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2020年3月の記事一覧
dancing at the end of the world |weekly
「では来世で。
ちょうどそんな別れ際の挨拶が流行ったのは30年も前のことだっただろうか。野外のパーティーでたまたま会う人たちは、次にいつ会えるか分からないわけで、とはいえ音楽という繋がりを通してまたどこかで会えるかもしれないという希望と、音楽の持つ普遍性がもたらす陶酔感と一体感から輪廻転生に通じるような運命を感じたのか、自然と来世でまた会おうという挨拶が広まっていった。来世で会うかどうかという以前
eat,sleep,speculate,repeat | weekly
「この先2つ目の信号を超えたところの横断歩道で。
そう伝えたはずなのだけれどもタクシーは一つ手前の信号で停まった。
起点というものは人によって異なるものだということを僕は忘れがちで、つい自分の視点からだけでものを見てしまう。心の広い人というのは自分の中に沢山の他者を住まわせている人だ。独りよがりにならず、常に複数の視点からモノを総合的に判断する。我が強くなければアートシーンではやっていかれないなど