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思い込みから解放して、まず自分ができることを。

元厚生労働事務次官の村木厚子さんのインタビュー。

「私たちが27歳だったころ」の本のなかで、初めて知った。
仕事と育児の両立で悩んでいた村木さん。


結局、「敵は己にあり」ということ。

「みんなに迷惑かけてる」と思い込み、自分で自分をいじめてパフォーマンスを下げていたんですよね。

かつての私と同じように、今の社会にも、仕事を完璧にこなせない自分を責めてしまう
お母さんが多いと思います。
でも、子育てが大変な時期はずっと続くわけじゃない。
職場に借りを作る時期があってもいいと思うんですよ。怪我や病気、親の介護など、い
ずれは誰しも借りを作る時期が訪れます。

自分の借りは、他の人が困っているときにお返しする。 貸し借りの感覚を忘れなければいいんです。

苦しんでるとき、その元をたどってみると、自分の思い込みだったりする。

思い込みから解放してあげることで、
気持ちに余裕が出来たりする。

「こうじゃなきゃいけない」なんて、本当はなくて、
「自分がどうしたいか」だから。
自由に自分のペースで楽しんでいいはずだ。

自分が選択してるんだ。


自分が出来るときに、自分ができることを。
自分ができないことは、周りの人に頼ってみる。
周りの人の方が得意だったりするから。


「こんなはずじゃなかった」と絶望することも多いと思います。
そうやって自分ではどうにもできないことに思い悩むのではなく、置かれた状況の中で、自分が決められることに集中すると人生はすごく楽になるんですよね。

どうしよもないことは置いておいて、
まず自分が決められることから決めていく。
自分で選択できることを整理して、
自分に"どうしたいか"問いかけながら決めていく。

焦らなくていい。
自分のペースでやっていけば、
いつかきっと何か見えてくるよね。
どこかにはたどり着くよね。

そこでの景色を楽しみに。



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