【ダイエットインストラクター奮闘記】悪戦苦闘だった初めてのダイエット指導
こんにちは、ダイエットインストラクターのあまたつです!初めて担当したダイエット指導が終わったので赤裸々に語っていこうと思います
2021年の夏にダイエットインストラクターの資格を取得して、10月から病院のリハビリプログラムで知り合った女性をダイエット指導することになりました。
食生活の乱れから体重が増える傾向で困っていたというのがダイエット指導の始まりでした。
初めての指導ということで手探り状態でやることになりました。
ダイエット指導の初回は早く痩せる成功体験をしてほしいと思い『太る要素チェック』というカウンセリングをしました。
生活習慣などをアンケート方式で◎、○、△、☓で答えてもらいさらに詳しい内容の掘り下げを行いました。生活習慣の見直しはダイエットの基本になります。また食生活修正ノートを取ってもらうようにアドバイスしました。
食生活修正ノート(食生活ノート)では日頃の食生活を見直すのに役立ちます。大まかに栄養素別にマーカーで色分けして糖質を徐々に減らしていきます。
食生活ノートを取ってもらい、指導として食事を和食に変えるアドバイスしていました。
そのおかげか2週間で2.5キロ痩せるなど効果はありました。この時は凄く嬉しかったのを覚えています。
しかし2週間経過したら直ぐに体重が戻ってしまうことが課題でした。
2週間で痩せては、また2週間で太るというサイクルを繰り返していました。「なんで痩せれるのにすぐ太るのか。2.5キロのマイナスに心の奥には満足していて緩んでしまうのか」など考察する日々でした。
また夜遅くに強い食欲に襲われるため太りやすい夜遅くに食事をしてしまうのが原因だったり、昼近くに起きてしまい朝ご飯を食べない日があったり食事リズムが課題でした。
クライアントの女性は働いていなかったため朝早くから起きるという習慣はありませんでした。
アドバイスしてもなかなか生活習慣の大幅な変更は慣れておらず負のサイクルから出られずにいました。
そのためコーチングを勉強して答えを引き出す指導法に変えようと思いました。コーチング技術をダイエットに応用してみようと試みました。
この本を熟読してコーチングスキルを高めていきました。『答えは全て相手の心の中にある』という文が印象に残っていています。
実際にメンタルコーチングは劇的に向上しました。他の女性にやってみましたがモチベーション管理に活用できると実感しました。
対策を一緒に探してみようと思っていましたが女性が食事ノートを書くのが負担になってやめてしまったり、コロナが流行っていたので会うのをやめてしまい指導ができずにいました。
「痩せる手伝いをしたいけどコーチングできなきゃどうしようもないじゃないか」と思いました。
その時はどうにもならない状況にストレスを感じました。
ただ悪いことばかりではなく体重はマイナス2.5キロをウロウロしていましたが、女性のメンタルは向上していきました。
「体重減ってないけどウエスト3cm減った!」などプラス思考で考えるようになりました。また家に引きこもりがちだった女性はデイケアに行きたい!など行動的になっていきました。
朝ちゃんと起きるには日光に浴びることが大事と勉強で分かりました。日光がセロトニンを増やし、睡眠に関わるホルモンのメラトニンが増えることで眠りやすくなり、朝起きるリズムが整うと知りました。
日光に浴びたほうがいいとラインしたら年を越してから散歩をするようになり、朝早くから起きられるようになり、安定して朝食を取るようになりました。
それからトータルマイナス3キロを達成して、今はキープできています。
正直なところ、もっとこうすればもっと体重下がるのになと分かっているのに、本格的なコーチングできないというのが辛かったです。
女性にラインで「食生活で課題とかありますか?」と聞いたら「ないかなー」と言われたのでもう僕は指導する必要はないなと感じ、指導は辞めることになりました。
指導とかじゃなく、ダイエット話で盛り上がる仲になりたいという要望もあったのでその形で収まりました。
上から目線で指導するより同じ目線の雑談の中で女性が得るものがあればなと思います。今はお互いの減量報告し合ったり、ダイエットの情報交換する仲なのでほどよい距離感です
また女性は自分に合う脂肪燃焼サプリを探して見つけたりと自分なりに頑張っていたのでダイエットは任せることにしました。
今回のダイエットの振り返りをしたいと思います。
●今回のダイエット指導でよかった点
①体重が上がりっぱなしだった状態から減量、キープの流れに持ってこれたこと
②女性から「ダイエットの話するの楽しい!」と言ってもらえてコミュケーションの不安がなくなったこと
③ダイエットの目標である『心も体も健康になる』という課題に部分的に達成したこと
●今回のダイエット指導の課題
①最初メンタルコーチングをしっかりやらなかったため曖昧なモチベーションでダラダラと体重のアップダウンを繰り返してしまったこと
②食生活修正ノートでただ記録を取るだけでなく、3ヶ月以内に改善案を自分で改善できるように食事における栄養素の取り方、減らし方をもっと指導すべきだった
③アドバイスしても本人の食生活に一部しか溶け込ませることかできなかったのです。
無理なくどういう食生活を送り痩せていくのか、質問を重ね引き出したり提案できるようになる
次のダイエットのコーチングの依頼は受けているので今回の反省を活かし、痩せるサポートをしていきたいです。
悪戦苦闘しましたが次に繋がるダイエット指導だったので得るものは大きかったです。
自分ならこう改善すれば良くなる!と思えるアドバイスでも他人がそれをやるとなると大きな負担になってしまうものだと学べました。
noteではダイエットコーチングの奮闘の過程を発信していくのでお楽しみに!