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笑いのパワー
エッセイ集「考えるマナー」の中の、
高橋秀実さんの「笑いのマナー」。
笑いとは、一種の呼吸法である―。
先日、私は「笑いヨガ」というものを学び、そのことを実感した。人はおかしいから笑
のではなく、笑うからおかしくなる。 笑うと自分もまわりもおかしく思えてくるのである。
この原理を私なりに説明すると、まず大きく息を吸い、口を閉じて口から息を吐こうとする当然吐けず、やがて、「ぶっ」と吹き出してしまう。この「ぶっ」こそが笑いの源泉。 「ぷっ」に続いて息を吐き続ける
と「ぶっぶぶぶぶ」などという妙な音が出て、全身がひくひくしてくる。
通常、私たちは何かおかしいことを見聞きした時に「ぶっ」と吹き出したりするが、実は「ぷっ」と吹き出すこと自体が、おかしみを生み出すのである。
日常生活に応用すると、例えば、請求書を見る。 高額な請求に思わず息をのむ。息をのん
だままでいると絶望感にのみ込まれてしまうので、そこで「ぶっ」と吹き出す。自らの意表も突くこのヘンな音を聞くことで自分に対して客観的になれるのだ。
そして実際に笑ってみると、何やらすべてがおかしく思えてくる。つまり「息をのむ」というのも吐くため、 つまり笑うための予備動作で、そもそも笑いとはショッキングな出来事に対する自己防衛反応ともいえるのである。
笑いのパワーはすごい。
面白いから笑うのではなく、
とりあえず笑ってみると楽しくなるのだ。
さらに、つらい時に笑えれば、
自己防衛にもつながるのか。
めんどくさいことほど、
大変なときほど、
笑ってみると。
あー。と唸りそうになったり、
ため息が出そうなときほど、
自分をコントロールしてあげるのだ。
そしたらすっと、肩の荷が軽くなるかもしれない。
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