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坂道アイドルとは何だったのか? ~乃木坂・櫻坂・日向坂ファンへ~

2018年ごろ、乃木坂46・欅坂46が世間で人気でしたが、その後は人気が下がり続け、ついにメジャーな場から消える直前まで来ています。
彼女らの活躍をテレビで見たのはもうずいぶん前ではないですか?

乃木坂46のピークは2018年「帰り道は遠回りしたくなる」売上約140万枚
白石麻衣は2018年女性タレント最多のCM契約18本を記録


彼女らが芸能史の一部となる直前の今、改めて問いたいです。
坂道アイドルとは何だったのかを。


結論から言ってしまうと、彼女ら坂道アイドルの本質は「アイドルっぽいパフォーマンスをするキャバクラ嬢」でした。
決して「キャバクラ嬢っぽいアイドル」ではありません。

なぜなら坂道アイドルの商売の中心が、芸能活動ではなく接待機会の販売にあるからです。

坂道グループは「接待機会を多く売る」ために事務所が投資をして芸能的な活動をさせ知名度を上げ、金払いのいいファンを獲得しメンバーが接待することで多くの収入を得ています。
多くのファンを集めるライブも、コアファンであるミーグリ(オンライン接待)大量購入者が中心を占めています。

乃木坂・櫻坂・日向坂の3グループは他のアイドルとは異なる独自の存在であり、「キャバクラ部門」と呼んで分けたほうがいいでしょう。


私は坂道グループが現在行っているこの商売を止めるべきだと考えており、なぜそう考えるかについて、3つのポイントでご説明します。


① 芸能の競争ではなく出会いを売る競争


ミート&グリート(ミーグリ)と呼ばれるオンラインでのお話し会は1000円で数秒とも言われる高価なもの(諸説あり)ですが、コアファンはそのためにCDを話したい時間分まで大量購入します。

そしてその売上が多いほど優秀なメンバーとされ、メディアに露出してもらえるフロントメンバー抜擢の最大の条件となっています。
(乃木坂のみベテランメンバーはミーグリ免除)

接待の機会を一番多く売ったら勝ちという、風俗店と同じルールです。
そんな団体をアイドルと呼べるでしょうか?

メンバーと直接話せるのはファンにとって大きな魅力で、一番人気のメンバーは常に、努力した人ではなく見た目がかわいくて美人な若い女性です。
逆にベテランにはスキルや経験値があろうが関係なく、辞めろだの老害だの容赦ない厳しすぎる言葉がぶつけられます。

つまり坂道グループとは、芸や経験を評価される芸能の世界ではなく、ファンを会いたい気持ちにさせる能力が最も必要な、風俗の世界なのです。


② 接待券=CD売上という音楽ランキング破壊行為


彼女らのCDはいつもだいたい同じ枚数売れます。
その売上はほぼオタクによる固定票であり、当然世間の人気はほとんど反映されません。

しかし悲しいことに、その数字によってオリコン等で1位獲得と報道され、世間で人気があるように錯覚させることができてしまいます。

つまり2010年代の握手券商法による音楽チャート破壊問題が令和の今でも同じように継続しているのです。
CDを音楽を流通させる以外の目的で販売しているのだから、音楽チャートからは除外すべきだと私は考えます。


2010年代のチャート破壊についてはこちら(私の過去記事とXでの話題)


最近ビルボードである問題が起こりました。
ストリーミング再生でオリコン2位を獲得した櫻坂46の新曲が、ビルボードでは何と26位になってしまったという「事件」です。

再生数をファンが総出でかさ増し工作したのがビルボード社にバレて懲罰的に下げられたといううわさです。
この対応は、坂道の売上ランキングを(合法ですが)いわば詐欺的に水増ししている問題に対する世間の答えと言えるのではないでしょうか。


③ 風俗的な業務と誹謗中傷するファンを黙認する運営


以前に、ミーグリと風俗営業の共通点を指摘した記事を書きました。

・特定少数の客と一定時間談笑するのは「接待」では?
・キャバクラ嬢と同様に客引きの「営業」をしているのでは?
・18歳未満のアイドルは保護されるべきでは?

という3つの観点から、合法ではあるが風営法の規制対象に近いグレーな業態であり、特に未成年の業務については考え直すべきだと思います。


さらにもう一つ、私は坂道ファンがどういった人なのか知るため、彼らが集まるネットの掲示板やブログ、X等を一定期間観察しました。
そこで確認できたのは、一般的な芸能ファンではありえない異常なことばかりでした。

ミーグリに100万円をつぎ込んだと豪語する人がいて、アイドルとその運営に対し、出費額に見合う良い扱い=わがままを強く求める

・各グループのファン同士が常に競い合い、ネットでお互いに違法な発言によるバッシングを繰り返す

・坂道の不人気メンバーやベテランメンバーへ「辞めろ・不細工・やる気がない」といった違法な誹謗中傷を行い、逆に若い未成年メンバーには褒めつつも下品で違法な性的発言を繰り返す

信じがたいことに、これらはネットの誰でも見れる無料の場所で、今日も匿名で続々と書き込まれています。


結論


これらの問題すべては秋元康氏がプロデュースする坂道アイドルの商法により引き起こされており、特に②と③は、芸能団体の社会的信用を失わせるだけでなく、激しい個人攻撃や誹謗中傷により一般のファンやメンバーにまで潜在的な被害が広がっています。

多くの無関係なライトファンも、坂道を支持することでこういった問題を結果的に肯定してしまうことになります。

いくら売上が上がりファンが喜んで支持しているとしても、副作用が大きくなりすぎた現在ではこの商法の正当性はなく、すぐに運営側がこの平成から続く真っ当でない商売をやめて正道へ戻ることを、私は本気で望みます。

坂道ファンの皆さんはこの事実を見て、まだ推し続けることができますか?



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