TSUBA
ジャパンカップの海外馬分析をまとめたマガジンです。
重賞レースの展望について色々思ったこと、考えたことメモ
過去の競馬場指定席倍率が見たいという方のための記事です
恐らく一番ニーズがあるであろう馬なので、すみませんが最後に持ってきました。 ①戦績分析戦績から分かること 戦績は15戦8勝。GⅠ6勝でマイルGⅠを追い込んで勝利していたり、英/愛ダービー勝っていたり、ドウデュースと重なる部分がありますね。 よくムラ駆けがあると言われますが、そういうことではなく、スタミナが問われるレースは大の苦手という理解が正しいと思います。 例えば、欧州の競馬場の中でもアスコット競馬場は以下のような高低差になっており、中盤以降ひたすら上り坂を上り続け
①戦績分析戦績から分かること 14戦7勝、GⅠ2勝ですが、多少海外競馬を見られている方なら分かりますが、ドイツ馬という時点で色々お察しです。 条件戦、GⅢと、かねてよりこのシリーズで言及している1,400~1,600mでのレースに勝ってはいます。が、基本的にドイツでのレースですので、レースレベルには疑問符。 また、ドイツの馬場は基本的に重い(らしい)ですが、そこに重馬場、稍重と輪をかけて馬場が重いレースとなっているので、スピードが求められたとはあまり思えません。 実
②~④はジャパンカップに出演するゴリアット、オーギュストロダン、ファンタスティックムーンを取り上げていきます。 まずは、ゴリアットから。 ①戦績分析戦績から分かること ゴリアットは戦績10戦6勝。 特に今年のキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスSでは、凱旋門賞を勝ったブルーストッキング、ドバイシーマクラシックとBCターフを勝ったレベルスロマンスらを負かしました。 これにより、ゴリアット自身のレーティングも上昇しているようです。 そのせいでしょうか、馬主がやたらと強気発
秋の特別版:海外馬分析シリーズ始めます「ジャパン・オータムインターナショナル」という言葉をご存知でしょうか。 Wikipediaによると、 洋芝だし「香港」の方が1日でまとめて色んなレースやるし、楽でええやんけ~、となってもはや死語になりつつあったこの言葉ですが、 今年はマイルCSとジャパンカップで海外馬の参戦が表明されました。 ジャパンカップの賞金を増やしたり、東京競馬場の馬場内に外国馬のための国際厩舎を建設したりと、JRAの努力が少しずつ実ってきたようですね。
お久しぶりでございます。 最近noteを書く体力がなくてサボっておりましたが、今週は凱旋門賞に毎日王冠、京都大賞典、サウジアラビアRC、と重賞目白押し。 というわけで、少しでも予想の一助となればと、凱旋門賞の各馬評価でも書いてみようと思います。 §1 凱旋門賞を知るロンシャン競馬場|コース解説 個人的に考えているロンシャン競馬場の難所は、中盤にある10mもの高さの坂。当然ここはペースも緩みやすいですが、ここが速くなってしまうとかなり厳しい消耗戦を敷かれることになります
札幌記念、三連複やワイドは当たるには当たりましたが、ボッケリーニより人気ってどうなん?とノースブリッジに対して若干懐疑的になっていたら、ノースブリッジお得意のペース構成になり、普通に勝たれました。 まさか1,200mも11秒台が続くようなラップになるとは思いませんでしたね。。これだけ11秒が続けば後ろは押し上げるのがかなり厳しくなります。 4Fロンスパくらいなら何かに差される可能性がかなり高いと思って、懐疑的だったのですが(もちろん残る可能性は鑑みて△はつけてましたが)、
皆様、夏競馬はいかがお過ごしでしょうか。 私、TSUBA久郎はと言えば、 得意の小回り1,800mがたくさんある季節ですが、 10番人気と12番人気のワイド80倍が何かに割られたり、 梅雨時期で高速1,800mにならなかったりして、悶々とするレースが続きます。 そして、気付けば小倉は早くも明日で今年最後の開催だそうです。 小倉記念も、小倉2歳Sも中京で行われますので、皆さんお気をつけください。 さて、そんな小倉最後の開催を飾るのは、サマーマイルシリーズなのに1,800
ラジオNIKKEI賞と言えば、ノースブリッジとの思い出が止まらない。 どうもこんにちは。 ラジオNIKKEI賞はこんな感じで、過去3年は連続して3連複も当てており、特に2021年はノースブリッジからが熱かった。。 2018年 メイショウテッコン◎(馬券はキボウノダイチに割られる…) 2019年 ダディーズマインド◎(4着)※1、2着馬のワイド的中 2020年 サクラトゥジュール◎(6着)※1、3着馬のワイド的中 2021年 ノースブリッジ◎ (3着)※3連複と3頭ワイド
日本ダービーで思ったこと§1:真っ二つに分かれたダノンデサイルの評価 日本ダービーはダノンデサイルの勝利で終わりました。 このnoteでは明示してはいませんでしたが、Xではこのように3番手評価しており、個人的には順当な決着くらいに思っています。(馬券としては荒れた部類ですが) ただ、いろんな方のポストを見ていると、 なんとなくですが、ダノンデサイルを評価している人は本命や対抗など厚い印を回している人が多い一方、評価していない人は見向きもせず消しているという、結構評価が
【更新情報】 5/23(木)14:16 枠順を反映しました 5/24(金)11:05 メイショウタバル取消に伴い、枠順を更新しました 桜花賞、皐月賞、NHKマイルC、そしてオークス。いずれも上位人気で決着するケースが多く、今年の3歳GⅠは堅い決着が多いですね。 その分、強い馬がしっかりと実力を発揮しているとも言えるので、個人的には昨年のようなことがない分、どのレースも納得できる決着だなと思っております。 馬券としては面白くないかもしれませんが、やはり競馬を盛り上げるため
※火曜AMには上げないと鮮度落ちるよなぁと思って、結構殴り書きみたいになっていますが、ご了承ください。。 ヴィクトリアマイルは単勝ブービー人気の馬が勝つという大波乱となりました。 これは無理と白旗をあげる方もいれば、 テンハッピーローズは拾った、という方もいました。 自分が当てられなかった主要因は明らかで、 「想定ペースの違い」にあります。 前半はハナ争いにこだわり過ぎた結果なので、致し方ない部分もありますが、中盤についても、何故緩めなかったのか理解に苦しむ11.4-
※5/10 9時18分枠順を踏まえたテン1Fの位置取り更新 NHKマイルCの好走レンジ検証先週のNHKマイルCは、8点(ロジリオン、ジャンタルマンタル)と9点(アスコリピチェーノ)をつけた3頭がそのまま1・2・3フィニッシュ。 記事としてはベストな当て方をしたかなと思いますが、個人的には前残りが怖くて買い目を広げてしまったことを後悔しております。。 ジャンタルマンタルはスタート速いので何も思いませんでしたが、まさかアスコリピチェーノやロジリオンが先行するとは…想定以上の
(5/4 21時追記) 東京の馬場、クッソ速いですね。。 想定馬場差は-1.8でしたが、今日の1,400m戦、1,600m戦の結果を踏まえた計算ではもっと速く-2.3程度。 そのため、好走レンジを修正しました。 また、馬場が非常に軽いため、追走負荷が減っています。前に行く可能性がある馬については、後述の各馬評価に関わらず、押さえておいた方が良いかもしれないですね。 今年は良いメンバーが揃いました。 近年で一番レースレベルが高く、かつ戦前からテンションが上がったのは2021
ちょーっと思うところあり、テン1F/3F比較表はこちらに載せさせて頂きます。普段から見て頂いている方々に向けて。 テン1F/3F比較表前走逃げた馬のうち、メイショウタバルが最も内側に。 談話や諸々の情報から、逃げ候補陣営は以下の通り。 ・メイショウタバル:自分で逃げても好位でも ・シリウスコルト:逃げか先行、スピードを生かす ・アレグロブリランテ:先行 ・ホウオウプロサンゲ:逃げ、一発を狙いたい メイショウとアレグロブリランテ以外は明確に逃げを示唆。 メイショウは状況
※今回はエッセイ風にお送りします 格言は生きているか?皐月賞は「最も速い馬が勝つ」 こう言われて久しいが、近年はそんなこともない。 というか、コントレイルを最後に、勝ち馬が古馬になってから活躍していない。 エフフォーリアは、3歳の時に古馬相手に天皇賞・秋、有馬記念と勝ったが、大阪杯以降沈没して宝塚記念を最後に引退。 ジオグリフは、皐月賞で勝った後、馬券外が長らく続き、今年の中山記念で久々の3着も、次の大阪杯では馬券外。 ソールオリエンスは、古馬になってから凡走続き。
本記事は、昨年2/7に書いた共同通信杯の狙い方の記事の再掲+2023年版に更新したものになります。 §1:過去の傾向 共同通信杯はスローになりがち。そして、ミドルとかスローとか以前に、とにかく内、先行有利なレース。 少頭数でスローになることが多いのも影響してはいますが、外ブン回し即馬券外というレース。差し馬も届きますが、内を立ち回ることが重要です。 先行馬なら外回しても良いのですが、外回して差して馬券内にきたのは2015年のドゥラメンテと、世代最上位のキレ脚を持ってい