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書評「思い通りに相手を操る心のガードの外し方」

本書の結論から申し上げると「コミュニケーションに関する書籍。表題にある通り相手の心のガードの外し方、打ち解け方みたいな技術について書かれた心理学系の書籍」といった格好である。

ポイントは著者の経験から基づいて書かれているので、臨場感を持って読むことができる。大学の論文のまとめ系とは異なり、眠くならずに読み進めることができるだろう。

人それぞれ色々な場所で、異なる経験をしてきている。そういった経験を言語化して、可能な限り誰にでもわかりやすく説明されていて、尚且つ実生活にも活かせるように工夫されている。そんな書籍は、個人的に大好きだ。

そんな本書の中でよいなーと思った部分を一部抜粋したい。

・コミュニケーションの上達=見た目を磨く、聞きやすい声で話す、場所を選ぶ。

・モテると仕事ができるはほぼイコール。

・不安を先回りしてその不安は大丈夫な不安だよと教えてあげる。そうすると、あなたは不安をとりのぞいてくれる味方ポジションを得られます。

心のガードの外し方

他にも、アドバイスをされたら「どうやったらそんな視点が身につくんですか?」「勉強になります!」など徹底的に相手をヨイショする。相手に気持ちよくマウントをとらせる。求めてもいないアドバイスをしてくる人は、承認欲求の塊ですので、お世辞は抜群に効きます。

これは確かに….と思った。私自身アドバイスをいただいたらリアクションやお礼で終わらせてしまうことが多かったので、次のステップとして相手をヨイショしてあげて自己肯定感を高めてあげたいと感じた。

そうすれば、良質な人間関係を構築しやすく自分にとってもメリットが大きいと思った。どこにいても、なにをしていても、結局のところ人間関係が全てと言っても過言ではないと思う。

とても学びが多かった本書籍には心から感謝したい。
ありがとうございます!

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