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今だけ449円!サクっと読める入門書の名著!中島岳志「自分ごとの政治学」

今だけ449円!サクっと読める入門書の名著!中島岳志「自分ごとの政治学」

今回、ご紹介するのは、著者初の政治の入門書、「自分ごとの政治学」だよ。

今だけ449円なんだね。サクっと読める本(帯には「2時間で読める」と書いてある)なら、このくらい安いと嬉しいね。

中島岳志さん、こんなに①読みやすく、②わかりやすく、③面白い文章も書けるんだ!?とボクも舌を巻いた名著中の名著だ。

難点はないの?

サクっと読めるだけあって、値段が高かったら考えちゃうなぁ・・・、ってところかな。

でも、今は安いんでしょ。だったらいいじゃん。

まあ、そうだね。

①そんなに読みやすいの?

Alexaアプリで2倍速で読ませて聴いても、ぜんぜんツマるところがなかったよ。

②そんなにわかりやすいの?

政治学の入門書として、ここまでわかりやすいのは、ないんじゃないかなぁ・・・。

③そんなに面白いの?

思わず、最初から内容に引き込まれた。なにしろ「自分ごと」の政治学だから、読む気になる。あと、ガンディーのストーリーもすごく良かった。

とにかく、ポリドルフィンさんをして、名著中の名著と言わしめるほどのものなんだね。

とにかく、①読みやすく、②わかりすく、③面白い、の三点セットで、さらにサクとAlexaアプリで聴き終えられるのが気に入った。ボクが、元々、すごく簡単な入門書が、特に好きなこともあるね。

本書で特に、おっ!?っと思ったところは?

本書33頁の図を見て欲しい。リベラルの対立軸は??

中島岳志さんはリベラル保守の立場だから、保守=コンサーバティブじゃないのは、容易に想像がつくけど・・・、一体何なのかが全くわからん。

実は、パターナルなんだ。あまり聞いたこがない言葉だと思うけど。日本語に訳すと「父権的」だ。ちなみに、ボクは、大学時代に、憲法学で出てきたので知ってた。本書36頁に次の記述がある。

リベラルが互いの思想や価値観の自由を保障する考え方であるならば、その対立軸となる「パターナル」は「強い力を持った人間が、相手の思想や価値観に介入していく」という考え方です。

本書より

たとえば、賭博禁止(刑法186条)について考えてみると、この規定は、父権的で、パターナルだ。だって、競馬とか競輪とかは、賭博なのに、公営ギャンブルとして、バリバリやられているじゃない??リベラルだと、禁止しない方がいいんじゃないの?になりそうだけどね。

リベラルの反対が、保守ではなくパターナル・・・??なんとなくわかったよ!確かに、おっ!?と思うね。

でしょ?(笑)

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