「強行採決」っていけない事?英訳できない真実。高橋洋一「政治学入門」
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「強行採決」っていけない事?英訳できない真実。高橋洋一「政治学入門」
この本は、めちゃくちゃ簡単だ。
じゃあ、読む意味ないの?
ボクみたいに、憲法学がわかっている人には復習になるし、小中高で憲法を習った程度の人には、いいクスリになるよ。
そうなんだね。
でもさ、たまに、ボクも盲点だったことが書いてあったりして、バカにならないんだ。
たとえば、今回のテーマ「強行採決」も盲点だったんだね?
そうだね。英訳できないのは、言われるまで、気付かなかったよ。たしかに、強行採決は、英訳できんわなと。
日本では、強行採決というと、まるで悪いことみたいに、マスコミは報道するよね。
全然悪くないよ。多数決の行使だから。何度も言うように、強行採決にあたる英語はないもん。
マスコミの論理だと、十分審議を尽くしていないのに採決するのはおかしいってことなんしょ?
でもさ、審議日程にも限界はある。だから、マスコミの論理はおかしい。
そうなんだー。
この高橋洋一さんもそうだけど、ボクもマスコミに対する不信感はある。
でも、マスコミの報道もみないと、情報入ってこないよね。
だから、長い間、ニュースダイエット(あえてニュースをみない)してたんだけど、最近はテレビのニュース番組もみるようになったよ。渋々だけどね。
最近までニュースダイエットしてたんだ。
ニュースダイエットの理屈はこうだ。ニュースは、ネガティブなことばかり報道する。そのため、メンタルがやられる。そもそも大事なニュースだったら、友達やら、SNSやらで、話題になるから困らない。
だから、ニュースダイエットをやるんだね。
でも、ちょっと考えが変わって見るようになったんだ。
やっぱし、「情弱」になると?
そういうことだ。・・・ちょっと脱線したけれど、そういうわけで、強行採決は全然悪くないんだ。
なんたって、英語圏のネイティブに、説明できないんだもんねぇ・・・。
そんな非普遍的概念を持ち出して、ことさらに問題にするマスコミの態度には、問題があると言いたいのさ。
ポリドルフィンさんの、「マスコミ嫌い」がわかったよ!(笑)
本書162頁「なぜ、政治家の「失言」は不問とすべきなのか」以下のマスコミ批判も、胸がすく思いがした。よくぞ言ってくれた!洋一さん!!(笑)
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