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どんな残虐非道な虐待者にも良心はあり改心できる、という世界観は、マンガやドラマをドラマチックにするセオリーだし、 それって、毒親に苦しむこどもにとって、命がけですがりつきたくなる「最高の真実」に見える。私も長年深く信じていたが…

どんな残虐非道な虐待者にも良心はある、改心できる、という世界観は、マンガやドラマなら超ダイナミックなどんでん返しで面白いし、

それって、

毒親に苦しむこどもにとって、命がけですがりつきたくなる「最高の真実」に見える。

私も長年深く信じていたが…

あれ、

マンガだから!

あれが成立するのは手塚治虫先生の素敵マンガストーリーとかドラマ小説とにかくフィクションの中だけだから!

真っ当な人は、幼少期に酷い虐待にあったからって、だからって平気で同じ酷い虐待をやり続けるって、ないんやて!

そして漫画やドラマの感動シーンのように、

長年身も凍るような恐ろしい虐待をし続けた人が、優しい人の献身的な愛情にほだされて、突然改心して、いい人に変身することなんて、無いんやて!

いや、あまりにひどすぎる環境に毒されて、常識がわからなくなって若いうち多少おかしくなるというのはあり得るよ?異常な環境で育てられるもん、それはあるよ。

それでも根本的にマトモな人ならば、自分がされて死ぬ程嫌だったことを、なんの罪悪感もなく、繰り返し繰り返し、嬉々として、大事な人に、一生やり続けるって事は「ない」。

しかもな、時がたてば、もともとマトモな人は、勝手に、ひとりでに、なおるんや…。

育ちのせいでオカシクなってたら、家出れば、治るよそりゃ。

根本的にマトモな人ならば、どんなに虐待にあって「これはふつうなんだ愛なんだ」とまで思い込まされて、その結果少々虐待者と同じような言動に毒され少々トンチンカンになっている時期はあったにしても、

例えば、虐待されたからって、自分の大切な人に虐待者と同じレベルの虐待をずっと続けるなんて絶対しない!もちろん虐待者のやったことをエスカレートさせたりし、虐待者にされた虐待をアップグレードしたりもしない!

幼少期に親に虐待されたからって同レベルの親に堕ちるわけないから!

幼少期に親に虐待されたからって虐待親にはならんし、幼少期に虐待されたからって大量殺人鬼とかにはならんよ!

(昔、アリス・ミラーという真面目な偉い精神科医が、どんな悪い人も元からそうなったわけでは無くて、幼少期にヒドイことをされたトラウマからヒドイことをする犯罪者になっただけでどんな人も中身は綺麗なのだ的な理論を展開して何冊も本を書いたし、未だにそのせいもあってそういう理論を展開しとる研究者も居られますが、現在の研究結果によると、

どうも育ちの要因よりも生まれつきの要因の方が明らかに高い って学説の方が有力なんじゃ…。)

それにさ、アリス・ミラーの学説ってさ、一見、性善説を信じている優しい学説に見えるけど、

虐待受けて親から独立してマトモな人として頑張ってるこども達にメチャクチャ失礼でしょ!!

アリス・ミラーはついにはヒトラーの幼少期まで研究して、ナチスがメタメタにユダヤ人迫害したのはヒトラーが幼少期に虐待されて愛されなかったという説をぶったてるところまで暴走しておりますが、

だからそれ、虐待されてマトモに育ったたくさんの人に失礼だろう!そして、そんな要するに

幼少期に優しくされなかったからヒトラーは悪い人になったのよ、ヒトラーのせいじゃないの、

なんてよぉ、つまり優しく育ててあげればユダヤ人は血も凍るような最悪の形で大量殺戮されなかったかもねーっていう考え方に繋がると思わない?

それってユダヤ人にも失礼だろ!ユダヤ人にも謝れッ!

知り合いにユダヤ人たぶんおらんけど、人ごととは思えん!無礼すぎる考え方じゃ!

二代続けて虐待するような最低なヤツらはなぁ、親子とも生まれつき、もともとそういうヤツだっただけじゃ!

マトモなら、どんなに狂わされていて、どんなに自分のこどもを自分の親みたいに虐待しそうな感じになりそうになっても、虐待する自分なんて正当化出来ない。

だから全力で、そうならないようになんとかする。

マトモなら、時に、虐待親に近いことしてしまっても、絶対修正していけるし、繰り返さないように絶対に踏み止まれる!

それがマトモってことだ!

「本当に弱ってて誰か分かってくれる人に気持ちを吐き出したいだけの人」と、「心の傷があるという嘘をテコにして、心の傷を癒せ!と無償の奉仕を強要し、さらには癒せば癒すほど調子に乗り力を得て、虐待をエスカレートする真性のマトモでない人」を

ちゃんと見分けようや!!!

ヤバイ虐待者ほど、被害者(!)ぶってありえないしつこい自己主張してくるから、つい虐待者の言いなりになってしまって、

「まあ!そうですか、あなたが私を虐待するのはあなたは昔から虐待されたため人を虐待するようになった

アナタはかわいそうな被害者だからヒトを虐待するのですか!

で、私の奉仕がまだまだ足りないからあなたはまだまだ私を虐待していると!

そんで、私が根気よく下僕になり、人生ささげてあなたを癒して差し上げればあなたの極悪非道がいつか治癒するですか!

じゃあ私頑張るワ!!」

と、いいなりになりそうになるけど、それ、

アホにもほどがあるでしょ!!

いや分かるよ、あなたこう言い訳するんでしょ、

「だって”癒してくれない”からって、カーテンに火を付けられたり、勤務先で大暴れして失職に追い込まれたり、包丁を振り回されたり、私を助手席に乗せたまま奇声を上げてアクセル全開で車で暴走したりするんだもん、無理ですよ、従うしかないですよ!!」

って言い訳するよね。虐待されてっからね。

正気になれよ!そこまでするやつを、癒す必要あるかよ!!!さっさと逃げろや!!!

「でも、大切な夫婦なんですよ?!親子なんですよ!?私の家族ですから私が支えないと!!」

正気になれや!

たとえ血がつながってようが入籍した後だろうが、それだけのひどいことをするヤツは

お前の家族じゃないよ!!!

搾取者であり敵なんだよ!!!

相手側が明らかに1から10まで家族にあるまじきことをしているのに、相手が

お前をほぼ社会的に死なんばかりに傷つけているのに、

口先だけで愛してる

の何の言われたからって、

なぜ自分側だけ、そいつのために、ものすごくハイレベルな家族としての義務を遂行しようとするか!!!

いいから早くにげろや!!!

異常虐待者の中にひょっとしてあるかもしれない芥子粒ほどの善意を無理やり想像して万一の可能性を信じて

人生を投げ打って、異常な虐待者に無限奉仕するエネルギーすエネルギーがあるなら

どうしても奉仕活動したいならば、

虐待者をサポートする前に、虐待被害者をサポートする事にでもエネルギーを使うのが筋だろ!!!どう考えても!!!

虐待被害者って、誰のこと言ってるか、かわかるか?

今まさにそいつに虐待されてる

お前だよ!!!

救命の原則と同じだよ!自分の安全を確保できてない人には他人など救えんし!

もちろんふつうのお母さんだって人間だし、並程度の人間なら、何時間も泣き止まない自分の赤子にイラーーっとしてたまに「思いっきり何度もぶっ叩いて黙らせてやりたい」的な殺意がよぎる時はあると思う、世のお母さんもそういう一瞬があったとか告白する話も聞く、一回くらい実際に叩いちゃうこともあるかもしれない、でも、ふつうのお母さんは、日常的に赤子が死ぬまで何度も何度もぶっ叩いて殺すまではしない…。

どっかで踏み止まれるよ。マトモならな。

そこすら踏みとどまれないようなヤツまでどうして救おうとするか?

しかも自分もまだ救えないようなヤツが!!

できるわけないだろう!!

そりゃ、無限のエネルギーと永遠の時間があればできるかもしれないよ、

でもとにかく優先順位を考えなよ!!!

(あと虐待者というのは、わざとターゲットに

「あっ…♥もう少し頑張って…もう少し頑張れば私はあなたに虐待するの止めれるかも…♥私は本当は優しい人よ…うふ♥バシィッ!!」

みたいな感じで希望を延々と抱かせて貢がせ続けるの天才なの忘れるな!)

でゆうか、

「自分のことをどんなに大切にしている人がどんなに不幸になっても全然かまわないもーん、自分の配偶者や自分の血の繋がった親子が私のデマのせいで人生崩壊して廃人になろうが死のうがどうでもいいもーん、というメンタル」

のやつが、AにBの悪口、BにAの悪口言いまくれば、簡単に共同体を崩壊してたくさんの人を廃人にできるんや!

嘘がうまいんでなくて、ただただ、常人の想像を超えているからな。

そいつの嘘がどんなに稚拙な嘘であっても

「自分を大事にしてくれる家族を地獄に追い込む人なんているわけないからつまりありえないでしょ」

って思って嘘を信じちゃうよね。ふつう。

だか、自分のこどもの幸せを道端のゴミほども願ってない親って、存在するのだ。

しかも。

愛はないが、実子を

「自分が多くを犠牲にして買った財産」

「自分の若さや青春を奪った債務者」

とみなして

「死ぬ程強く執着」

はしているし、そいつが子供にゾッとするような虐待をするときは家の中で隠れてやってこどもにも生まれた時から硬く口止めしているのもあって周囲の人にはこどもは

「過保護なまでに大切にされている」

ようにさえ見える事もある!

そういう

誰からも解ってもらえないけど実はひたすら孤独に究極の不幸の中に生きるこどもが、この世には、結構いるんじゃ!

それが毒親の子として生きるという事だ!!

毒親の「子どもを大切に思うならば決してしないような残酷な」の数々の行為に混乱していた子供時代、手塚治虫の漫画に出てくる、極悪人役の時のロックの「極悪人の中に秘められた良心」とか、ブラックジャックの「頭おかしいほどメチャクチャ悪人ぶってるけど実は理由あってのことで本当は超いい人なんです!」みたいなダイナミックすぎるどんでん返しはもう最高の感動で、マジ魂の奥底が震えたもんである。

ブラックジャックを全巻繰り返し繰り返し読み終わった後は、もう、いったいこれからの人生、何を楽しみに生きていけばいいのかとうつろな気分になるほどはまっていた。

思えば私はブラックジャックと悪人役のロックに「母のどこかにあるはずの隠された良心」を見出してしびれていたのだな....。

生死を彷徨う包帯ぐるぐる巻きのグチャグチャに潰れるような怪我人の少女に、お前の家族を皆殺しにしたのはブラックジャック」とわざと思い込ませたけどそれ、ウソだった!ふつうではとても回復できないほどの怪我だったので、リハビリを成功させるためにワザと勘違いさせて強烈な憎しみを原動力にリハビリさせたのさ!

なんて話を読むと!魂が!

魂が震えたんですよ!

中学生の私はブラックジャックに

お母さんの面影

を重ねていたんや!

いろいろな意味で気持ち悪いぞ自分!!!

とほほほ。冷静に考えてあんなシチュエーションないわな....。

この世はもっとシンプルだった。。。

ありがとう、そしてさようなら、

私の厨二病な初恋…。 

キレキレのピュルンピュルンにありがとうございます‼