もうMBA的(論理的・理性的)思考だけではダメ?美意識を鍛えよう!
1.もうMBA的(論理的・理性的)思考だけではダメ?美意識を鍛えよう!
もうMBA的(論理的・理性的)思考だけではダメ?美意識を鍛えよう!
今の日本では、MBA(経営学修士)がありがたがられているが、本当に、それでいいのか?ボクも実際、MBA最強じゃん?!とか思っていたのだ、実は。
この本を読んだら、なぜ、今の日本のビジネス・エリートが「美意識」を鍛えねばならないかがわかり、ビジネス・パーソンとして必要な、パラダイムシフトをして、これからの社会を生き抜く知恵がついて、ハッピーな未来が待っている。
アナタは、山口周「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?経営における「アート」と「サイエンス」」を読むべきだ。
2.経緯
ボクは、山口周「武器になる哲学」を読んで、山口周の大ファンになった。
だから、山口周の著書は、たくさん読んだ。
その中でも、特に、今後の生き方の指針に据えるべき本だな・・・、と思っているのが本書だ。
日本では、多くのビジネス・エリートは、「ただでさえ、メチャクチャ忙しいのに、今さら、美意識を鍛えろなんて、気でも狂ったか?」と、思っていることだろう。
しかし、世界の常識は日本の非常識ということなのだ。
実は、いま、世界のビジネス・エリートは、「美意識を鍛えている」のだ・・・。
例えば、MBA(経営学修士)よりも、MFA(芸術学修士)のほうが、ありがたがられているみたいなのだ。
それがなぜか?というのは、あとで、3つのポイントで書くが。
確かに、この本は、一見、日本のビジネス・エリート向けに書かれているように見えるので、「オレは、ビジネス・エリートなんかじゃないよ」、と思っている方には、あまり訴求力のない本に見えるかもしれない。
でも、そういう方でも、これからの社会の流れがそういう流れになっていくことであろうことがわかれば、色々と、身の処し方も変えなければいけないことを悟るだろう。
3.3つのポイント
ポイント1
要するに、論理的・理性的な思考では限界がある。なぜなら、みんなが論理的・理性的に考えたら、みんな同じ正解を出してしまう。
差別化こそが、企業の目指すことなのに、「差別化が消失」してしまうと。
確かに、差別化を図るべきなのに、差別化を図れないというのは問題だ。
あと、著者は、VUCAの世界に、論理的・理性的思考で正解を出すことの問題点も指摘している。
要するに、曖昧で、複雑化し、変化している現代において、論理的・理性的に正解を出すのはいかがなものか?ということだろう。
ポイント2
要するに、みんな、昔は、洗濯機が欲しいだの、冷蔵庫が欲しいだの、クーラーが欲しいだの、言っていたけれど、そういったものは、ほぼ全ての人に行き渡ってしまった。
これからは、自己実現を図れるものをみんなが買う時代に入るんだよ、ということだ。
そりゃあ、「自己実現的消費」の時代に、売れるものを作るには、「美意識」が必要だよね。
ポイント3
例えば、法律の世界では、社会システムの変化に、法律が追いついていない。
そんな、時代遅れの法律をありがたがって学んでいた、ボクの過去を振り返ると、実に身につまされる思いがする。
そういう時代に、自らの行動指針にすべきなのは、やはり自分の「美意識」だよね?ということなのだろう。
4.おわりに
アナタは、本書を読むべきだ。
この本を読んだら、なぜ、今の日本のビジネス・エリートが「美意識」を鍛えねばならないかがわかり、ビジネス・パーソンとして必要な、パラダイムシフトをして、これからの社会を生き抜く知恵がついて、ハッピーな未来が待っている。
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