【文10】「集中」を味方につけて質の良い文章を書く方法
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こんにちは、蒼騎愁也(あおきしゅうや)です。
今日もお疲れさまです。
✅敵を知り集中を味方につける
何事もそうですが、文章を書くときは、しっかりと集中して書いた方が良いものが書けます。
ただ、この集中と言うのが、なかなか厄介なもので、集中したいときに自由自在に集中状態にもっていくのは難しいですよね。
自然と集中できる状況とは違い、ここぞと言うときに自分の意思で集中状態にもっていくためには、自分なりの集中スイッチを見つける必要があります。
スイッチのON/OFFの切り替えで集中を自在に操ることができれば、常に自分のベストな文章が書けます。
ここは、何としても集中スイッチを見つけたいところです。
とは言え、人間と言うものは非常に誘惑に弱いもので、集中を妨げる敵がいると、スイッチをONに切り替えても集中が持続せず、すぐにOFFに戻ってしまいます。
まずは、集中を妨げる要因をしっかりと把握して退治したうえで、できるだけ長く深く集中できる状況をつくりましょう。
🟠集中を妨げる要因①:楽しいものが近くにある
目に見えるところに面白いマンガがある、手に届くところにスマホやゲームがあるなど、楽しいものが近くにあると、人はどうしても楽しくて、楽な方に逃げたがるものです。これは、あなたが悪いのではなく、人間と言うのは、そういう生き物なのです。なので、楽しいものは、近くに置かない、目に入らないところにしまうなどして視覚に入らないようにしましょう。
🟠集中を妨げる要因②:室内環境が悪い
暑すぎたり、寒すぎたり、明るすぎたり、暗すぎたり、うるさすぎたり、静かすぎたり。ちょっとしたことが気になりだすと、そこからいっきに集中状態は崩れ落ちていきます。人によって最適な環境は違います。自分なりの最適な環境づくりをしましょう。
🟠集中を妨げる要因③:体調が良くない
何をするにも体が資本です。具合が悪かったり、疲れていたりと、体が万全じゃないときは無理して作業をしても集中はできません。しっかりと体を休めましょう。また、寝不足の状態でも集中はできません、しっかりと睡眠をとりましょう。
🟠集中を妨げる要因④:お腹が減っている
私自身は、どちらかと言うと空腹のときの方が集中できる人ですが、空腹感があると集中できないと言う人は多いです。しっかり食べましょう。ただし食べ過ぎてしまうと、今度は満腹感で眠気が出てきてしまうので、あまりたくさん食べず、適度な量にしましょう。
🟠集中を妨げる要因⑤:過度なプレッシャーがある
やることが多すぎたり、身の丈よりはるかに大きな責任のあることは、焦りやプレッシャーにより、あれもこれも気になってしまうので、しっかりとやるべきことを整理しましょう。実力よりも少しレベルの高いものに挑戦するくらいで、適度な緊張がベストです。
🟠集中を妨げる要因⑥:そもそもやる気が出ない
いつもやる気満々の状態って言うわけにもいかず、理由はわからないけど何かやる気が湧かないときってありますよね。そんなときは、ベネフィットを考えます。ベネフィットとは、それをした後に待っている楽しい未来です。これをしたら報酬が入り欲しかったあれが手に入る!先方が喜んで自分への評価が上がり周りからすごいねと褒められる!など、後に待つ明るい未来が、あなたのやる気を呼び起こしてくれるでしょう。
✅集中スイッチを見つけよう
集中を妨げる敵が見つかり、可能な範囲で退治ができたら、自分の集中スイッチを探しましょう。
これまで、何かに集中したとき、その直前にお決まりの動作をしていませんでしたか?
人によって様々だと思いますが、このお決まりの動作が集中スイッチです。いろいろ試してみて、調整しながら1番集中できそうな動作を探してみてください。
もし、考えても集中スイッチが見つからない場合は、つくってしまいましょう。
スイッチは難しすぎたり、複雑すぎるものにはせずに、気軽で簡単にできて、どこにいても、誰といてもできるものが理想です。
私の集中スイッチは、両手で握りこぶしをつくって、ぎゅっと力を入れ、心の中で「よし!やるか!」と唱えることです。
仕事場では、更にイヤホンをしてBGMを流し、オフィスチェアであっても「あぐら」をかいてから、ぎゅっとグーして「よし!やるか!」で、いつのまにかゾーン状態に入って、気づいたら3時間くらい経っていたこともあります。さすがに疲れました。
集中状態は、長すぎるといっきに疲れてしまい、その後、しばらく集中できなくなってしまいます。ある程度、頑張ったら小休憩を入れるようにしましょう。適度なリフレッシュも集中を持続させるために大事です。
文章の先生は言います。
文章のクオリティが集中力に左右される以上、集中力の上がり下がりを偶然まかせにしてはいけません。
集中することを自分でコントロールすることができれば、常に自分のベストパフォーマンスを発揮できます。
集中を味方につけて、いつもハイパフォーマーでいられるように、自分なりのスイッチを見つけましょう。