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「三が日に本屋へ来るお客さん」に勧めたい三冊
2025年の元日、東京都内で営業する主要百貨店はゼロとのこと。
従業員への配慮? あるいは開店しても従来ほどの売り上げを見込めないから?
個人的には「元日ぐらい休もう」と言いたい。休めない職場で働いている方々への感謝を胸に刻みつけたうえで。
ただ「財布のひもが緩む」タイミングであることも事実です。三が日の時給が普段よりいい職場であれば、お店と働き手双方にとって「絶好の稼ぎ時」となり得る。
書店はどうか。
元日に休むお店、休まないお店、両方で働いた経験があります(現在は後者)。場所や客層によって受ける印象は変わってくるけど、何となく共通しているのは「普段来ない人が多い」ということ。常連さんはさほど見掛けません。人混みを避けているのでしょう。
従ってこの時期は、知名度の高いロングセラーや話題になったベストセラーの面陳&平積みがよく動く。いわゆる「選び抜いた棚差しの一冊」よりも。たまには本屋でもという層へ向けたカスタマイズが求められるわけです。
もちろんそういうお客さんに「この店、面白いかも」と思ってもらえることが次へ繋がる可能性もある。だからあちこちに爆弾を忍ばせています。誰か気づいてくれるかなと期待しつつ。
2024年は本屋業界そのものに関する話題を、ネットニュースで目にする機会が多かった気がします。同じ文脈で都内の大規模店だけではなく、あらゆる地域の様々な広さのお店が紹介されていました。
ゆえに↓を棚差しにしています。
三が日も営業しているから来てくれた人がきっといる。ならば、いまこのタイミングじゃなければ出会えなかった一冊を見つけてほしいです。もし↑がそうなってくれたら嬉しい。
2025年もよろしくお願いします。
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