山もっとジョージ

福岡県うきは市にある筑水キャニコムで経営をしているおじさん。文章が苦手な不勉強おじさん…

山もっとジョージ

福岡県うきは市にある筑水キャニコムで経営をしているおじさん。文章が苦手な不勉強おじさんでもあります。

記事一覧

オーストラリア開拓②

前回のオーストラリアの話の続きです。 「草刈機まさお」から「Razorback」とブランド名をこっそりオーストラリア内では変え、2018年8月に初めてのディーラーミーティング…

オーストラリア開拓の話

オーストラリアを開拓してもう20年近くになる。 最初に草刈り機のビジネスをスタートしたのがブリスベンだった。 キャニコムは草刈り機のイメージが強いが、当時は500kg〜…

100億円達成までの2年間

100億円達成をした話の最終版。 2022年、2023年の2年間についてもう少し記してみることにします。2022年の1月‐3月の出足は好調だった。これ以上もない上々の出だしで受注…

100億円達成のために変えたこと

キャニコムは2023年度の売上100億円達成した。 50億円の市場の壁をどうやって突破したのか?また何か言っていると半ば諦めムード社員のマインドをどう変えたのかを記せれば…

100億円達成でやったこと

「売上は力、利益は品質」 これを提唱しまずは市場の力を試したかった。 そして社員の力を信じてみて一度向き合ってみたかった。 デビューの年であった2015年の売上は50億…

キャニコム、100億円企業へ

2010年の売上は41億円だった。入社6年目の売上だ。 2012年度は短期決算とはいえの9ヶ月で31億。2013年度は43億円。 40億円前後の売上は1998年から12年近く続いていた。 こ…

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キャニコム、アメリカへ⑪

2022年にアメリカ進出の話を⑩まで書いていたようですが、すっかり忘れていました。2012年の話で止まっていました。2013年以降のアメリカの話をどうしようかなと思っていま…

Forbes後のキャニコム

Forbes Japan主催のSmall Giants Award2022-23のグランプリを頂いてから社内、社外評価が一変した。そして話し方、伝え方なども変化が起きていることに気づく。ただこの時…

Small Giants Awardの話③

Forbes Japan4月号が発売されたということで、またうっかりと書きたくなったnote。このSmall Giants Awardをきっかけで自身と会社が変わって行った話を少し記せればと思う…

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Small Giants Awardの話②

Forbes Japan4月号が発売されたという流れでうっかりnoteを少し書きたくなった。中小企業はもっと表舞台に出るべきだという事と一つのきっかけで大きな自信になり、会社の…

Small Giants Awardの話

Forbes Japan4月号が発売された。 今月号の特集がSmall Giants Awardという企画で、小さくても世界で戦える企業を特集されている。 基準としては創業が10年以上、売上が100…

4回目のフルマラソン

フルマラソンも4回目。 流石に慣れるだろうと思っていましたが、そんなにうまくいかない。 食事、トイレのタイミングをすべて計算をした。何時にトイレに行く、お腹の調子…

4回目のマラソンに向けて

東京マラソンは2020の出走権は移行されて10月17日開催する予定でしたが、再延期ということで、2022年3月6日に開催することになった。 10月に開催されるという事で、5月か…

3回目のフルマラソンへ

中々悔しい2回目のフルマラソンが終わった。 次の日から仕事なので足の筋肉痛と戦いながら、朝一番の飛行機でシアトルに向かった。その中で考えていたのが、闇雲に走ってい…

へろへろなマラソンの話

フルマラソンはホノルルで2回、いぶすき菜の花マラソン1回、東京マラソン1回の合計4回しか経験をしていない。 体に対してのどういう風に向き合い、フルマラソンのタイムが…

マラソンの話

特に何もなく始めたマラソン。 東京マラソン2021が無事に終了し、自身4回目のフルマラソン終えた。 初めてマラソンを走ったのがホノルルマラソン。これは香港出張時に偶…

オーストラリア開拓②

オーストラリア開拓②

前回のオーストラリアの話の続きです。
「草刈機まさお」から「Razorback」とブランド名をこっそりオーストラリア内では変え、2018年8月に初めてのディーラーミーティングが開催された。

キャニコムはとしてお客様が独自で色の変更、ロゴの変更、改造を一切認めていなかった。開発への思い入れが他社よりも強い会社なので「顧客への自由度」を制限をしていた。要は勝手に改造をするなということ。
もちろんその

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オーストラリア開拓の話

オーストラリア開拓の話

オーストラリアを開拓してもう20年近くになる。

最初に草刈り機のビジネスをスタートしたのがブリスベンだった。
キャニコムは草刈り機のイメージが強いが、当時は500kg〜1トンまでのダンプキャリア(運搬車)は無双状態時期があった。欧州ではもちろん、オーストラリアでは墓石を運搬する機械としてすでにビジネスをスタートさせていた。
当時のキャニコムは今よりも凄まじくネーミング、ブランド、方針にこだわり過

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100億円達成までの2年間

100億円達成までの2年間

100億円達成をした話の最終版。
2022年、2023年の2年間についてもう少し記してみることにします。2022年の1月‐3月の出足は好調だった。これ以上もない上々の出だしで受注、発注共にいけるという形だった。
恐ろしい地政学リスクがこれから待っているとは思ってもいなかった。
受注は好調という事で大手レンタル会社からのオーダーということで2021年に記録した70億円の売上を大幅に更新する実感があっ

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100億円達成のために変えたこと

100億円達成のために変えたこと

キャニコムは2023年度の売上100億円達成した。
50億円の市場の壁をどうやって突破したのか?また何か言っていると半ば諦めムード社員のマインドをどう変えたのかを記せればと。

カンブリヤ宮殿などのメディアに多数出演。
農業機械に親父ギャグさながらのネーミングをつけている企業として認知されていた。キャニコムは名物会長の会社というのが世間の評価だった。
本来の姿は「たった一人のためのものづくり」を提

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100億円達成でやったこと

100億円達成でやったこと

「売上は力、利益は品質」
これを提唱しまずは市場の力を試したかった。
そして社員の力を信じてみて一度向き合ってみたかった。
デビューの年であった2015年の売上は50億円の壁をいとも簡単に破り、52億円だった。翌年も56億円、2017年には一気に60億円を突破した。

何をやったのか?
時間に余裕を持ってもらおうということで、朝一の会議、毎週の会議を月に1回だけに減らし、後は報告書という形で進めた

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キャニコム、100億円企業へ

キャニコム、100億円企業へ

2010年の売上は41億円だった。入社6年目の売上だ。
2012年度は短期決算とはいえの9ヶ月で31億。2013年度は43億円。
40億円前後の売上は1998年から12年近く続いていた。
この業界で50億円の売上達成は非常に難しい。社員も誰も100億円の売上というのは考えたこともなかった。最初から誰も考えたこともなかった。キャニコムが100億円の売上達成を機にどうして達成したのかを少し触れたいと思

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キャニコム、アメリカへ⑪

キャニコム、アメリカへ⑪

2022年にアメリカ進出の話を⑩まで書いていたようですが、すっかり忘れていました。2012年の話で止まっていました。2013年以降のアメリカの話をどうしようかなと思っていますが、思い出したら追々と続けたいと思います。2024年3月3日にテレビ東京系列で放送のあった「開国、ガラパゴスJAPAN」でアメリカへ一足飛びの話を入山先生が取り上げていただいたので、少し触れておきたいと思いまた少し書き始めてい

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Forbes後のキャニコム

Forbes後のキャニコム

Forbes Japan主催のSmall Giants Award2022-23のグランプリを頂いてから社内、社外評価が一変した。そして話し方、伝え方なども変化が起きていることに気づく。ただこの時点では全く気付いていない。

基本的にピッチが上手くなろうとは思わない。これからもそう思っている。
勝てるピッチとかよくわからない。そんなもんはこれからのビジネスでは必要ないと思い続けています。ただそのス

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Small Giants Awardの話③

Small Giants Awardの話③

Forbes Japan4月号が発売されたということで、またうっかりと書きたくなったnote。このSmall Giants Awardをきっかけで自身と会社が変わって行った話を少し記せればと思うのです。
なぜ我々はより露出し、より切磋琢磨しなければならないのか、自分の立ち位置、レベルを知るためにはこのSmall Giants Awardには意味と意義があるのではないかと思うのです。

先ずはSma

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Small Giants Awardの話②

Small Giants Awardの話②

Forbes Japan4月号が発売されたという流れでうっかりnoteを少し書きたくなった。中小企業はもっと表舞台に出るべきだという事と一つのきっかけで大きな自信になり、会社の業績も劇的に変わるということで少しでも共感してもらえればと思います。
ただ自身には文才はなく、ただただ当時を振り返りながらということで少し記せればと。

Forbes Japan主催のSmall Giants Award対象

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Small Giants Awardの話

Small Giants Awardの話

Forbes Japan4月号が発売された。
今月号の特集がSmall Giants Awardという企画で、小さくても世界で戦える企業を特集されている。
基準としては創業が10年以上、売上が100億円以下、従業員数が500名以下が査定基準になっている。
地域に根差す、「小さな巨人」世界へ希望を灯そう
リンク元はこんな感じ
https://forbesjapan.com/small_giants 

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4回目のフルマラソン

4回目のフルマラソン

フルマラソンも4回目。
流石に慣れるだろうと思っていましたが、そんなにうまくいかない。
食事、トイレのタイミングをすべて計算をした。何時にトイレに行く、お腹の調子など予想し通りに準備ができた。後は走るだけ。

7時に都庁のランナー用のゲートがオープンした。
スタートはCグループなので9:10スタート。新宿西口に7:45に到着、8:30ぐらいにゲート入場をした。ゲート入場も10分で待機場所に到着した

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4回目のマラソンに向けて

4回目のマラソンに向けて

東京マラソンは2020の出走権は移行されて10月17日開催する予定でしたが、再延期ということで、2022年3月6日に開催することになった。

10月に開催されるという事で、5月から調整をしていた。
3回目のフルマラソンのいぶすき菜の花マラソンから約2年近く長距離を走っていないことになる。ほぼ何が反省点だったのかも忘れてしまい、歳もいつの間にか42歳になっていた。前回はギリギリ39歳11か月でしたが

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3回目のフルマラソンへ

3回目のフルマラソンへ

中々悔しい2回目のフルマラソンが終わった。
次の日から仕事なので足の筋肉痛と戦いながら、朝一番の飛行機でシアトルに向かった。その中で考えていたのが、闇雲に走っていても意味がないということだ。どうすればいいのか?しかもどこでエイドを取ればいいのか、トイレに行くタイミングなどを考えてみた。

1キロ辺りを5分10秒~5分20秒で入れば行けるのか?最初の5㎞、10㎞をどう入っていくのか?などを考えて、作

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へろへろなマラソンの話

へろへろなマラソンの話

フルマラソンはホノルルで2回、いぶすき菜の花マラソン1回、東京マラソン1回の合計4回しか経験をしていない。

体に対してのどういう風に向き合い、フルマラソンのタイムがどこまで縮まったのかなどを少し書きたいと思います。前回では初めてのマラソンは4時間43分というタイムだった。そこで次回走るときは4時間を切りたいという意欲に駆られてトレーニングを開始した。

まず前回のマラソンで大変だったのはトイレ、

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マラソンの話

マラソンの話

特に何もなく始めたマラソン。

東京マラソン2021が無事に終了し、自身4回目のフルマラソン終えた。

初めてマラソンを走ったのがホノルルマラソン。これは香港出張時に偶然、福岡でも有名な経営者から声をかけてもらったのがきっかけだった。

「ハワイでホノルルマラソンがあるから一緒に走ってみないか?」

それだけだった。年齢は39歳になる年でしたが、まだ38歳。ちょうど体調を一番悪くしていた時期だった

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