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コラム

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#ビジネス

現場という戦場

現場という戦場

僕は三つの顔を持っている。
一つは事業家としての顔。
一つは投資家としての顔。
もう一つは起業家としての顔だ。

今日は事業家としての話をしたい。

僕は事業家として、主に建設業に従事している。
それもゴリゴリの現場主義だ。
僕自身も職人であり金属製品の取り付け、加工、溶接などの金物工事が専門だ。

今回の話は実際、建設業に限った事ではない。
工事現場然り、レストランの厨房も音楽スタジオもアパレル

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戦いにしか思えなくなった日々

戦いにしか思えなくなった日々

2022年8月。

僕はだんだん全ての事が戦いにしか思えなくなって
消耗と整備と投入と戦果の中を忙しなく動き回る生き物になりつつある。

事業を陸軍戦。
資産運用を海軍戦。
事業開発を空軍戦。
と定義した僕は各軍司令官兼兵士として
それぞれの戦場で指示を出し
そして戦い生き延びたり死んだりした。

そして僕がどれだけ忙しなく軍人ごっこの様な殺伐とした状況で生きても日常は穏やかに空気を見失う事なく穏

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七月の終わり

七月の終わり

ウンザリした気分が必ずしも悪い気分ではない事を知った33歳、最後の月跨ぎ。

自身が所有する事業が3ヶ月連続の赤字を更新。

その為に齷齪して過ごした1ヶ月。
頑張ってみて成果も出た1ヶ月。
そして最後にウンザリした1ヶ月。

株式の上昇僕の予測よりも遥かに早く株式市場は上昇した。
これが終わりの始まりだと僕は思う。

ここからダウンターンが本格的にやってくる。
違和感故にそう思うのだけど、その判

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疫病と戦争と技術変革と不景気

疫病と戦争と技術変革と不景気

一月のレポートを作成していなかった事に気がついた。
毎月作成していた統括レポートの作成を忘れていたのは、ここ最近、あまりに目まぐるしく色々な事柄が動き回ってくれたお陰だと思う。

僕自身は最近の世の中、それも大抵はコロナショック以後の予測可能な範囲の問題群について、思考が追い付かなくなっている。
それは大まかな予想が可能であり、その詳細部分や要素については勿論予想不可能である中で、その噴出速度や関

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現場職人がDX時代の生存戦略を考えてみた

現場職人がDX時代の生存戦略を考えてみた

こちらの記事は
S.A.ham.ponta@SxAxTwがお送りします。

僕は現場職人でITの事はかなり疎い。
未だに客先探しは人伝で、図面も紙ベース。
お客様からの電話が豊かさの証である。

客先にはメールすら使えないお客様がいて
メールが使えても図面下さい!と言えばCADデータを現場にいる僕に送ってくる人もいる。

それがスマホで開けるのだから素晴らしい時代だが
あっという間に通信量制限に陥

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A.C.A創業って何?

A.C.A創業って何?

こんにちは。
atelierity onlineです。

今回は
僕達の事業体の
イントロダクションです。

僕達は自分達のビジネス群を
「事業体」と呼んでいます。

僕達は法人ではありません。
フリーランスの集合体でもありません。

何かの組合でもありません。

僕達は2人のフリーランスの経営陣によって
運営されているビジネスの集合体です。

当事業に雇用されているメンバーと
ビジネスパートナー

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高速PDCAを作る

高速PDCAを作る

PDCAは使い古された言葉ですが、普遍的価値を有しているものでもあります。
今日は早く簡単に回せるPDCAサイクルを作っていきたいと思います。

PDCAって何?PDCAサイクル(PDCA cycle、plan-do-check-act cycle)は、生産技術における品質管理などの継続的改善手法。Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4段階を繰り返すことによ

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サブプライムのお客様

サブプライムのお客様

とてもよくない響きの言葉。

「サブプライムのお客様」

こんな表現はお客様商売をしている上で使わない方が良い言葉ではあるのですが、しかし、サービスそのものの本質的価値を高める為の戦略としては有用な側面もあります。

サブプライムのお客様とは僕にとっての顧客様とは僕達の理念を共有してくれる全ての人を指します。

それは協力業者の方々、オペレーション上の業者様も、サポートの業者様も、僕達がキャッシュ

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