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牡蠣のうまみを決して逃さない 「かき雑炊」


寒くなると、恋しく思う牡蠣。

牡蠣の実がぷっくりと太ってきて、味も濃くなってきた。

牡蠣のうまみを余すことなく引き出した
牡蠣からでる出汁で作る贅沢な雑炊。


お鍋の〆ではなく、かき雑炊を食べたいがためにスープも拵える…
とはいえ、とことんシンプルに。


牡蠣のうまみを決して逃さない  「かき雑炊」





(材 料)2人分

・牡蠣(加熱用)  120g
(牡蠣の下処理用)
 ・塩       大さじ1/2
 ・水       250mL
・酒       大さじ4
・ごはん     茶碗2杯分(約200g)
・だし汁     350mL
A 薄口醤油    小さじ2
A みりん     小さじ1
A 塩       ひとつまみ
・柑橘の皮    適量
・生姜のしぼり汁 あれば


◆下準備

・牡蠣の下処理をする。

 ボウルに牡蠣を入れ、塩をふって軽くもみ、水を入れてふり洗いをする。

ヒダの間も洗うとより良い。

ヒダの中に、汚れが溜まりやすい。


一度水を捨て、冷水を入れて汚れがなくなるまで2~3回ふり洗いする。


牡蠣は加熱用を使う。
生牡蠣だと、火を入れると小さくなってしまう..



1. 牡蠣を加熱する


 鍋に牡蠣・酒を入れて中火にかけ、沸騰してから4分ほど加熱する。



2. 牡蠣だけ取り出し、半分に切る

飾り用に4個ほど残しておく。


3.1にだし汁・ごはん・刻んだ牡蠣・(A)を加えて、弱めの中火で3分ほど加熱する


しっかりとごはんにも牡蠣出汁を染みこませる。


 味見をして足りなければ、塩で調味する。


4.器に盛り、飾り用の牡蠣をのせ、柑橘の皮を削る


季節の香りを添えて、四季を愉しむ。




生姜のしぼり汁を入れると、よりおいしい。

さらっとした雑炊がお好みであれば、事前にごはんを水で洗ってください。


寒くなってきたこの季節、しみじみおいしい牡蠣のうまみが
スーっと身体に染みわたるおいしさです…

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