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「カフェ併設型の書店」に関するあれこれ
「カフェ併設型の書店」が増えてきました。
例のプロジェクトチームからも、町の本屋が生き残るためのアイデアとして挙がっています。
お客さんからしたら、買ったばかりの本をすぐに読めるのは嬉しい。美味しいコーヒーや甘いものは読書のお伴にうってつけです。本屋側も書籍の低い利益率をカバーできる。下北沢の「B&B」は「ビールが飲める書店」を売りにしています。
一方で、会計前の商品をカフェへ持ち込めるシステムだと問題がありそうです。汚れる可能性が高いし、万引きの見極めも難しい。
私が注目したのは、東上野にある「ROUTE BOOKS」のシステムです。
本屋とカフェのレジが一緒で、棚のすぐ近くに飲食をできる椅子とテーブルが置かれています。一方で、こんな注意書きが店内とHPに掲示されている。
ROUTE BOOKSはブックカフェではありません。
書店の一角で読書をできる場所としてドリンクなども提供しています。
ご購入されていない書籍の席への持ち込みはご遠慮ください。
↑の趣旨は、店内で売っている本を買う前にテーブルへ持ち込まないでということでしょう。私は自宅から携えてきた本を座席で開き、コーヒーを飲みながら読むのも「ご購入されていない書籍の席への持ち込み」に当たると考え、自重しています。確かめたわけではないけど、お店の人が判断に悩むことはしない方がいいかなと。
多くの独立系書店がそうであるように、ここも選書が個性的でスタイリッシュな空間を楽しめます。しかも扱うジャンルが幅広く、出会いのチャンスに溢れている。
「ROUTE BOOKS」で初めて買った本を紹介させてください。
夏葉社が出した42行の詩です。休みの日にこういう静かな言葉に触れ、ざらついた心へ何かを問い掛けてみるのも大事な時間だと思いました。
ぜひ。
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