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漱石はアイラブユーを何と訳したか?「よしりん辻説法6恋愛論・完」
漱石はアイラブユーを何と訳したか?小林よしのり「よしりん辻説法6恋愛論・完」
本書に以下の記述がある。
この「恋愛論」の初めから言っているが、純愛やプラトニックは、西洋から入ってきた感覚で、漱石は「I LOVE YOU」をどう訳すか?と生徒に問われ、「今夜は月がきれいですね」と答えたという
「LOVE」をどう訳せばいいかも分からなかった。
この漱石の意訳は、実はボクは名訳だと思う。
なんで、アメリカ人やイギリス人は、「I LOVE YOU」をあんなに多用するのかが、わかったからだ。
なんで、「愛してる」ってあんなに言うの?うざいんじゃないの?と思って、長年、ボクは疑問に思っていた。しかし、
「今夜は月がきれいですね」程度の意味合いならば、なんどでも言えるし、うざくないよね!
ボクの長年の疑問に答えをくれた、本書には本当に感謝している。本書は他にも、さまざまなウンチクにあふれており、
ボクがつけた付箋の量は、「よしりん辻説法5恋愛論」よりも、圧倒的に多い。
いやー、本当に勉強になったよ。
ただ、内容的には、辻説法5よりも過激なため、まず、5を読んで、免疫をつけてから読んだほうがいいだろう。
この辻説法の6と5は、
大人の性教育の教科書としても、使えるように思う。
いきなり、未成年に読ませるのはどうかと思うが、成年になって大人になれば、読むべきかと思う。
いかがだろうか?