おるたねいと

35歳。これといって取り柄のない男。育休取得をきっかけに、育児の記録を残すためnoteをはじめる。 好きなことは、音楽鑑賞、ギター、お酒、コーヒー、猫。 怖いことは、腰痛、痛風、気まずい空気。 不慣れですが、どうぞよろしくお願いします。

おるたねいと

35歳。これといって取り柄のない男。育休取得をきっかけに、育児の記録を残すためnoteをはじめる。 好きなことは、音楽鑑賞、ギター、お酒、コーヒー、猫。 怖いことは、腰痛、痛風、気まずい空気。 不慣れですが、どうぞよろしくお願いします。

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初投稿。

34歳、公務員、男の初投稿。今日から育休が始まった。 誰が見ているわけでもないが、せっかくの機会なので、新米パパの記録として、ブログなるものを始めてみようと思う。 SNSの投稿も滅多にせず、昔で言うROM専の性分な私が、SNSよりもはるかにハードルの高いブログを続けられるのかは甚だ疑問であるが、思い立ったが吉日という便利な言葉の力を借りて、筆を進めてみることにする。 最近ではわりと当たり前になりつつある男性の育休だが、まだまだ男性が育休を取れない会社も少なくないと思うと

    • 疲れ切った体には創作が効く

      大変久しぶりの投稿である。 久しぶり過ぎる投稿をするにあたり、過去の記事を見返してみた。 なんと、最後の投稿から8か月が経とうとしている。記事の結びで「これからもnoteを継続していく」と大見得を切っていたにもかかわらず、気づけばこの様である。心底自分の継続力のなさに絶望するが、こうしてキーボードを叩いている時間はなんとも心地がよく、幸せを感じているのだから、人間というのはつくづく都合の良い生き物である。 もともと育休期間のあれこれを残すために始めたこのnoteだったが、

      • 3か月の育休が終わる今、父が思うこと。

        私は夏が嫌いだ。 何もしていないのに汗をダラダラかくことが嫌だし、目を開けられないほどの眩しさで迫ってくる日の光を浴びていると、白内障にならないかいつも不安になるからだ。本当は毎日サングラスをして過ごしたいが、そんなことが許されるのはこの世でタモリとATSUSHIと内田裕也だけだし、著名人でもないのにそんなことをしていたら氷のような冷たい視線を向けられ死にたくなるから、毎日我慢して生きているのだ。 私にとっては汗と共に苛立ちが身体中から溢れ出てくるような季節だが、今年の夏、そ

        • 睡眠優良児になった我が子。

          1つ前の記事で、我が子の機嫌がすぐ悪くなるということを書いた。 それから約2週間が経過し、我が子もついに生後3か月を迎えた。 この短期間でまた驚くほどの変化があったため、ここに記そうと思う。 我が子はお風呂が好きで、お湯に浸かっている間はとても機嫌が良い。 私の毛量遺伝子をしっかりと受け継いだ我が子の頭髪は、ふっさふさのもっふもふであり、ひとたびシャンプーをすれば、まるで18世紀に活躍したヨーロッパの音楽家のような佇まいになり、一瞬世界線が歪んでしまう。 シャワーで泡を流

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        記事

          日常にラジオを。

          育児というものは、すこぶる大変である。 育休も2か月が過ぎたここへ来て何を今更という話だが、何年か経ちこのブログを読み返したとき、この大変な日々を懐かしく愛おしい思い出として振り返れるよう、いまの苦労をしっかりと書き出しておこうと思う。 少し前の話になるが、育休を取る前の私は「1か月も育児を続ければあらゆる育児タスクを自在にこなし、自分の時間を取る余裕も作れるだろう」というおめでたい誇大妄想を膨らませていた。どうしようもない阿呆である。 確かに、曲がりなりにも育児を経験し

          日常にラジオを。

          酒と我が子と育休を語る。

          つい先日、我が子が生まれてから2か月を迎えた。実に感慨深いことであり、この記念すべき節目を無事に迎えられたことに改めて感謝したい。 神様、ありがとうございます。 いや、待て。古より神事において酒はセットと決まっている。酒もなしに神様にお礼申し上げるのは失礼ではないか? (熟考の末)では仕方ない。妊娠から(私は妻の妊娠後期から)今日まで酒を断っていた我々は、神聖なるしきたりに従うべく、ついに酒を解禁することにした。 無論、私と妻が無類の酒好きであることは、単なる偶然である。酒

          酒と我が子と育休を語る。

          育休父が、子育て支援センターに行ってみた話

          私の住むまちでは、子どもが生まれたすべての家に助産師や保健師が派遣され、産後の体調や子育ての悩みを相談することができる「新生児乳児訪問」という行政サービスが実施されている。 そして先日、我が家にも保健師の女性が訪問に来た。 久々の客人につき、有り余るホスピタリティを全力で披露したいところだったが、勘違い変人野郎と思われること必至であるため、はやる気持ちをクールに抑えた。私はわきまえのある男なのだ。 せっかくの機会なので、寝かしつけのことや夜間のミルク対応のこと、それから母乳

          育休父が、子育て支援センターに行ってみた話

          我が子、新生児を卒業する。

          育休を取って2週間が過ぎた。光陰矢の如しという言葉があるが、激動のこの2週間はまさにそれであったように思う。 仕事をしていた日々を思い返すと、そこそこ責任のある業務をこなし、それなりに忙しい日々を送っていた。 しかし、育児における「忙しい」というのは、仕事のそれとはかなり違う。 連続する未知の事態への対応であり、またそれが日常であるからだ。 とてつもなく早く過ぎる育児の時間感覚に私は戸惑っていたが、そんな私には目もくれず、今日もお構いなしにオギャア!オギャア!と我が子は元

          我が子、新生児を卒業する。

          ○○を制する者は・・・

          私と同世代であれば、このタイトルから条件反射的にあるマンガを想像すると思う。そう、かの有名なバスケットマンガ「スラムダンク」だ。 先日、育児の隙間時間にアニメ版のスラムダンクを(人生何度目か数え切れないくらい観たが)久しぶりに観たため、その興奮冷めやらぬままにブログを更新しようと思う。 さてタイトルの○○だが、ここに入る言葉は、「リバウンド」である。リバウンドを制する者はゲームを制す。スラムダンクを一度でも読んだこと・観たことがある人ならば、絶対に知っている言葉だろう。バ

          ○○を制する者は・・・

          育児とは鍛錬の日々なり

          ついに我が子が家に帰ってきた。初めて丸1日をともに過ごしたが、約20時間ほどの短い間の中にも様々な出来事があり、赤ん坊という未知なる生き物との攻防で得た心地よい疲労を纏いながら、このブログを更新している。 一番驚いたのは、肉体への負担が想像よりもはるかに大きいということだ。こんなことを書いていると、なんだそんなことは当たり前ではないかと、先輩パパたちの嘲笑が聞こえてきそうだが、情けない父の情けない日々を、心のままに綴りたいと思う。 もともと私は体力がある方ではなく、また、

          育児とは鍛錬の日々なり

          左肩に感じる「幸福の重さ」

          育休が始まって今日で3日が経ち、明後日からいよいよ妻と我が子が(妻の実家から)この家に帰ってくる。退院後すぐに育児生活がスタートしている妻に比べ、最近育休を取った私は完全に子育てというビッグウェーブに乗り遅れている。まずい。 「育児は最初が肝心だ。」 これは、ありとあらゆる本やSNSで言われているし、上司や友人にはじまり、意識の高い子育てユーチューバーまで口を揃えて言うのだから大方正しいのだろう。 何とかせねば。そんな焦りを抱きながら、今日は妻の実家へ赴き、育児生活のト

          左肩に感じる「幸福の重さ」