ラジオNIKKEI賞(GⅢ)見解だけ
ラジオNIKKEI賞と言えば、ノースブリッジとの思い出が止まらない。
どうもこんにちは。
ラジオNIKKEI賞はこんな感じで、過去3年は連続して3連複も当てており、特に2021年はノースブリッジからが熱かった。。
2018年 メイショウテッコン◎(馬券はキボウノダイチに割られる…)
2019年 ダディーズマインド◎(4着)※1、2着馬のワイド的中
2020年 サクラトゥジュール◎(6着)※1、3着馬のワイド的中
2021年 ノースブリッジ◎ (3着)※3連複と3頭ワイド的中
2022年 ショウナンマグマ◎ (2着)※3連複とワイド的中
2023年 エルトンバローズ◎ (1着)※3連複的中
なお、2022年と23年はもう1頭◎がいたことは包み隠さず白状します。
22年はゴーゴーユタカ(5着)、23年はバルサムノート(4着)。当たらずしも遠からず…なのですが苦笑
ただ、基本1番人気などというものは全く信じない予想をしていることはお分かりになるでしょう。
ということで、せっかくなので見解をば。
2019年と2022年は現地観戦するくらいラジオNIKKEI賞好きで、今年も行きますのでサラッと。(昨年は儲け微妙になりそうと思って中止にしました)
福島の馬場に異変!?
春開催は天候に恵まれ、過去に類を見ないほど良い状態で終わりましたが、さぁどうなるかと思ったら、例年のような内先行優位のバイアスは見られず、初日から差しがきいていました。
Xを見ていたら「馬場が悪く見える」なんてコメントもありましたが、
多分影のせいでは???
これを見て「悪い」なんて印象はないです。
そもそも前述の通り春開催は馬場が例年よりも良い状態で終えているわけで、それで張り替えて悪いわけがない。芝が飛んでいるところもほとんど見られませんし、根つきも良さそうです。
異常なペースメイク
バーデンバーデンCの600m通過は32.4秒、
松島特別の600m通過は35.4秒、800m通過は58.7秒、
3歳未勝利(1,800m)の600m通過は35.0秒、800m通過は59.3秒。
どう考えてもペースが異常過ぎです。
そりゃ前飛ぶでしょ、これで逃げ切ったら皆さん驚くでしょ、普通にっていう話です。去年の松島特別は前残りでしたが、1,000m通過60.7秒です。
現時点で条件クラスをウロウロしている馬がこのペースで勝ったり残ったりするのは相当厳しいわけで、単純にペースの問題は大きいと思います。
騎手の皆さんにはもう少し考えて乗って頂きたいですね。
ただ、上記の通りだいぶ外に広がっても差せる、ということはペースの異常性を踏まえても、内へのバイアスまではそこまで考えなくても良いということだと思うので、その辺りを頭に入れながら予想するくらいで良いかなと思います。
テン1F/3F比較
逃げ、先行馬が一定揃い、各陣営の談話を見ると行けるなら行く、という感じで虎視眈々と狙ってはいます。
ただ、上記の通り、メイショウヨゾラがテン1F/3Fで圧倒しています。
そこに斤量51.0kgですから、逃げなくてどうする状態です。
メイショウヨゾラはスローで逃げたこともありますが、34.5~35.5秒くらいでここ数戦は逃げていますし、軽斤量を生かして行くことでしょう。今日の松島特別でおかしなペースを刻んだ張本人が乗ります。
見解
1頭1頭書いていくと明日の朝早起きが出来ないので、サラッと。
上記の通り、メイショウヨゾラがある程度速い逃げを繰り出してくると考えれば、それに対応できるかどうかが的中のカギとなります。
上位人気は…
ウインマクシマムは1,800mの東京で2着に入ったこともありますが、2,000m以上が中心でペースも遅い時に好走しています。
経験した中で最も流れたペースはホープフルSですが、その時が12着と大敗していますし、半姉も基本的にスローでしか粘れない馬。さすがに1番人気で1着になるほどの力はないと思います。勝つとしたら完全にスローになっていた時です。
シリウスコルトは、弥生賞がそこそこ流れる中で好走しているので、先行勢の中では残しやすい方でしょう。ただ、押し切れるほどの脚力があるかと言えば微妙。なお、1,200m経験はありますが、600m35.6秒という超スローペースなのでスプリント経験にカウントしない方が良いと思います。
サトノシュトラーセは、毎日杯の敗因が分かっていれば重い印は打てないハズです。基本的に、2,000mで何度も好走するような馬は1,800mに距離短縮すると、ペースについていけずに差し損ねます。
毎日杯はいつもよりペースが速くなったことで自信の位置取りも2,000mの時より後ろに。前でとにかく粘ることが身上の馬にとって、差し展開になるのはかなり厳しいはずです。
と、単勝1~3人気を挙げてみましたが、どれも「??」という感じです。
やっぱり小回り1,800と言えば…
もちろん、メイショウヨゾラが意外とペースを落とした、という可能性もなくはないのですが、それを言っていたら買い目が広がるだけなので。。
ただ、ここ4走は1,000m60秒を切るペースばかり経験していますから、ここにきていきなりスローになって折り合いがつくのか????という疑問も。
となれば、後続に必要なのは追走力。
中距離のゆるいペースしか経験ない馬よりも、マイル経験が重要になってきます。はい、このnoteでおなじみ「小回り1,800はマイラーを狙え!」ですね。
今日のレースでも、博多Sではアルジーヌを本命としていましたが、セブンマジシャンを押さえてしっかり勝ち切りました。(なお、馬券は…涙)
それに相当するのが、オフトレイル、そしてショーマンフリート。前者は京都での未勝利戦とこうやまき賞での戦績を、後者はシンザン記念で前が総崩れとなったハイペースの中で5着に粘るタフさを評価したいところです。
近しいところでは、セットアップ。7着とあまり良い成績ではありませんが、朝日杯FSでこれまた前総崩れの中、先行勢でタガノに次ぐ成績でした。
また、マイル経験はありませんが、やたらと1,800mでどギツイペースを粘っていたミナデオロも次点で評価できる馬。
ログラールは後半時計が掛かっていますが、小倉で結構キツイペースを勝っています。あと、ログラールは1勝クラスが2,000mですがロンスパを押し切っているのが良いです。
狙える逃げ馬、狙えない逃げ馬
メイショウヨゾラはペース次第なところもありますが、後続がペース経験がない馬が多いので、結局脚色がこの馬と同じになる可能性もあることも。
ちなみに、少し話が逸れますが、
昨年、競馬マスコミや予想家がこぞって取り上げていたデータをご存知でしょうか?
「逃げ馬がよく残る」なんです。
去年の逃げ馬はグラニットでした。
2番人気まで押し上げられました。
普通に沈没しました。
はい、データなんてそんなもんです。ちゃんと分析しないと何の役にも立ちませんし、馬鹿を見ることにもなりかねない。
ちなみに、個人的にグラニットの評価は「△」で怪しいだろくらいのことを言ってたんですが、その時の記載が以下。
※これを辿って見て頂いても構いません!
メイショウヨゾラは、スローとは言え1,800mを逃げて勝っています。
また、その時の未勝利戦の逃げ方が面白いんですよね。後半5Fロンスパ戦。スローとはいえ、こういう形で逃げ切ることが出来るのはそれなりに力のある証拠でもあります。
なので、ピンパーになるかもしれませんが、狙いたいところ。
それ以外の馬については、あまり特筆すべき特徴がない(ヤマニンアドホックがやたら道悪適性だけ高いくらい)ので、上記に挙げた馬が中心になるのでは?と見ています。