘れがちになるので、
備忘録的に書き綴らせていただきましたが、
もし、何かのお役に立てますと嬉しいです。
本日も最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。