#おすすめ本
今野 元 (著)ドイツ・ナショナリズム-「普遍」対「固有」の二千年史 書評
トイトブルクの戦いからメルケル引退まで網羅しているにもかかわらず、もう、学習指導要領的ドイツ史観を見事に洗い直してしまって、最新の筆者の知見を紹介しているという、密度が高い本です。
そもそも従来の歴史用語(地名から党名まで)、全部みなおしてる。
エステルライヒ、シュヴァルツ、ベートホーフェンなんて序の口。
フランス革命なんて完全に相対化。
ローマ帝国(断じて「神聖」を頭につけない)は、ドイ
中井久夫先生の「分裂病と人類」の、あまりにも簡略化した解説
私が大学学部生の時に読んで、非常に感化された、私にとって、ジェンドリンの「フォーカシング」と並んで、非常に特別な著作。
精神科医の大家、中井久夫先生は、「分裂病と人類」の中で、なぜ 統合失調症の遺伝子が淘汰されなかったのかについて、少なくとも「分裂病親和者(S親和者 )」の、危機状況を「先読み」して不安にかられ行動する形質(Ante festum)が、人類の危機管理において不可欠だったからという
古内一絵/「風の向こうへ駆け抜けろ」【かなりネタバレ】
主演てち(平手友梨奈)でドラマ化され、12月のNHK地上波土曜ドラマで、前・後編で放送されるとのこと。
「ウマ娘」ゲーマーでもある私は、さっそく興味を持った。
●主演・平手友梨奈さん 土曜ドラマ「風の向こうへ駆け抜けろ」制作開始(NHKドラマ)
まずは原作を読むことにした。今回のエントリーは、主として原作についてのレビューである。
ドラマとは若干設定が異なっている。
芦原瑞穂は、騎手養成