洗濯を楽にする方法!サボってないのに体力温存できる技5つ
こんにちは。ケアウィルツイッター中の人です。
「洗濯を楽にしたい!」とお考えではないでしょうか。
私は家族3人分の洗濯をひきうけていながら、洗濯をするのに気が重くて仕方ありませんでした。利き手が腱鞘炎を繰り返しているうえ、体質的に疲れやすく、やりたくない気持ちがふくらんで心のハードルになるのです。
このたび「”洗濯疲れ”から抜け出したい!」と一念発起。試行錯誤の結果、ルーティンをガラッと変えたことで、洗濯がとっても楽になりました。
洗濯のプロ「洗濯ブラザーズ」さんの本と、作業療法士ハルさんのアドバイスを参考に、体と心の負担を最小限にできた方法を5つご紹介します。
洗濯を楽にしたいあなたの、ご参考になれば嬉しいです。
洗濯に疲れてしまう本当の原因は
なぜか「やりたくない」と気が重くなっていた洗濯。やらなくて済むならやりたくないけど、決してサボりたいわけではない!
気持ちよく終わらせたい気持ちは山々なのです。
そこで、負担になってた根本原因を考えてみました。
私の場合、体と心に負担を感じる以下の3つが関わっていました。
・体力を消耗するやり方をしていた
・汚れやニオイがついたままで終わった気がしなかった
・たたむ・アイロンがけ等、省ける作業までやっていた
これらを解消すべく、方法を試行錯誤!
最終的にやってよかったオススメの方法を、厳選して5つお届けします。
洗濯を楽にする方法1:室内干しでムダな移動をゼロにする
外干しから室内干しに変更し、体力を消耗しなくなりました。
そもそも以前は、天気がいい日は洗濯して、天気が悪い日は洗濯していませんでした。おまけに、体力がなくて疲れていたり、忙しい日は洗濯しない。天候と体調をみながら都度判断していたので、洗濯物はたまりがち。
たまった洗濯物を片付けるため週末は休めなくなる原因に。ルーティーンとしてサラサラ流れておらず、重い腰をあげながら体力勝負でこなしていました。
ではなぜ部屋干しで楽になったのでしょうか。効果につながった理由が3つありました。
干し場への動線が短くなった
重い洗濯かごを抱えてよいしょ…と遠くまで移動する必要がなくなりました。またよかったのは、ベランダに出るドア(サッシ)を開けて出入りする必要もなくなったこと。
単なる距離だけでなく、腱鞘炎で手が痛いこともあり、外に出るため重いドアのカギを外してドアを開ける…という一連の動きは意外に負担でした。
冬の寒さや夏の紫外線、花粉の影響がなくなった
部屋干しにしたことで冬の寒さや夏の紫外線、花粉が服につくことが気にならなくなりました。外干ししていた時は、干すために服を着込んだり帽子をかぶることも。
干す時間帯も気にしなくてよいため、朝がきついときは夜に洗濯するなど、自由度が高まりました。
洗濯バサミの使用が減った
風で洗濯物が落ちる心配もないので、洗濯バサミを留める数も格段に減りました。一番めんどうな靴下も、洗濯カゴのふちにかけて干すように。
実は部屋干しには家族の反対がありました。私もそうでしたが、洗濯物は外に干すものという固定概念があったのです。
この部屋干しへの抵抗については、劇団四季の衣装の洗濯も手掛けている、洗濯ブラザーズさんの本「日本一の洗濯屋が教える 間違いだらけの洗濯術」で知ったことを伝えて理解を得ました。この本は「手間なくキレイになり」「服が長持ちする方法」が書かれています。
おお、サボりたくないけど楽したい我が家にピッタリ!
詳しい内容は、ぜひこちらの書籍「日本一の洗濯屋が教える 間違いだらけの洗濯術」を読んでみてくださいね。
この書籍では、服が長持ちするとのことで、あえて部屋干しを推奨されています。
生乾き臭がしない工夫についても詳しく書かれています。主なポイントは以下の通りです。(プレウォッシュについては後述します!)
干し方の詳細は、本を見ていただければと思いますが、部屋干しに最適な環境は、なるべく狭い部屋で、人が快適だと思う温度で、適度に風を送ることだそう。
我が家では最初浴室に干しましたが、乾きにくかったため、今は洗濯機に近い別の部屋にしています。
この記事を書いている季節は冬なので、部屋干し前の湿度は30%台。風を送らなくても温かい部屋で十分乾きました。部屋干しによって湿度が50%前後に上がったので、部屋の乾燥対策としてもよいと思います。
湿度の高い梅雨は、除湿機とサーキュレーター(扇風機)の導入も検討しようと思います。
もちろん、外干しの気持ちよさもありますよね。干す場所は各家庭の状況やお考えにもよると思います。いずれにしましても、体を楽にするためには、なるべく洗濯機に近い所に干すのが、移動の体力も時間も削減できておすすめです。
洗濯を楽にする方法2:バッグ型の洗濯ネットを活用する
バッグ型の洗濯ネットを上手に活用したら、洗濯が楽になりました。
実際に使ってみたのは、先にお伝えした、ケアウィルの自社製品「洗濯ネットバッグ」です。
実は、「洗った洗濯物を洗濯機からカゴに移す」のも意外に疲れる原因でした。
洗濯物は絡まったり、洗濯槽に張り付いたり。ドラム式等で絡まりにくいという場合も、かがんで手を伸ばしたり、細かいものを拾い集める必要はあるでしょう。
これは腱鞘炎で手が痛い私の場合、憂うつになる場面です。体力がない方や、普段仕事や育児等で体が疲れている人も、同じようにげんなりするのではないでしょうか。
この「洗濯槽から洗濯物を取り出す」という手間を見事に解決してくれるのが、こちらの「洗濯ネットバッグ」です。細かいものだけでもこれに入れて洗うと、取っ手を持ち上げてスッと取れるのでノーストレス!
ケアウィルの洗濯ネットバッグは、グッドデザイン賞を受賞しています!
取っ手がついた洗濯ネットは拾いやすくてとっても便利。
ちなみに、「洗濯ネットバッグ」を3個使って、それだけで洗ったらめんどくささがゼロになる快適さでした。感動~!
取っ手を持ったまま干し場に移動できるし、干し場でS字フックや物干し竿にかければ、干すときもかがむ必要がなくて楽です!
なぜか洗濯ネットバッグで洗うとその他の洗濯物があっても全体が絡まりにくい気がします。(実証実験はまだですが、私の体感では絡まりにくかったです)
ケアウィルの洗濯ネットバッグは、1人分の1日の服が入りますし、ファスナーがなめらかで開けやすい等メリットが。1つだけでも「取っ手の付いた洗濯ネット」はオススメです。
洗濯物を取り出して運ぶ手間を減らして、心も体も楽しましょう!
洗濯を楽にする方法3:カゴを分けて洗う前の仕分けなし
洗濯機の近くにカゴを3つ置いて、家族にも頼んで、服を分けていれるようにしました。
新しい分け方は次の3つです。
①汚れのひどいもの(1日着たシャツ、シミのついた服等、洗濯機に入れる前に汚れを浮かせるもの)
②考えずに洗っていいもの
③おしゃれ着、色移りするもの
上記①と②を1回でまとめて洗います。①の汚れを浮かせる作業は次の項目で詳しくお伝えしますね。
③は別途おしゃれ着用の中性洗剤で洗います。
これまでは洗濯槽に放り込む夫もいれば、カゴに入れる娘もいて、洗濯機周りは無法地帯。とほほ。
洗う前の仕分けもいるし、見た目もいまひとつでした。惨状は写真でお見せできないほど。
カゴで分けるようにしてからは、皮脂汚れやシミが洗い残ることがなくなりました。以前は、干しながら「あーあ」と気づいて、また洗い場に戻していたんです。1回でスッキリ落とせるようになってからは、ゲームを攻略したような楽しさも。汚れの落とし方は次のパートで詳しくお話します。
ちなみに、ケアウィルの自社製品「洗濯ネットバッグ」は、洗濯ネットでありながら自立します。3個を洗濯カゴとして使ったら、洗濯機周りがコンパクトでおしゃれになり良かったです。
来客時もファスナーを閉めれば洗濯物が見えません。
家族の人ごとにバッグを分けてもいいかもですね。「私の靴下どこいった!?」なんてこともなくなりそうです。
洗濯を楽にする方法4:汚れは浮かせて闘わない
1回の洗濯でスッキリ落とすのは悲願でした。2度洗うのは手間も倍ですし、シミと格闘するのはどう考えても疲れます。
先ほどご紹介した洗濯ブラザーズさんの本によると、汚れをしっかり落とすコツは、洗濯機を回す前の準備段階にあるとのこと!
汚れの9割はこれで落ちるとのことです。
実践したのは、以下の3つ。
・洗濯槽の中に衣類をためない
・汚れにはプレウォッシュ液をスプレーして15分置いてから洗う
・たっぷりの水で洗う
これらを守りながら、毎日洗濯機を回したら、汚れも生乾き臭もスッキリなくなりました。
毎日洗濯することにしたのは、汚れが定着したり雑菌が増えないよう、なるべく24時間以内に洗うのも大事だからです。この結果、1回で扱う総量が減って、とても楽になりました。
書籍を引用しながら、1つずつご説明します。
洗濯槽の中に衣類をためない
洗濯槽の中に衣類をためるとニオイの原因になる菌が湿気で繁殖してしまうとのことです。
そこで、脱いだ服は通気性がいいメッシュタイプの洗濯カゴに入れます。
ちなみに、ケアウィルの洗濯ネットバッグは、メッシュで自立するので、臭いを防ぐ洗濯カゴとしても、もってこいです!
汚れにはプレウォッシュ液をスプレーして15分置いてから洗う
プレウォッシュ液とは、洗濯洗剤と水を1:1で混ぜた液のこと。スプレーボトルに作っておいて、汚れた部分に吹き付け、15分置いてから洗います。書籍にも書かれていましたが、キレイに洗えるかは、この一手間でほぼ決まるそうです。
シャツの襟や袖口等は、1回着ただけでも皮脂汚れがつきますが、都度プレウォッシュ液を使えば闘うことがなくなり、とても楽になりました。
たっぷりの水で洗う
汚れを落とすためには、たっぷりの水ですすぐのがよいとのこと。いわゆる「おいそぎ機能」では水量が足りないおそれがあるため、手動等で水の量を多く設定するのがよいそうです。すすぎは2回が推奨です。
今まで水量は洗濯機におまかせでしたが、洗濯機の取扱説明書をみて手動設定にするようにしました。汚れやニオイがしっかり落ちて、生地の質感もよくなって気持ちがいいです。
なお、書籍にも書かれていましたが、ドラム式洗濯機の場合は、すすぎの設定を「注水」にするのがよいそうです。
今まで水量は洗濯機任せが一番いいと思っていたので、目からウロコでした。
洗濯を楽にする方法5:乾かした後の作業も最小限に
脱水1分でシャツのアイロンがけを不要に
先ほどお伝えしたとおり、洗濯機の機能は全自動をやめて、手動設定にしました。
その際、脱水の設定は1分にし、シャツを先に取り出すようにしました。
シワが残りやすい綿100%のシャツで実験してみました。本にも書いてありましたが、干す際に縫い目を手で引っ張るとなおよいです。
縫い目を引っ張るのは面倒かも知れませんが、アイロンがけをしなくてすむなら数秒の手間は気になりません。綿100%のシャツなのに、シワが気にならない仕上がりになり感動!
同じシャツを、「脱水1分」「脱水5分」で比較してみました。
ご参考までに、我が家の洗濯機の手動設定は以下のようにしています。
ぜひ、ご自宅の洗濯機の取扱説明書を確認するなどして、設定を変更してみてください。
シャツを取り出した後は、その他の服を、脱水機能だけで2~4分脱水して終了です。
脱水1分後に取り出すときも、洗濯ネットバッグのような取っ手が付いた洗濯ネットが役立ちます。見つけやすいし絡まりにくいので取り出しやすいです。
ハンガーに干してそのまま収納
ハンガーでしまう服はそのまましまえるようハンガーで干します。洗濯機の近くにハンガーを置いておき、洗濯機から出しながらハンガーにかけても便利です。乾いたらそのままクローゼットへ。たたむ作業が削減できて、楽になりました。
たたむ時には座らない
洗濯物をたたむ際は、立ったり座ったりするのも疲れますよね。作業療法士のハルさんに、「胸から腰の高さ」(=膝を曲げ伸ばしたり、手を高くあげなくても作業できる高さ)にすると作業が楽、と教えてもらいました。
たたむ時には座らずに、台の上でササッと行うようにしたところ、とっても楽になりました。
たたんだらその足で仕舞いに行けて、乾いた洗濯物がなかなか片付かないストレスもなくなりました。
まとめ:洗濯が楽になった私の新ルーティーン
まとめとして、洗濯が楽になった私の新ルーティーンをお伝えします。
天候にかかわらず、基本、1日1回洗います。
「汚れがひどいもの」のカゴから洗濯物を取り出して、プレウォッシュ液を吹き付けて15分放置します。待ってる間は別のことができます。
上記2.と「考えずに洗っていいもの」を洗濯機で洗います。設定は手動モードでたっぷりの水量とすすぎ2回、脱水1分。ピーピーと終了音が鳴ったらシャツだけ先に取り出して、ハンガーで室内に干します。
「おしゃれ着、色移りするもの」があれば別途洗います。
シャツ以外の洗濯物はそのまま洗濯機で数分脱水して部屋干しへ。干す際もカゴは床に置かずに腰の高さ位の台の上に置いてます。ちなみに、靴下等の細かいものは洗濯カゴの縁にかけて干してます。洗濯バサミで挟んで吊るすのをやめたらとても楽になりました。
たたむ際も腰の高さの台の上で。たたみ終わったらすぐ仕舞っておしまいです。
どれだけ楽になったかは、私の体感としては、労力5割ダウンくらいです!少し大げさかも?いやいや、家事が軽減できることは、それくらい好影響なことなのです。
皆さんの環境に合うか分かりませんが、少しでもご参考になれば幸いです。
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以上、「洗濯を楽にする方法!サボってないのに体力温存できる技5つ」をお届けしました。
carewillは、これからも当事者の方々の声に寄り添った製品づくりを続けていきます。そして、今の状況を”諦める”のではなく、必要とする方への選択肢をお届けできるよう、あなたの「できる」を応援します。
自立して洗濯カゴにもなる「洗濯ネットバッグ」は、グッドデザイン賞も受賞したおしゃれな製品。収納も、カゴとして使えば気になりませんし、フックに引っ掛けてもかわいいです。ぜひチェックいただければ幸いです!
洗濯ネットバッグで洗濯の作業効率が上がる話は、おみーさんが書いた以下の記事もぜひご覧ください!