果たし得ていない約束 / 司法試験 as my lifework

1990年代末、我が青春を投じた旧司法試験。 4戦(択一2回合格)で撤退・就職し、某大手企業に就職(全国転勤族で、現在は東京勤務)。 子供の受験を機に、撤退後の20数年にわたり封じ込めていた「果たし得ていない自身との約束」に決着をつけるべく、2023年8月より再挑戦中。

果たし得ていない約束 / 司法試験 as my lifework

1990年代末、我が青春を投じた旧司法試験。 4戦(択一2回合格)で撤退・就職し、某大手企業に就職(全国転勤族で、現在は東京勤務)。 子供の受験を機に、撤退後の20数年にわたり封じ込めていた「果たし得ていない自身との約束」に決着をつけるべく、2023年8月より再挑戦中。

最近の記事

2025年のチャレンジ目標。

久々の投稿。 寒くなってきた11月下旬の土曜午前中の先ほどまで「スタンダード100 刑法」と格闘中でしたが、ちょっとした息抜きに。 まぁまぁ自分の立てた学習計画通りに勉強を進めていますが、とはいえ、平日は頑張って1.5時間程度、週末は各日5時間程度という状況です。私の1ヶ月分=学生中の本気の猛者の勉強時間の1週間分にも満たない水準でしょうか。 ちなみに、昨年8月に20数年振りに司法試験への再挑戦を決意してから、アプリ「スタディプラス」で記録を残しており、ここ7か月の記録は

    • R6予備試験(短答)から、4か月経過。

      早いもので、大学卒業後20数年振りに目覚めさせられたR6予備試験(短答)から約4か月が経過します。 翌日から早稲田経営出版の「スタンダード100」民法にとりかかり、次いで商法まで一周したのが9月末日(以下が前回エントリ)。 「民・商ときたら、次は民訴でしょ。」という自然な流れでスタンダード100の民訴法にとりかかったわけですが、これが苦しかった。 なんせ、旧試時代は「刑訴&労働法」選択で、民訴法は実質的にはじめての学習だったわけですので(法学部を卒業していますが、民訴法の

      • 30年振りに「法的思考の探求(復刻版)」(著・一条法樹氏)に再会。

        今年度も下半期に入り、はや半ば。 只今、スタンダード100の民訴法の答案構成が半分程度まで進みましたが、民事実務基礎の予備過去問も収録されているため、ボリュームが半端ないです。1.5か月はかかるだろうなぁ。 さて、3連休最終日の今日は早起きして少し勉強したところで本エントリを執筆しております。ちょっと書きたいネタがありまして。 というのも、先週末、それこそ30年振りくらいとなる書籍との再会があったのです。 それが一条法樹さん著「法的思考の探求(復刻版)」。 これ、知る

        • R6予備試験短答から2.5か月。

          前回投稿からちょうど1か月が経過しました。 情けない体たらくな状態で予備試験短答に挑み、母校・早稲田本キャンの本試験会場で「卒業後の四半世紀近くにわたり、俺は何をやってきたんだ」と自己反省を強いられました。 その思いのまま(というわけにはいかず、どんどん減退していくわけですが)、短答翌日から1.5か月かけて「スタンダード100 民法」を一周し、次は8月末から1か月をかけて「スタンダード100 商法」を本日一周することができました。 民法同様、基本論点問題と予備試験過去問

          R6予備試験(短答式)から1か月強を経て。

          久々の投稿です。仕事が忙しいのは社会人たる以上は当然なのですが、子供2人の学習サポートを中心とする親としてのあれこれ等々で余裕がないものでして。 短答後、来年の捲土重来を決し、年内に7法の論文対策を一周するべく、まずは民法のスタンダード100の攻略にまい進しておりました。 これがやはりキツく、短答翌日の7月15日(月)からスタートして週35問の検討(答案構成まで)を目標ペースとして取り組んでいましたが、ようやく計143問(基本論点120&予備13問&新司10問)を昨日完了

          R6予備試験(短答式)から1か月強を経て。

          R6予備試験(短答式)の解答速報結果を経て。

          3連休が明けての火曜22時近くですが、今日は少し早く帰宅できたので投稿します。 伊藤塾の解答速報及び採点サービスを利用して、結果が判明。 まぁ、予想通りの結果でしたが、正直、思っていたより得点できていました。270点満点に対して、約53%の正答率という結果ですが、半分も取れると思っていませんでしたので。 以下、恥を忍んで公開いたします(自分自身への戒めのため)。 思えば、昨年8月に20数年振りの司法試験再挑戦を決意し、年初までの間に伊藤塾の短答セレクション7科目を一回転

          R6予備試験(短答式)の解答速報結果を経て。

          R6予備試験(短答式)の受験を終えて。

          昨日、はじめての司法試験予備試験を母校・早稲田大学で受験してきました。 小雨の降る中、早めに地下鉄早稲田駅で現地到着。昔よく通った早稲田中学・高校の隣にあるルノアールに開店時間8時と同時に入店。モーニングでガソリンを胃袋に! その後、8:45の着席に間に合うよう、早稲田キャンパスへ。いつ見ても、我が母校の大隈講堂は素晴らしく、気持ちも盛り上がってきます。 そんな中、我が学び舎・法学部前の大隈候像前に伊藤真先生が!30年前にLECの新入門講座で指導いただいて以来!(ビデオ

          R6予備試験(短答式)の受験を終えて。

          いよいよ明日、令和6年予備試験に挑戦!

          約4か月振りの投稿です。 現在、令和6年7月13日(土)の20時前。明日は、令和6年の司法試験予備試験の短答式です! 会場は我が学び舎、早稲田大学本キャン。心強いばかり! 思えば昨年8月に再挑戦を決意し、短答式の過去問(伊藤塾セレクション)を7科目こなし、年明けはTAC出版のスタンダード100シリーズの憲法まで読み進めたところまでは良かったものの、民法に入ったくらいから仕事がキツクなり、本noteの更新どころではなくなっておりました。 結局、論文対策はほぼできないまま

          いよいよ明日、令和6年予備試験に挑戦!

          「予備試験論文 A答案再現&ぶんせき本(R4)」を堪能してみての感想。

          久々の投稿となります。年度末から年度首にかけてのタイミングということもあり、なんせ仕事が忙しいものでして。 年明けに短答セレクション7法を一回転した後、現在は早稲田経営出版の「スタンダード100」をLECの完択をお供に読み進めていますが、その前に行ったことが辰巳の「予備試験論文 A答案再現&ぶんせき本(R4)」の熟読でした。 この本からは多くの気付きを得ることができましたね。特にR4論文受験者の成績一覧(サンプル)が掲載されており、合格者と不合格者の各科目評価の状況から到

          「予備試験論文 A答案再現&ぶんせき本(R4)」を堪能してみての感想。

          独学素人の1年目・予備試験勉強作戦。

          今日は勉強開始後1年間(2023/8~2024/7)の勉強作戦について、ぼんやりと頭の中で考えていたことを整理しながら綴ってみます。 以前、別のエントリで述べましたが(こちら)、最初の半年間はLEC・柴田孝之先生の「S式柴田の生講義 入門」シリーズで7法の概要を一読しました。この本、入門書として優れていると思います(タイトル通り、講義を聞くように読み進めることができます)。 昔々、私が高校生だった1990年代前半、語学春秋社から大学受験の参考書「〇〇講義の実況中継」シリー

          独学素人の1年目・予備試験勉強作戦。

          司法試験 旧試クロニクル#3 「旧試撤退後の人生模様」

          司法試験の勉強を再開して半年ほど経過する間、旧試時代のことを振り返る時間なんてほとんどありませんでしたが、noteを始めてから色々と振り返ることが多くなりました。良かったのか、そうでもないのか?? で、今週いろいろ思い出していたのが旧試撤退後の自身のことや、当時の勉強仲間のこと。 まずは自分自身のことから。 旧試から撤退後に就職したわけですが、卒業タイミングは就職氷河期の中でも最も厳しかった2000年(長い氷河期の中でも、新卒求人倍率が1倍を切ったのはこの年のみだったは

          司法試験 旧試クロニクル#3 「旧試撤退後の人生模様」

          司法試験 旧試クロニクル#2 「私の予備校歴」

          前回、学生時代に使っていた基本書のことを振り返ってみて懐かしかったので、今回は当時の予備校のことを振り返ってみます。 まずは、私の司法試験予備校歴(90年代半ば~)をカンタンに。 ベースはLECの新・入門講座(伊藤真ビデオクラス)。当時はシンプルな講義録の時代でした。 論文対策は論文基礎力完成講座(伊藤真カセット通信)。確か、パーフェクトテキストだったか。あとは論点ブロックカード。 択一対策は択一基礎力完成講座(高野泰衡ビデオクラス)。テキスト名は確かベーシックシリー

          司法試験 旧試クロニクル#2 「私の予備校歴」

          司法試験 旧試クロニクル#1「往時の基本書たち around 2000」

          日曜朝といえど単身赴任の身。これから図書館に行って勉強の予定ですが(エライ!)、出かける前に昔話を。 私の旧試受験生ライフは実質的には1996~2002年あたりの話で、当時はロースクール創設前の時期であったと記憶します(ロースクールに進学する気持ちは全くありませんでしたね)。 現在、勉強を再開した身としてどんなテキストを使って勉強しようか?とよく考えているのですが、「そういや昔、何を使っていたっけ?」とぼんやり振り返ってみました。 憲法:もちろん、芦部憲法!(今も定番な

          司法試験 旧試クロニクル#1「往時の基本書たち around 2000」

          20数年振りの司法試験挑戦再開後、この半年でやったこと。

          本日は世間様は平日なれど、当社は休日也。 ということで、いつものペースで起きて身支度を整えて家を出ましたが会社には向かわず、いつもの3rdプレイスのドトールコーヒーで自由な時間を過ごしております(ちなみに昨年10月から単身赴任中の身の故、休みの日も自由に過ごせる立場ですが、それも残りわずか)。 昨年8月に勉強を開始し、この半年間でやったことを振り返ってみました。 S式柴田の生講義入門シリーズ(憲法~行政法):通読1回 伊藤塾合格セレクション 司法試験・予備試験短答式過

          20数年振りの司法試験挑戦再開後、この半年でやったこと。

          About myself

          2023年8月にふと思い立ち、20数年振りに司法試験合格を目指して勉強を開始しました。 それからちょうど半年が経過しようとしている2024年1月末。 またもふと思い立ち、自身の軌跡を誰かのために(たぶん、自分自身のために)、noteで記録として残すこととしました(こんな自分はヒマなのか、モノ好きなのか?)。 以下、カンタンなプロフィールです。 現在48才の団塊ジュニア世代。 日本の大手グローバルメーカーに勤務。転勤族で、現在は東京勤務。 今後、2人の子供が受験を迎