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情緒が安定しない

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最近の記事

中流家庭が子どもを私立中に入れると色々大変である

子どもとは、かつての私のことである。 中流家庭出身、公立小学校時代の習い事は塾のみ。 趣味と言えるものはゲームと漫画。 中学受験しない友達と公園で遊ぶのが日課だった。 中学受験で進んだ私立中学校は、別に進学校だったり特別お金持ちが受験するような学校ではなかった。 だからこそ選んだ学校だった。 けれど、それでも公立小学校とは世界が違った。 特に付属小学校からエスカレーター式に入学してくる子どもたちは明らかにお金持ちの子どもだった。 当たり前か。 お金持ちのイメージと言えば

    • 「できない自分」でもいいんだって思える子になってくれたら嬉しい

      うちの夫の母親、つまり義母の愛情は海より深い。 母親に愛されて祖父母や兄弟に囲まれて育った夫は、芯の強い人間だ。 ちょっと無神経で自己中でガサツで時間や期限にルーズでだらしないけど、平和主義で愛情深くて優しい。 「他人は他人、俺は俺」の思想がいつでもブレない。 人目を全く気にしない(おしゃれはたまに謎に気にしている)。 できないことがあっても「だから?」という感じ。 できる人は素晴らしい、できない俺も素晴らしい。 できるできないが人間の価値を決めるわけじゃないし。 そんな

      • 成り行き的に地上波テレビなし育児になった

        引っ越しに伴って地上波デジタル放送を受信するためには、アンテナの設置工事が必要になった。 その見積もり金額、5万円。 5万円かぁ…。 ちょっといいギターが買えそうだなぁ。 おしゃれっぽい照明も買いたいんだよなぁ。 その頃ちょうど古いテレビが壊れてしまい、AndroidTV(チューナーレスにする勇気がなくて地上波も見れるやつ)に買い替えたところだった。 何となくでかいテレビが富の象徴(?)みたいな時代があったと思う。今もそうかな。 置ける最大サイズを置くべきであるみたいな

        • プリキュアになれないことを知っている娘、ついに卒業

          親である私は、セーラームーンや怪盗ジャンヌ、おジャ魔女ドレミとか変身する系のアニメが大好きだった。 なりきりコスチュームに、ピーリカピリララのあの虹色の玉の入ったステッキ! ジャンヌのクロス、CCさくらのステッキ…! ああ〜〜〜可愛い そういう系のおもちゃをホイホイ買ってもらえる家庭ではなかったので、憧れだけは特大だった。 毎週のアニメが楽しみで仕方なかったし、アニメ絵本みたいなのも大好き。 今思い出しても可愛くて切なくなる。 正直欲しい。 なんだけど、プリキュアを一

        • 中流家庭が子どもを私立中に入れると色々大変である

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        • 成り行き的に地上波テレビなし育児になった

        • プリキュアになれないことを知っている娘、ついに卒業

          私は子供を愛してる演技をしてるだけの毒親である

          私は貶されて育った毒親。 自分のことが大嫌いな割に、自分のことしか考えていない。 娘は頭は悪くないけど、控えめで繊細。 意地悪をしたり嘘をついたりすることはない。 1人で運動をするのは嫌いじゃないけど、人が見ていると途端にやりたがらなくなる。 真面目で几帳面で正義感があってちょっと見栄っ張り。 友達は穏やかな子たちが少し。 外ではあまり喋らないので、先生に忘れ去られているようなタイプ。 娘に、私は毎日「大好き」「可愛い」「いいじゃん」「素敵」「大丈夫」「なるほどね〜」「

          私は子供を愛してる演技をしてるだけの毒親である

          子どもに児童書を読ませる必要って特にないと思う

          読書感想文。 読書カード。 夏休みの推薦図書。 おすすめの本を友達に教えるカード。 本本本。 本を読めと大人は子供たちに言う。 私はそれに従い、本を浴びるように読んできた。 学童期にはゾロリから始まり長靴下のピッピ、大どろぼうホッツェンプロッツ、モモ、ナルニア国物語、ハリーポッター、マーリンなど、他にも諸々。 複数巻あるものは全巻読んでいる。 海外の児童書は翻訳されるだけあって面白い物が多い。 日本の児童書は…ギブアップしたものも多数。 思春期には京極夏彦の単行本(厚

          子どもに児童書を読ませる必要って特にないと思う

          元オタクだからこそ我が子をオタクにしたくない

          私は元オタクである。 正確に言うと、漫画を読んだりイラストを描いたりするのがとても好きだった。 一方でアニメや声優、グッズ、ミュージカル、キャラソン等には全く興味がなかった。 一般人の尺度でいえば充分オタク、 オタクの尺度で言えばそうでもないという感じだ。多分。 アニメオタクではなかったが、臆病な自尊心と尊大な羞恥心によりあまり普通の友達ができなかったので、 中学校からはアニオタグループ(古い?)に属するしかなかった。 アニメイトでテンション爆上げになる友達に合わせて楽

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          100均でリコーダーが買える時代で良かった

          オチのない雑記です。 音楽の素養のない子どもだった私にとって、音楽の授業というのは小学校時代から苦痛だった。 特にリコーダーの授業が嫌だった。 こんなもの(失礼)吹けて何になるのか。 プリントの五線譜に先生の言う通りに「レソド…」などと鉛筆で書き込んでひたすら練習する。 先生の手拍子の音が教室に響き渡る。 拍子通りじゃなくたっていいじゃん。 別に好きな曲でも何でもないし。 大体何だこの曲…。 あっ、また間違えた。 ここの指遣いってなんだったっけ。 あーもう!面倒くさい!

          100均でリコーダーが買える時代で良かった

          最近、苦しまずに死ねたらいいのにと思うことが増えた

          ここ2年くらいまでは、積極的に死にたいと思うことはなかった。 けど、去年ぐらいからふと「あ、死にたいな、でも苦しいのは嫌だな」と思う頻度が増えてきた。 PMDDが悪化してきたのを感じるんだけど、 どうせこれ以上子供も産まないのに産婦人科に行ってあの内診台に乗るのが嫌で受診していない。 この2年、お腹は減るけど食べ物に対して「おいしそう」「食べたい」とどうしても思えず困っている。 空腹状態を放置すると低血糖になり手が震えたり意識が遠くなって生活に支障が出るので、 予防のために

          最近、苦しまずに死ねたらいいのにと思うことが増えた

          音楽好きな音感ない人間が学校の音楽教育について考えてみる

          私には音感がない。 それを思い知らされたのは中学時代。 変に熱心な音楽の先生に当たってしまった。 音楽の授業で、先生がピアノをポーンと一音鳴らす。 「はい、この音は何の音?山本〜」 指名された山本が 「レです」と答えた。 「正解!じゃあ次の音〜」 いやいやいやいや。分からないって。 山本すごくね????? それから次々と指名されて音名を言い当てていく生徒たち。 いや何でだよ。 当てられた私は、当然答えられなかった。 今思えばピアノを習っていた子達が多かったから、絶対音感がな

          音楽好きな音感ない人間が学校の音楽教育について考えてみる

          人格否定されてきた人間が褒める育児について考えてみた

          保育園でも言われたし本にも書いてあるしネットにも載っている「子どもを褒めましょう」。 褒めて愛情を伝えて自己肯定感を育てましょう。 褒められた子どもは自信を持ってさまざまな事に挑戦できるようになっていきます。 そうですか。 じゃ、私の褒めが愛情が足りなかったのかな? うちの子どもは、結構自信がない子。 赤ちゃんの頃から臆病で人見知りで他の子どもを怖がり、歩き出すのも遅かった。 超高速はいはいを長ーく見守っていた。 何でもたくさん褒めてきたつもりだった。 あまり運動神経のい

          人格否定されてきた人間が褒める育児について考えてみた

          元ゲーム依存(?)女が考える、子どもとゲームと親の在り方について

          幼児用テレビゲームの元祖であるピコ。 たまごっち、デジモンの万歩計。 ポケットピカチュウ、略してポケピカ。 ポケットステーション、略してポケステ。 そして初代、カラー、アドバンスのゲームボーイ。 64、ゲームキューブ、PS1、2。 マリオ、カービィ、ポケモン、スマブラ、スタフィー、どこでもいっしょ、その他何だかよく分からないキャラクターもの。 筆者は幼児期から学童期にかけてこれらのゲームやそれに付随するソフトたちを与えられて育ってきた。 記憶にないだけで、細々とした名もなきゲ

          元ゲーム依存(?)女が考える、子どもとゲームと親の在り方について