安田記念(GⅠ)見解


日本ダービーで思ったこと

§1:真っ二つに分かれたダノンデサイルの評価

日本ダービーはダノンデサイルの勝利で終わりました。

このnoteでは明示してはいませんでしたが、Xではこのように3番手評価しており、個人的には順当な決着くらいに思っています。(馬券としては荒れた部類ですが)

ただ、いろんな方のポストを見ていると、
なんとなくですが、ダノンデサイルを評価している人は本命や対抗など厚い印を回している人が多い一方、評価していない人は見向きもせず消しているという、結構評価が真っ二つに分かれていたように感じました。

この馬のポイントはスタミナ、と言っても、シンエンペラーのように時計の掛かるレースよりももう少し軽めの方が適性は高そうです。

というのも、上がり3F推移を見ると、どのレースでも最後の1Fが12秒台まで落ちてはいません。特に、京都2歳Sはシンエンペラーとほぼ同じ位置で上がり推移もほぼ同じです。

京都2歳Sは前が塞がったり、ちょうど隣にシンエンペラーが一緒に進出していて外に出せなかったりとスムーズさに欠いていたことを考えると、シンエンペラーとの差は世間的な評価程離れているとは思えません。
また、そこそこ厳しいペースも経験しているので、追走力面でもそこまで問題はないのでは?と思います。

「日本ダービーを考える~前哨戦と各馬評価」より

自分としては、かなりアリだろうなと思っていましたし、追走力、スタミナ、上がり性能、いずれをとってもそこそこ高いレベルだと思っていたわけですが、まぁどうして人によってこんなに評価が分かれたんだろうなと。

ここからは仮説ですが、「馬を見ていない人」ほど、評価が低いのでは?と思っています。


§2:「現象」ではなく、「馬」を見るべき

週中に色んな所で”データ”を見かけました。

・皐月賞で上がり最速は半数以上が好走
・前走差し追込み【7-4-4-50】
・前走勝ちor着差0秒5以下【6-4-2-9】
・皐月賞を2番人気以内で勝利かつ今回継続騎乗【1-3-0-0】
・皐月賞上がり最速の馬の内、上がりが34.3秒以下【7-0-1-5】
・弥生賞で4番人気以内だった馬は【4-0-3-4】
・ダービーは差し優位

ダービー予想で見かけた主なデータ

で、このデータを元に、該当する馬は…となるのがこの手の予想の流れなわけですが、、、、

「前走差し追込み」
「皐月賞で上がり最速」
「皐月賞上がり最速の馬の内、上がりが34.3秒以下」
「弥生賞で4番人気以内」

これ、馬の話ではなく、「起こった現象」についての話ですよね?

「皐月賞で上がり最速」は、その馬が何着であろうと関係なく、毎年1頭は必ず出ます。
「皐月賞上がり最速の馬の内、上がりが34.3秒以下」も、毎年はいませんが、馬場が渋らない限りは1頭くらい出てきてもおかしくありません。

これらの現象(条件)は、毎年該当する馬が出るようなガバガバなものであり、何かその馬の能力を担保しているわけではありません。

にも関わらず、「当てはまるから残す、当てはまらないから消す」といった判断をしてしまっているわけです。

もちろん、すべてが間違いとは言いませんが、
その馬について何も語っていないのに、現象に該当するしないで馬を取捨していくのは、データをただ都合の良いように使っているだけ、のように自分には感じてしまいます。

また、こういった「データ」が使われるのは、仮説の裏付けとしてではなく、得てして狙える馬はどれだろうという、ふらふらしたスタンスである場合がほとんど。

つまり、上の図のような状態です。

何故そのデータに該当する馬が狙えるのか?
そのデータに該当する馬の中でも、馬券内になった馬と馬券外になった馬とでどう違うのか?
今回出走する馬はそのデータに該当するのか?何か差異はあるのか?

「データ分析」とは「何故そうなるのか?」を追及するものです。

だからこそ、本来は上記のように細かく見ていくべきですし、この作業を怠っている時点で「データを扱っている」なんて言わない方が良いと思います。ビジネスの世界においては、とても「データ分析」と言えるレベルではありません。

競馬における「データ」の扱いは、正直ツッコミどころが満載過ぎて、いちいち反応せず、スルーするようにしているのですが、ダービーでは目に余るものがありましたので、ここで少し苦言を呈しました。。


安田記念見解

さて、GⅠ5週連続開催最終週を飾る、安田記念です。

今週は馬場の扱いが難しいですね。
金曜に降雨、土曜は晴れ、日曜に再び雨予報。

ちなみに、日曜の雨予報は、「大陸からの冷たい空気が上空に流れて大気が不安定になる」というもので、雨雲がどうのというものではありません。

つまり、現時点では、雨がどのタイミングで、どのくらい降るかが分からないというものです。

月曜からずっと予報とにらめっこしていますが、気象庁の予報で日曜の天気がず~~~~~~~っと「曇り一時雨、降水確率50%、信頼度C」というなんとも言えない判定をしているんですよね。
理由が分かりませんでしたが、ウェザーニュースさんの上の動画を見て、あ~なるほどと納得した次第です。

というわけで、一般的な「雨降るから道悪」と単純に考えず、晴れ・雨両方のパターンで考えておくのが良いでしょう。

Yahoo天気は曇り、tenki.jpは晴れなど、予報が変わりつつありますので、上手くいけば降らずに済む可能性が高まりつつはあります。


テン1F/3F比較表/想定位置取り

出走馬のテン1F/3F比較表と想定位置取りです。
なお、ヴォイッジバブル、ロマンチックウォリアーのテン1F/3Fについては、香港公式の個別ラップからこのくらいだろうという予測数値になっています。

具体的には、最初の2Fから-1秒(JRAと海外との計測スタートタイミングの違いを考慮)し、残るタイムに0.53を掛けて計算しています。
例:24.0秒だった場合 24.0-1.0=23.0
23.0×0.53=12.19
※0.53は、1Fと2Fの合計タイムに対して1Fのタイムが占める割合の平均です

恐らく逃げるのはウインカーネリアンになると思いますが、ヴォイッジバブルのテンの速さはしっかりと頭に入れておくべきでしょう。

ペースについては天候次第ですが、ウインカーネリアンは溜めても良いことはない馬なので、東京新聞杯のようにガンガン行くと思われます。

2枠のガイアは周囲がテンの遅い馬ばかりなので、だいぶ楽に競馬出来そうですね。


安田記念における好走レンジ

というわけで、馬場差を読むのが非常に難しいですが、一旦昨年と同じだった場合が上の通りです。

ここから導き出せるポイントは以下の3つ。

ポイント① 逃げ先行馬でも33秒台前半が出せる
ポイント② 差し馬は35秒後半以内で走り、33秒前半~32秒台でまとめる
ポイント③ 追込は絶望的

これが安田記念というレースの本質です。

ただし・・・馬場が渋れば当然、上記の「上がり」の速さは落ちていく、つまりレンジが上に移動していくイメージです。
なので、この辺りは前日・当日の馬場を見ながら調整していくほかありません。

ここからは各馬について、過去の成績を好走レンジに当てはめて解説していきます。

ウインカーネリアン

評価:良× 稍重△ 重○ 不良○

先行して33秒台が出せない馬で、上記ポイント①に該当しないため基本は消し対象です。好走レンジを見ても、明らかに外れます。

スピードの持続力が非常に高い馬ですが、さすがに一線級相手になると脚が削れずに差されてしまうため、馬場が渋るにしても、稍重だと足りない印象。重~不良レベルまで悪化する必要があると思います。


エアロロノア

評価:馬場関係なく展開の助け必要

32秒台が出せる馬ですが、あまりに後ろ過ぎる(前半36秒台)ので、上のように微妙なライン。

前半35秒台で走ることも出来ますが、その分だけ脚が削がれてしまうので、展開の助け、つまり前が潰れたりするようなレースでないとなかなか厳しいでしょう。


エルトンバローズ

評価:良× 稍重△ 重○ 不良△

東京マイルの経験がないため、上の好走レンジは参考値として考えてください。

何故か道悪がダメみたいな話になっていますが、稍重でソーダズリング相手に2着だった時のレースをどう説明するのかな?と疑問。
2,200mで大きく着順を落としているように、道悪がどうというのではなく、スタミナが求められると厳しい馬だと思います。(中山記念の敗因)

また、キャリア最速の上がりが33.6秒と、スピード能力が高いわけではありません。
マイルCSで4着に来ていますが、この時の馬場差は-0.1で道悪に近い重さで、4着までこれたのは地力の高さもありますが、馬場差とペース恩恵にあずかったところが大きい。

マイル戦では位置取りが後ろになる以上、上がり33.5秒後半ではスピード不足なため、高速マイル適性はそこまで高くなく、重馬場になれば可能性があるかなというところ。

※香港のマイル戦については、位置取りがそのまま着順になったようなものなので、度外視。


カテドラル

評価:馬場関係なく厳しい

後方一辺倒の競馬で、近走は1800すら危うくなってきました。馬場に関わらず厳しいでしょう。

ガイアフォース

評価:馬場関係なく有力

昨年の安田記念では4着でしたが、セリフォスとシュネルマイスター相手にタイム差なし。マイラーズCの前半3Fと上がり3Fを見ても、上記の好走レンジの通り、適性はバッチリです。

スピード能力自体が高く、その持続力も高い。前に行ける。道悪でも対応可能。と、プラス要素のオンパレード。

コレペティトール

評価:馬場関係なく厳しい

上記の通り、好走レンジからだいぶ離れており、不良馬場でもかなり厳しいでしょう。

また、マイラーズCを見る限り、稍重でも中盤が緩まずスピード能力も問われるようなレースになると、一線級相手に全く太刀打ち出来ていません。

京都金杯は馬場がかなり重たい中で、ぶっ飛ばす馬がいたことで、完全に前潰れ競馬になっており、展開恩恵が大きかったと思います。

ジオグリフ

評価:馬場関係なく厳しい

好走レンジは朝日杯FSからの想定なので、あくまで参考までに。

上がり33秒前半が出せます!というタイプでもないですし、朝日杯FSで厳しかったわけですから、東京の高速マイルなんてもっと合わないと思います。


ステラヴェローチェ

評価:良× 稍重× 重△ 不良○

上記の通り、高速マイルは合いません。そもそも33秒台の脚を使ったことがあるのは過去3回。ダービーと共同通信杯、そして朝日杯FSです。

いずれも脚を溜めてのもので、最速は超高速馬場のダービーで33.4秒。
これだけ長い距離でのキャリアを積んできて、今さら速いペースを追走してかつ上がり33秒台前半の脚を使うのは、相当に難しいでしょう。

実際、休養明けとは言え、富士Sで前半3F34.3秒で走って上がり35秒台はさすがに並の馬と言わざるを得ません。

一方で、道悪が得意なのは周知の事実。道悪になれば買いたいところですが、不良馬場くらいまでいかないとさすがにマイラー相手では厳しいでしょう。

彼が道悪得意な理由は2つ。

1つは、道悪を走るのが上手いこと。他馬が苦にするような馬場でも割とスイスイ走れており、走法的なものかは分かりませんが、道悪を気にしないのは大きな強み。

2つ目は1つ目とも関連しますが、スピードの減速幅が低いこと。

共同通信杯で露呈しましたが、ステラヴェローチェは上がり勝負が大の苦手です。ですが、その分スピードの持続力には長けており、道悪でもスピードが削がれにくく、減速幅が少ないのが特徴です。

これは、天敵であるトップスピードが高い馬とは真逆の適性。トップスピードが高い馬は道悪だと減速幅が大きいため、ステラであっても対抗できるようになる、というわけです。

ただ、スピードで優位に立つマイラーの中にも、道悪をこなせる馬は何頭もいるので、だいぶ重たくならないと厳しいと思います。


セリフォス

評価:良◎ 稍重○ 重△ 不良×

雨予報なければ本命で良いレベルで好走レンジと合致。

前走のマイラーズCではほとんど仕上げてもいない上に、苦手な馬場の中であれだけ来れているわけですから、能力は抜けています。

大外になりましたが、内側の馬がそこまでテンが速くないため、上手くエスコート出来れば良い位置から速い上がりを使えるのではないでしょうか。


ソウルラッシュ

評価:良△ 稍重○ 重◎ 不良○

上の好走レンジを見れば分かりますが、この馬が東京で走るには「好位につけること」が大前提となります。

その理由は脚が一瞬しかないのと、上がりに限界があるから。ナミュールと似た特徴を持つ馬です。

ソウルラッシュの戦績

脚が一瞬しかない、というのは、上の表で言うところの安田記念②(2023年開催)や京成杯AHが分かりやすいでしょう。2F目で10.9秒くらいまでギアを上げるのですが、次の1Fですぐに11秒台後半まで垂れています。

安田記念①(2022年開催)や富士Sでは、最後の1Fが11秒台前半をキープできていますが、レース自体が中盤で少し緩んでいるためです。

では、何故安田記念①では大負けして、富士Sでは2着だったかというと、1つ目の理由は位置取り。富士Sの方が少し前で競馬をしています。

そして、2つ目の理由は、安田記念①の方が中盤がもっと緩んでいたから、です。下記を見てみれば分かると思いますが、中盤が0.5秒遅いですよね。
これによって、レース上がりが33.6秒という状態になりました。

富士S    34.3(前3F)-23.5(中盤)-34.2(後3F)
安田記念①   34.7(前3F)-24.0(中盤)-33.6(後3F)
 

ここで冒頭に挙げた「上がりに限界がある」というのが効いてきます。

そもそも、この馬はルーラーシップ産駒なので、32秒台の脚は一度も使ったことがありませんし、キャリア最速は33.3秒です。

安田記念というレースは冒頭にポイントに挙げた通り、「差し馬は35秒後半以内で走り、33秒前半~32秒台でまとめる」必要があります。
33.3秒だと間に合うように思えますが、上記の通り中盤が緩んだことで、もっと速い上がりが必要となった。

これではソウルラッシュは何も出来ないのも当たり前です。

雨が降れば、レース上がり自体が遅くなるため、ソウルラッシュは馬券内に来やすくなる、というわけです。

モレイラ騎手ですので、当然ながら位置取りをしっかりと狙ってくると思いますが、真ん中枠だと左右から前に入られてしまうので、位置取りを悪くする可能性は十分にあります。


ダノンスコーピオン

評価:馬場より状態(あと、上がり掛かった方が良いかも)

おかしくなる前の富士Sの前半3Fと上がり3Fを参考に好走レンジへプロットしていますが、上記を見る限りギリギリハマるかどうか、というところ。

京王杯SCは復活に向けて見事な好走、という風に映りましたが、レッドモンレーヴと比較すると物足りないところ。

ダノンスコーピオン 前半3F 36.1秒 中盤 11.0秒 上がり3F 33.1秒
レッドモンレーヴ  前半3F 36.7秒 中盤 10.8秒 上がり3F 32.2秒

前半は当然ながらレッドモンレーヴの方が遅いのですが、中盤ではレッドの方が0.2秒速く走っており、そのまま上がりでも0.9秒も差をつけています。

復活途上とは言え、ここからどれだけ状態を上げられるか。

また、これは個人的な仮説なのですが、好走(3着内)した時の平均上がり3Fは34.0秒ですし、NHKマイルCや朝日杯FSでの好走ぶりを見るに、あまり高速決着に適性がない可能性も。


ドーブネ

評価:馬場関係なく厳しい

そもそもマイル適性がない、というかスロー上がり勝負のマイルなら対応できるというタイプ。ウインカーネリアンが逃げる可能性が高い状況では、GⅠマイルはこの馬にとって家賃が高いです。


ナミュール

評価:良△ 稍重○ 重○ 不良○

見れば分かりますが、ソウルラッシュとほぼ同じです。好位が取れないと高速マイルでは厳しいです。

ヴィクトリアマイルで何が起こったのか」で書きましたが、高速馬場で32秒台の上がりを使うような馬ではなく、速い脚をジワジワと持続させる馬ですから、東京で好走するためには位置をとることが絶対条件になります。

また、ヴィクトリアマイルではマイルCSのような脚が使えなかったわけですが、これは中盤が緩まず追走に脚を使ったからです。(詳しくはリンク先をご覧ください)

なので、好位が取れない、中盤も緩まない、となれば前にいる他の有力馬と脚色が同じになってしまい負けてしまうわけです。

雨が降れば好走確率が高まる一方、良馬場であればスタートを決められないとかなり厳しくなります。


パラレルヴィジョン

評価:良△ 稍重△ 重○ 不良○

好走レンジは中山マイルのデータを反映しているため、参考までに。

マイルに転向していきなり結果を出してきましたが、中山でのもの。中山マイルで強い馬は東京だと厳しい、というのがセオリーです。

過去のキャリアを見ても、上がり33秒台をガンガン出せるタイプというわけではないので、位置を取りに行くと脚を犠牲にしてウインカーネリアンみたいになる可能性が高いように思います。

この馬も雨が降って時計が掛かった方が良いタイプではあるでしょう。


フィアスプライド

評価:馬場状態に関わらず厳しい

ヴィクトリアマイルで何が起こったのか」で指摘した通り、今年のヴィクトリアマイルはかなりレベルが低いレースでした。

で、そのヴィクトリアマイルのデータを好走レンジに当てはめると上記のような状態ですので、まず無理だと思われます。

レッドモンレーヴ

評価:良○ 稍重△ 重× 不良×

出走馬の中でもずば抜けた上がりが使える馬で、好走レンジを見てもよく分かりますよね。後ろからで好走出来るのはこの馬しかいません。

ただ、好走レンジに丸っと入り切っていないように、多少ペースや中盤の緩み、馬場に左右されるところはあります。

富士Sのように、中盤が緩まず、前の馬に厳しくなるようなレースの方が馬券内確率が高くなると思います。


ヴォイッジバブル(6/2更新)

この馬の特徴はスタートの速さ。テン1F/3F比較表でもずば抜けて速い(と予測されます)です。

スタートから好位につけて、スピードの持続力の高さで前で粘る、というのがこの馬の戦い方。

上表の各レース前半3Fを見比べてください。
前半3Fが35秒台に入ると、最後の1Fでガクンと12秒台まで落ちていますよね。香港式のタイムなので、例えば-1秒すると34秒台後半。

ウインカーネリアンと同等の持続力でかつ上がりも使える馬、という風に捉えると良いのではないでしょうか。

良馬場でどうかと思われましたが、天気が怪しくなってきましたので、時計が掛かれば強いでしょう。

ロマンチックウォリアー(6/2更新)

何故1番人気???

2,000mで強いですし、香港スチュワーズカップでゴールデンシックスティの2着なんですが、上表の通り、結構スローです。

流石にこんなスローにはならないですし、マイル適性微妙な中で1番人気はちょっとどうなんでしょうか。。。

ちなみに、もう1戦、マイルを走っていますが、この時は結構ペースが流れているものの、この時の2着馬(0.09秒差)がカリフォルニアスパングル。

カリフォルニアスパングルは、今年のスチュワーズカップではヴォイッジバブルに1秒以上突き離されて負けている馬ですから、微妙な気がします。

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