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「批判&意見」の必要性
要は「過去のいじめ」の内容がどうであれ、その事実に対して匿名でよってたかって誹謗中傷を加える行為は「現在進行形のいじめ」に他ならない、ということでしょう。
ただコーネリアスの公式ツイートを覗いたところ、罵詈雑言の嵐が吹き荒れる中で「小山田さんはきちんとこの件についてコメントすべき」という冷静な意見もありました。
批判や意見と誹謗中傷はまったくの別物。後者を憎むあまりに前者まで封じてしまえば、戦前の日本やドイツに代表される全体主義やジョージ・オーウェル「1984年」みたいな管理社会まで一直線です。
たとえば、過去に実際にあった「薬害エイズ」の事例や国内における接種直後の死者数の多さを鑑みてmRNAワクチンの安全性に疑問を抱くことは、ワクチンをむやみに推奨する政策への批判です。「五輪開催のためにそんなに急いで、後で危険性が発覚したら誰が責任を?」「コロナに罹っても重症化するリスクがほとんどない人にとっては、むしろワクチンを打つ方が危険なのでは?」と。
これらの意見が何の科学的根拠もなくビル・ゲイツやロスチャイルドと結びつけてワクチンを危険視する「陰謀論」と異なることは明らかですよね? でも己と違う考えを全て排除したい人はそこを一緒くたにしたがる。一律に「デマ」というレッテルを貼り、そのラべリングによって「建設的な批判」が「聞くに値しない誹謗中傷」であるかのように大衆を妄信させてしまう。
さて小山田さんです。あまり詳しくないけど、彼の音楽に感銘を受けたことは何度もあります。特に私が好きな曲は↓。1997年の作品ですが、いま聴いても素晴らしいです。
私は東京五輪を見ません。開会&閉会式も。でも見たい人に見るななんてことは言いません。スポーツや音楽から元気をもらいたい人の楽しみを奪う権利は誰にも無い。
だからこそ小山田さんは五輪前にコメントを出し、過去のいじめについて謝罪すべきだと思います。コロナ禍で疲弊した人々が心おきなく大会を楽しめるように。
「どうぞご一考ください」というささやかな意見でした。
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