アサヒビール「生ジョッキ缶」は成功か?その真意を探る
先週の『カンブリア宮殿』では、アサヒビールが4月に発売した「生ジョッキ缶」を取り上げていた。あまりに売れすぎて、発売開始翌日には販売停止になったらしい。「成熟市場」と言われるビール市場においては素晴らしい成果だと言える。この爆発的な売れ行きが「コロナ禍による家飲み需要の増加」によるものであることは想像に難くない。だからと言って、「家飲み需要を満たすために「生ジョッキ缶」を発売した」と考えるのは浅薄である。
なぜなら、「生ジョッキ缶」の開発が始まったのは4年前、2017年