【伝説】弁財天鬼美子は斯く語りき
私には
この世でたった一人――
――たった一人だけ
まるで飽くことなく
この天才女流詩人、弁財天鬼美子を
永遠に推してくれるファンがいる
その一人さえいれば
初めから私にはもう十分だった
この私――弁財天鬼美子という
史上最強のファンがいれば
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水もしたたる真っ白い豆腐がひどく焦った様子で煙草屋の角を曲がっていくのが見えた。醤油か猫にでも追いかけられているのだろう。今日はいい日になりそうだ。
ありがとうございます。貴方のサポートでなけなしの脳が新たな世界を紡いでくれることでしょう。恩に着ます。より刺激的な日々を貴方に。