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ヌーソロジー

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2023年2月の記事一覧

持続空間に入ることと引きの身体

持続空間に入ることと引きの身体

僕がバリの踊りに初めて出会った時に起こったことは、今から思えば、「他者」を見たということだったかも知れません。

トペントゥア(老人)の面が僕の中に入り込んできて「わしの声が聞こえる奴はおらんのか!」と聞こえてきて、胸がはち切れそうになって、思わず「ここにいます」と答えたんだったと思い出しました。

そのことを、それを踊った舞踏家に話したら、バリに行ってくればいいと言われ、その1ヶ月後にバリで習い

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指が揺れるとき

指が揺れるとき

昨日の稽古の中で、スローは少し変わったシチュエーションを取り入れて行われた。いつものようにお茶碗に向き合って座る人の後ろに、その人を見守るように一人が座る。

ともに舞台上手から歩いてきて、自分の場所に座り、見守り手はその後ろに座る。

そして前の人はいつものようにお茶碗に向き合い、ゆっくりとお茶碗に触れ、それを口元に運び、唇を触れ、水を飲む。

そのプロセスの中で、後ろの人がいることで何が変わる

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われここにあり

われここにあり

今日は2週間ぶりの原初舞踏の稽古でした。

最後に自由に踊る時間がありました。最初はそのまま自分なりの感覚で踊りました。二手に分かれてそれぞれが踊った後、最上さんから、このような創作舞踏を始めるに当たって何が大事であるかという話を聞きました。

何よりもまず、何のためにそこにいるのか、自分は何者なのかを問わなければいけません。そして結局その答えは自分で探すしかないわけです。だから、踊り手は問いなが

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10室獅子座から10室獅子座と10室獅子座・乙女座から9室蟹座

10室獅子座から10室獅子座と10室獅子座・乙女座から9室蟹座

今日、占星術の大家店子ハウスルーラーシップについて復習していたときに、自分の中でじゅうぶんにわかっていなかったことがあったと気がつきました。

10室獅子座のことを、数日前に書きました。

たしかに僕のネイタルチャートでは10室は獅子座です。そしてそのルーラーである太陽も獅子座にあります。ここから見えることは、「獅子座である限り、獅子座らしく外に出て挑戦する」という構文です。

獅子座は誇りと尊厳

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現地と地図(原初舞踏とヌーソロジー)

現地と地図(原初舞踏とヌーソロジー)

今日公開されていたヌースクリップ。題して「現地と地図」だそうです。

ヌーソロジーでは超越論的に「存在」を掘り下げていき、自分がどこにいるのか、どこに向かおうとしているのか、自分は何者なのか、そういうことを思考を通して、それこそしっかりと道筋を追って、すべての人の了解の元に「存在」を定義できるように、空間であるとか、時間であるとか、無意識であるとか、宇宙であるとか、すべての関係性を構造的に解き明か

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僕の10室は獅子座

僕の10室は獅子座

このところ、舞踏のことにエネルギーが向いて、占星術の方がお留守になっていました。僕にとってそれだけインパクトあるのが、踊りということになるわけですが、これってやはり、僕の10室が獅子座であるということと無関係ではないだろうと思います。

獅子座で始まるハウスはその人にとっての誇りと尊厳が詰まっている場所であって、美しくかっこよくありたいと思いますし、そこは卑怯なことをしたくないし、ケチケチもしたく

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ウミシダになる

ウミシダになる

これは数日前にTwitterで見つけた動画です。すごく印象的な動きをしてますよね。

これはウミシダというヒトデやウニと同じ、棘皮動物の一種だそうです。ググってみると、2億年前から生きていたそうで、生きた化石と言われるような動物なんですね。一見植物のようにも見えますから、不思議です。

最初、ぱっと見たときに、この動きがおもしろいと思いました。この動きを見ながら、最初に浮かんだのは、こういう動きを

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大野一雄さんの舞踏を見ながら考えたこと、テクニック・構成でなく魂・命・霊が大事であるということ

大野一雄さんの舞踏を見ながら考えたこと、テクニック・構成でなく魂・命・霊が大事であるということ

今日は、YouTubeで「舞踏」と入れて出てきた動画を見ていました。たくさん見ましたが、ピンとくるものはほとんどありませんでした。最後に、大野一雄さんの動画を見て、やはり大野さんの踊りはしっくりとくるなと思いました。この動画は過去に何度も何度も見たものですが、やはり今でも好きです。

他にもこのようなものも。

この動画の中で大野さんが語っておられることを書き出してみました。

特にテクニック、構

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木星と土星の狭間

木星と土星の狭間

今日、家人とあれやこれやと話していたときに、僕はどちらかというと脳天気で、やりたいと思ったことを直観的にああだこうだと話すことが多いのですが、家人はそのためにはこうでないといけないという具合に、現実的な視点から物事を見るので、楽観的に思いつきを話している僕としては、ときに冷や水をかけられるような気持ちになることがあります。

今日もそんな感じの流れになったときに、ふっと思いついたのが、僕のこの発想

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ゼロから立ち上がるということ

ゼロから立ち上がるということ

昨日、河原で歩行の稽古をしながら、あれやこれやと浮かんできて、それをツイートしていたんだけど、それに呼応するかのような最上さんのツイートを読みながら、それまで整理できていなかったことが、だんだん整理できてきました。

Twitterありがたいです。

今日も歩行のひとり稽古をしながら、繰り返すことでできてくる軸の変化を感じながら、これもまた一回更地から始めるということの意味だなと思ったりもします。

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意識進化とは? 思考としての愛!

意識進化とは? 思考としての愛!

こちらは数日前に公開されたヌースサロンのミニクリップです。

川瀬統心さんが半田広宣さんにオコツトの話を聞くというような形の新しい企画だそうで、なかなかおもしろそうです。今回は初回ということで、オカルト、超能力、スピリチュアルなど、雑誌「ムー」的な話もされていて、のっけから興味深いです。

「超能力は奇形である」と、オコツトも言っていたというような話から始まり、スピリチュアルもほとんどは我欲やんと

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四次元空間は非物質空間

四次元空間は非物質空間

このYouTube動画、なかなかいい線いってるなと思って見ました。

四次元空間は非物質空間であり、そこにいるのは意識であるということですね。我々の意識は四次元であるということをきれいに説明してくれていると思います。

ここまでは、この話と基本的には同じです。

しかし、この先、この人は10次元、11次元から射影されてきた影が意識であり肉体であるので、まだまだ上がいっぱいあると捉えていますが、その

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ヌーソロジーの歩き方と世界観のまとめ

ヌーソロジーの歩き方と世界観のまとめ

こちら、HUE lab.さんが昨日アップされたばかりの、ヌーソロジーの紹介動画です。どんなかなと思って見てみたら、とってもわかりやすく整理されてて驚きました。

どうしてもむずかしくなりがちなヌーソロジーですが、エッセンスを損なうことなく、概要がわかりやすく語られていて、押さえておくべき大事なポイントもしっかりと網羅されています。

多くの人の目に触れたらいいなと思い、こちらでもシェアしておきます

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思考の呪いを思考で剥がす

思考の呪いを思考で剥がす

知る人ぞ知る、小野満麿さんのこちらの動画。たくさんのヒントが散りばめられていて、感動ものでした。どんだけ愛キュー高いんだとうなってしまった。そしてその存在の位置というか、どこから世界を見ておられるのかということが伝わってきて、うるうるしました。

籠(カゴ)の語源はカーゴではなく、666と5と6と7と369と、そこになぜ塔が出現するのかをさらっと示した上で、トンネルに入る時には出るものもいるとの展

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