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知る前と知った後で世の中や世界の見え方が変わるような、面白い教養を紹介していきます!
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2021年2月の記事一覧

#35 「植物油脂」って何から取ってるの?

#35 「植物油脂」って何から取ってるの?

植物油脂
ポテトチップス、チョコレート、アイスクリーム、カップ麺、カレールウなどなど、多くの加工食品の原材料に「植物油脂」が使われています。

この「植物油脂」はほとんどは「パーム油」です。パーム油とは、アブラヤシの果実の果肉部分から採油した油脂のことです。

大豆油や菜種油を使用していれば、パーム油に比べて格段に高価であるため、その旨を堂々と表示するはずです。なので「植物油脂」のほとんどはパーム

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#34 奴隷と交換された貝

#34 奴隷と交換された貝

タカラガイタカラガイは海に生息する貝です。

裏を返すと女性器の形をしていることや、妊婦のお腹のふくらみに似ていること、そして生命の源である水と関係することから、古くから安産のシンボルとして使われています。

日本でも子安貝と呼ばれ、出産の時に手に握ると安産になると信じられてきました。

貨幣の「貨」の漢字には「貝」がつくように、貝は貨幣(お金)としても使われた歴史があります。貝は偽造が難しく、壊

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#33 リンゴでも、やっぱり中国強いっす

#33 リンゴでも、やっぱり中国強いっす

リンゴと言えば、

おいしい果実であり、

ニュートンが万有引力をひらめいたきっかけであり、

iphoneの裏にあり、

聖書やケルト神話にも出てくる果実でもあります。

今回は、そんなリンゴの生産国の歴史について見ていきます。(無理矢理つなげた感がすごい笑)

アメリカ
ヨーロッパでは古くから多くの国がリンゴを生産していましたが、第2次世界大戦によって大打撃を受けます。

ヨーロッパの戦場にな

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#32 遺伝子組み換えってどうやってるの?

#32 遺伝子組み換えってどうやってるの?

具体的に怖がる遺伝子組み換えは、何か得体の知れないことをしているからなんとなく怖いというイメージがつきものですが、具体的にどんなことをやってるのかを知ることは大切だと思います。

今回は、遺伝子組み換えの方法について書きます。

3種類の方法
遺伝子組み換えは、ある性質を持つDNA(害虫を寄せ付けない物質を出すとか)を作物の細胞に挿入し、作物にその性質を持たせることを目的にしています。

では、ど

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#31 With遺伝子組み換え

#31 With遺伝子組み換え

遺伝子組み換えのイメージといえば、なんかヤバそうなことをしてるから食べたくないし関わりたくない。というものだと思います。

しかし事実を追っていくと意外なことがわかってきます。

輸入トウモロコシ日本は遺伝子組み換えの農作物をたくさん輸入しています。

財務省の貿易統計を見ると、日本はトウモロコシを100%輸入していることになっています。(もちろん国産トウモロコシもありますが、 四捨五入すると国産

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#30 水を飲むことが非常識だった時代

#30 水を飲むことが非常識だった時代

水に対する抵抗感現代では、水を飲むことは良いこととして知られています。1日2リットル水を飲むと健康に良い、などと聞いたことはあるかと思います。

しかし今からたった200年ほど前には、水を飲むことに対して抵抗がありました。

1つめの理由は、水は安全ではなかったからです。詳しくはこちらの記事をご覧下さい。

2つめの理由は、水を飲むことは非常識だったからです。さらに、水は健康にも悪いと思われていま

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#29 酒は水より安全な飲み物だった!?

#29 酒は水より安全な飲み物だった!?

水は危険な飲み物だった私たちは、真水と呼ばれるきれいな水を当たり前に飲んでいて、安全な水を飲めるという権利があるのは当然のことだと感じられます。

ですが一般家庭が良質な水を飲めるようになったのはごく最近のことで、浄水設備が整っていない時代には、水は危険な飲み物でした。

アルコール
ほんの200年くらい前は、水より、アルコール飲料の方が安全でした。(アルコール飲料とは、主に、ビール、ワイン、蒸留

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#28 害虫と空襲の共通点

#28 害虫と空襲の共通点

フィロキセラ
フィロキセラと呼ばれる害虫はヨーロッパのブドウに悪夢をもたらしました。

詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

一方でフィロキセラが良い方の面で役割を果たしたこともあります。

整列したブドウの木今日、世界中のブドウ畑では、ブドウの木が整列して植えられています。

ブドウ畑には直線的に支柱が立っており、その支柱にワイヤーが張ってあります。そのワイヤーに沿ってブドウの木が植えられて

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チリワインは、なぜ有名なのか?

チリワインは、なぜ有名なのか?

フィロキセラ
アメリカ原産のぶどうの害虫フィロキセラは、19世紀、船によってヨーロッパに運ばれてきてヨーロッパのワイン産業に壊滅的な被害を与えました。

詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

接ぎ木ヨーロッパのぶどう農家の人々はフィロキセラへの対抗策として、薬剤を使ったり様々な方法を試しました。

ほとんどの方法で効果は出ませんでしたが、唯一とても効果があった方法があります。それは接ぎ木です。

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#26 船が速くなることは、良いことばかりではなかった

#26 船が速くなることは、良いことばかりではなかった

蒸気船19世紀後半、産業革命の時代の蒸気船の出現は世界の交易を大きく変えました。

帆船では風任せだったので大西洋横断には40日ほどかかっていたところを、蒸気船が発明され使われ始めたことで航海の時間は大幅に短くなり、10日くらいで行けるようになりました。

交易がさらに盛んになり、世の中は便利になっていきました。

一方で、航海の時間が短くなったことが原因となってヨーロッパのワイン産業は壊滅的な被

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#25 陶器を作るには、木材が必要

#25 陶器を作るには、木材が必要

古代の陶器の生産地ってどんなところ?古代において陶器の生産地となりやすい地域といえば、陶器の原料が豊富にあるところです。

古代、陶器をつくるときにに使われていた原料は二次粘土と呼ばれるものです(現在もですが)。

一次粘土は、火成岩が風や水など自然の影響を受けて風化し、分解されてできたものをといいます。 色は、鉄分などをほとんど含まないので白色です。

二次粘土は一次粘土が水などで運ばれて層にな

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海外の牛乳って、常温でも売られてるの知ってた?

海外の牛乳って、常温でも売られてるの知ってた?

ロングライフ牛乳
海外では、冷蔵の牛乳の他に、ロングライフ牛乳と呼ばれている牛乳が常温で売られています。

ヨーロッパ、アメリカはもちろんのこと、中国やブラジルでは、ほとんどの牛乳は常温で売っているそうです。

ロングライフ牛乳は主に大きいペットボトル容器か、内側をアルミニウムでコーティングされた紙パックで売っています。

冷蔵されている紙パック牛乳が当たり前の私たち日本人にとっては、「常温?添加

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窒素とふん尿

窒素とふん尿

本家の記事は、こちらからどうぞ。

窒素と植物
窒素は、化学式Nで表される元素で、植物が成長するとき、タンパク質を構成するのに欠かすことはできません。

植物は、窒素を栄養として吸収するときに、硝酸塩 (NO3−)やアンモニア(NH3)といった化合物の形で吸収します。

根から吸収された硝酸塩やアンモニアは植物の中で分解されて窒素となり、タンパク質の原料となります。

ふつう植物に含まれる硝酸塩の

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#22 裏裏裏裏裏裏裏裏の次は表が出るの?

#22 裏裏裏裏裏裏裏裏の次は表が出るの?

コインに記憶はないコインを投げ続けると、裏と表が出る確率は半分半分です。

では、問題です!

コインを投げ続けたとき、
1.裏裏裏裏裏裏裏裏裏裏
2.表表裏表表裏表表表裏
3.裏表裏表裏表裏表裏表
どのパターンが一番出やすいでしょうか?

読み進める前に、考えてみて下さい。

答えは、どの確率も同じです。

次の問題です。

裏裏裏裏裏裏裏裏
のように、裏が10回連続で出たとします。次は表と裏ど

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