独学素人の1年目・予備試験勉強作戦。
今日は勉強開始後1年間(2023/8~2024/7)の勉強作戦について、ぼんやりと頭の中で考えていたことを整理しながら綴ってみます。
以前、別のエントリで述べましたが(こちら)、最初の半年間はLEC・柴田孝之先生の「S式柴田の生講義 入門」シリーズで7法の概要を一読しました。この本、入門書として優れていると思います(タイトル通り、講義を聞くように読み進めることができます)。
昔々、私が高校生だった1990年代前半、語学春秋社から大学受験の参考書「〇〇講義の実況中継」シリーズが出ていて、山口俊治先生の英文法は今でも強い印象が残ってます(ネクサスの考え方とか、絶品でしたね)。
脱線しますが、私の英語力は会話はからきしダメなものの、TOEICスコアは(テスト前に慣らし運転をしておくと)900前後をキープできるくらいの水準なのですが(普段は一切勉強せず)、その土台を作ってくれたのは高校時代の山口俊治先生の実況中継と、旺文社の「基礎英文標準問題精講」です。調べたら今も版を重ねており、本当に中身のある書籍は時の試練に堪えるんですね(私が高1~2だった1991~1992年頃の参考書ですよ!)。
さて、話を本筋に戻します。
その後、短答試験過去問集を何にするか迷ったのですが、辰巳の短答パーフェクトは私には量が多すぎると思い、伊藤塾の合格セレクションシリーズを7法、まずは1回まわしました。
ここまでで半年かかったのですが、現在は予備試験論文合格のイメージをつかむべく、辰巳の「令和4年(2022念)司法試験予備試験 A答案再現&ぶんせき本」を熟読しています。
ここでちょっと困っているのは、論文対策の勉強をしておらず、基本書も持っていないため(学者本はもちろん、予備校テキストも含めて)、内容理解が十分できない点ですね。でも、最終的に目指すべき成果物のイメージを掴むために読むという所期の目的を忘れないよう、内容理解に力点を置くのではなく、帰納的にこれから学習すべき領域(範囲)と深さ、メッシュを把握することに努めております。
ここまでが現在進行形の「マイ・勉強スタイル」なわけですが、今後は以下の教材を揃え、勉強しようと思っています。特に「スタンダード100」に手を出すかは今も悩んでいるのですが、ボリュームがあるので結果として、あれこれ手を出さずに済むかな、と思いまして。
論文対策というか、論点の習得を図るべく、早稲田経営出版の「スタンダード100」を7法分、読んでいく。
その際、短答対策も視野に入れてということもあるが、条文から遊離した勉強にならないよう、LECの「完全整理択一六法」を7法分揃え、スタンダード100読み込みのお供とする。
法律実務基礎(民事・刑事)については、一応、伊藤塾試験対策問題集シリーズの「予備試験論文」を民事、刑事共に揃えてやってみる。
短答対策は、一回転した合格セレクションをベースとしつつ、LECの「司法試験 &予備試験 短答過去問題集(法律科目)」を令和元年~5年まで揃えて取り組む。
と書いてみましたが、さっそく次のプロセスのスタンダード100がものすごいボリュームなので、これをやっている途中に7月の短答本試験を迎えそうな気がしますが・・・まずはチャレンジしてみます。