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東海自然歩道_27|福王山から西藤原へのリベンジ

今回は9月7日に歩いた
東海自然歩道27回目について🍃

前回が6月初旬なので約3ヶ月ぶり…
こんな久々になってしまったんは
暑さ避けたのも一理あるけど
最大の理由は予期せぬ立ち往生🙅‍♂️

予定ルート上の橋が
護岸工事により渡れず迂回を試みるも
途中でやる気失ってしまったのが前回😅

通行止めを知らせる標識に
工事終了が7月末となってたので
最低でも2ヶ月は計画できず…
8月は暑さで避けて3ヶ月💨
満を持してのリベンジが今回です🙌

■これまでの軌跡

赤線:今回のルート|緑線:完歩済

※詳細地図は目次から今回のルートへ🗺

東海自然歩道を歩く《27》


今回の起点は通行止めだった橋…
なんですが不安要素が一つ💦
それは本当に工事終わってるのか?

終了工期より1ヶ月以上後なので
大丈夫と思うが確認する術がなく…
現地まで行ってまた渡れなかったら
大阪から三重への労力が無駄になる🙄

…ということで距離は長くなるが
前回歩き終えた迂回路から出発し
もし橋が渡れなかったとしても
先へ進める道順を計画しました✨


起点となる福王山BSへの始発バスは
前乗りしないと間に合わないため
今回も四日市市内に前泊🏨

朝は宿から近く7時前開店の
渋い喫茶でモーニングセット☕

好きな雰囲気
モーニング|400円

店名はボンジュールらしいけど
外の張り紙にはポンジュールで
看板の〃は♡なのでポが正解🤔?

迂回路で渡れなかった橋へ

素朴な疑問を抱きながら店を出て
近鉄四日市駅から予定のバスに乗車

07:59|近鉄四日市BS
 ⇩ 🚌《三重交通バス》
08:51|福王山BS

前回予定通り歩けなかった悔しさと
とりあえず歩き終えた達成感で
歩き着いたバス停から出発する🤜

ただこの時点ではまだ不安あり
晴々とした気分ではなかった…

遠くに竜ヶ岳が見える
登ってきた道のり

歩き始めには辛い
炎天下で舗装路の坂道を登る💦
辛いのはまだ迂回路ってこと

登り終えた坂道の先で
もう一段階急な坂道が目の前に😨

平均斜度18°、最大斜度26°

天狗坂はこの先の福王神社への参道。参拝するものを拒んでいるようにも見えますが、この坂を上がる事によって溢れ出る汗と吐く息に混じり、体内に蓄積された邪気が天狗様の力によって放出されていくと言われています。

現地の説明より一部抜粋

坂を登りきると標高300mほどで
しっかり眺めが良かった😆

福王神社

神社も参拝したかったけど
鳥居の先も階段が続くようで…
体力温存のため今回は鳥居前で🙏

鳥居脇に朽ちた自然歩道標識

不安を感じながら入ってみるが
やっぱり道が途中で消える😨
まさか不安だった橋への迂回路で
行く手を阻まれるとは😢

とはいえ登ってきた道戻る気力なく
周辺で歩けそうな道無いか探す…

草多いが歩けそうな道🙌

また行き止まり⁉と焦ったが
動物避けの柵で通行できた♪

やっと自然歩道の本線に入る♪

最終向かうのは宇賀渓方面やけど
一旦前回折り返した切畑方面へ向かう

橋までは約1kmほどやけど
行きは下り帰りは登りなのが辛い

森を抜けると急に開けて
小さな川を渡った✨

真新しい護岸が目に入り
ここがあの工事現場と知る😂
何もなさ過ぎてあっけなく通過…

切畑から宇賀渓へ

工事現場だった橋は渡れたが
自然歩道歩きの軌跡を繋げるため
前回折り返した柵へも向かった

通行止め標識のあった柵

ここまで3.8kmほど歩いたが
切畑地区の柵からが本当の出発😅

切畑方面から見た例の橋

少し前に下った道を登り返すが
下りと登りでは景色違うので
道に飽きるということはなかった♪

福王神社からの合流地点を過ぎ
未踏のエリアに入る🍃

福王山の中腹を回り込む道で
勾配緩く日陰なので快適でした

油断してたら迷った!!

ピンク印をアテにしてたけど
自然歩道とは別の道だったらしい…

この日の1週間前に藪漕ぎしすぎて
少しの藪なら道と感じてしまったのかも💦

正しい自然歩道に復帰

両脇に石が並び分かりやすい道
自然歩道にしては良質な道🤗

横見ると福王山

450m付近まで登り峠越え
菰野こもの町からいなべ市に入った✨

下り坂は急💦

また道を見失うも間違いではなく
水で岸が削られ橋が途切れたみたい💦

飛び石で無事に対岸に渡るが
直後に石で滑って足首を打ち痙攣する😭

少し痛かったけど幸い軽度なため
休憩して続行したけど攣り癖ついたか
後半は足が攣りやすくなってしまった

タマゴダケ

山道を歩き終えたラストは
宇賀川にかかる水晶吊橋

国道の高架下にはトイレあり
ここから竜ヶ岳への登山道も分岐

車道脇の道で下山

山越えや川渡りでロスしたので
歩きやすい道は早足で下山🙌

宇賀渓キャンプ場🅿に寄り道

自然歩道から離れて
水分補給を目的に寄り道🙌

暑さを避けて計画したはずが
猛暑日だったこの日は日陰も暑く
特に序盤の舗装路でがぶ飲み💨
この先の自販機事情が不明なため
有意義な寄り道でした😂

炎天下の暑さか日陰の虫か…

寄り道から後半戦スタート🙌
距離的には半分に満たないが
高低差的には半分を超えてた

国道脇の歩道で下る

この日歩いていたいなべ市
北勢町、員弁いなべ町、大安町、藤原町が
2003年に合併して発足した市で
名残はマンホールで確認できる😆

旧大安町マンホールは
町の花しゃくなげをデザイン

前半と違い炎天下&舗装路が続き
しかも13時過ぎで暑すぎたのか
標識を見逃しまた道外れる💨

この日の終点近くの藤原岳が見え
黄金色の稲穂が美しいなと歩いた道
自然歩道ではなかったみたい😑

地図確認して自然歩道復帰🙌

農道歩きに飽きたところで森へ
日陰も涼しくないが日向よりマシ♪

緩やかな登り

森に入ると登りになるが
敵はそれではなく飛び交う虫…

逆に炎天下では虫は居ないので
日向は暑さと日陰は虫との闘い⚡
どっちもどっちな究極の選択🙄

まだ虫がつきまとう移行エリア

完全に虫がいなくなると
入れ替わり暑さとの闘いになる💦

交通量少ない絶景道

究極の選択だと思ったけど
暑さとの闘いの方が気持ち良い🙌
風が吹けば快適やしな🍃

旧北勢町のマンホールは
町の花アジサイと桜をデザイン

9月初旬の稲穂
車道で山を越える
山抜けると間近に藤原岳

この日の最終地点は藤原岳の裏…
近いようでまだ遠いなと実感

藤原岳を眺めながら歩く

合併前の名残なのか町名看板が
かつての町境と思われる場所に…

三岐鉄道

付近で遭遇した電車の終着駅が
今回の歩き旅の最終目的地でもある

旧藤原町のマンホールは
藤原岳と町の花をデザイン

あと5.4km💨
右側に藤原岳

この先は線路に沿って道が続き
山道は無いが疲れもあり長く感じた💨

エノコログサ(猫じゃらし)と藤原岳
太平洋セメント藤原工場

藤原岳の東側では石灰石が採掘され
麓ではセメントの製造工場が稼働
巨大な煙突や施設が乱立してて
周辺の風景とは違う雰囲気を放つ🏭

藤原岳に向かう自然歩道
田圃越しの藤原工場

集落と田畑を交互に抜けながら
徐々に藤原岳が近付いてくる🤗

自然歩道は山頂を目指さないので
また別の機会に登ってみたい山

日が陰ったと思ったらまだ暑い…

今回の歩き旅は西藤原駅まで🙌
間近に聳える藤原岳に太陽が隠れて
薄暗く見えるけど17時前到着でした

歩き旅のあと

ローカル路線やけど
バスよりは本数が多いので
到着後すぐ出発の電車を見送り
今回が初乗車の駅を散策する😂

SLが並ぶような形状の駅舎は
2002年に改築された建物だそう

乗車券は昔懐かしい硬券

ICカード乗車券が全盛の現代では
自動改札が無いのも珍しいのに
硬い紙を切取り使う切符とは…
驚きと感動でした🙌

乗車したのは元西武鉄道の車両

反対側には三岐鉄道開業時から活躍した
蒸気機関車E102号機が展示されてました

夕日に照らされながら
のどかな風景が流れる車窓

太陽は美しく浮かび上がった
鈴鹿山脈の山並みの向こうへ…

17:19|西藤原
 ↓ 🚃《三岐鉄道》
18:09|近鉄富田
18:12|近鉄富田
 ↓ 🚃《近鉄》
18:17|近鉄四日市

トンテキセット|1,870円

この日も四日市宿泊やけど
素泊り宿なので腹ごしらえ
悩んだけどやっぱりトンテキ🐽
空腹が一気に満腹になりました😋

今回のルート

赤線:今回のルート|緑線:完歩済

■東海自然歩道の軌跡(27回目まで)
・全長1697.2km|615.6km完歩|36.27%

ルート詳細(YAMAP軌跡)|●▲:立寄地

今回は前回(26回目)の目的地だった
西藤原駅までのルートを歩きました

高低差はほとんどが前半で
後半は細かなアップダウンなので
感覚的に楽勝やと思ってたけど
最大の敵、暑さに悪戦苦闘💨

前半、日陰の山道歩きよりも
後半、日向の車道歩きの方が辛くて
疲労の蓄積もあって余裕なかった😢
歩き旅は夏場を避けた方が良いな…
来シーズンの教訓になりました😅

高低差(YAMAP)|赤字:立寄地

・時間:約7時間50分
・距離:23.1km(内自然歩道:18.4km)
・登り:923m、・下り:879m
福王山BS→福王神社→切畑の柵(橋)市町境峠宇賀渓キャンプ場駐車場→大安町石榑南→北勢町奥村→藤原工場→西藤原駅

これまでの自然歩道記事含む
歩き旅記事はこちらのマガジンで
まとめてるので興味あれば他記事も🌱


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